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國丸 貴紀; 見掛 信一郎; 西尾 和久; 鶴田 忠彦; 松岡 稔幸; 石橋 正祐紀; 笹尾 英嗣; 引間 亮一; 丹野 剛男; 真田 祐幸; et al.
JAEA-Review 2013-018, 169 Pages, 2013/09
日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは、「地層処分技術に関する研究開発」のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は、「第1段階; 地表からの調査予測研究段階」、「第2段階; 研究坑道の掘削を伴う研究段階」、「第3段階; 研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなり、2011年度は、第2段階及び第3段階の調査研究を進めた。本報告書は、2010年度に改訂した「超深地層研究所地層科学研究基本計画」に基づいた、超深地層研究所計画の第2段階及び第3段階の調査研究のうち2011年度に実施した(1)調査研究、(2)施設建設、(3)共同研究等の成果を取りまとめたものである。
松井 一秋*; 塩沢 周策; 小川 益郎; Yan, X.
Proceedings of 16th Pacific Basin Nuclear Conference (PBNC-16) (CD-ROM), 6 Pages, 2008/10
黒鉛減速・ヘリウム冷却方式の高温ガス炉(HTGR)は、高温熱を取り出すことができ、かつ、高い固有の受動的安全性を有することから世界的に注目を集めている。特に、高温熱を利用して行う水素製造は、炭酸ガス排出量削減に代表される環境問題を解決するうえで最も有望な対策の一つとして期待されている。この観点から、我が国は水素製造を含むHTGRコジェネレーションシステムの開発を進めてきた。本報告では、我が国の高温ガス炉開発の現状について、まず、HTGRとそれを用いた水素製造が将来の水素社会の実現に不可欠な水素供給の中心的な役割を果たすことを述べ、次に、高温ガス炉開発のCEOである日本原子力研究開発機構において進めている高温工学試験研究炉(HTTR)を用いた原子炉技術開発、並びに熱化学法ISプロセスによる水分解水素製造技術の研究開発をパイロット規模及びHTTR接続実証を含めて最新の検討状況を紹介する。併せて、世界標準となる商用HTGRプラントの設計,ガスタービン技術開発の現状、さらに将来計画についても紹介する。
松井 一秋*; 蛭沢 重信*; 河本 治巳*
JNC TJ1420 2001-039, 244 Pages, 2002/02
高レベル放射性廃棄物の処分事業を推進するための枠組み法令が整備され、事業化に向けた関係機関による取り組みが進められる中、関係機関が着実に役割を果たしていく上で、核燃料サイクル開発機構(以下、サイクル機構と省略)は自らが進める地層処分研究開発関連分野の動向を十分把握しておくことが必要となっている。今年度は、以下の2つの課題を設定して調査分析を行うとともに、関連する最新動向を取りまとめた。1.地層処分概念に関連する情報の調査高レベル放射性廃棄物処分に関しては、国際的な専門家の評価を踏まえて、地層処分を中心にした研究開発が進められてきたが、1990年代に入り、地層処分に対する社会の認知・受容を目的として、地層処分の実施に柔軟性を与えるために進めている研究や議論の進捗に着目して、これらの意義や評価に係る背景情報を調査・整理した。(1)核種分離変換技術の進捗と国際評価(2)回収可能性に関する各国の取組状況と進展(3)国際共同処分場に関する動向と評価(4)意思決定に係る国際的な評価と教訓2.地下研究所に関する社会的側面の調査サイクル機構による地層処分研究開発成果報告書「第2次取りまとめ」では、場所を特定しないサイト・ジェネリックな研究成果がまとめられ、次の段階として場所を特定したサイト・スペシフィックな研究開発の進展が期待されている。今年度は、昨年度実施した広報戦略実施の支援調査結果およびサイクル機構が進める地下研究施設計画を念頭に、各国の地下研究施設計画を巡る社会的対応側面の具体的な事例を調査・整理し、比較検討を行った。対象はスウェーデン、フランスおよび米国における地下研究施設の事例とし、合わせてスウェーデン、フィンランドおよび米国のサイト選定状況も最新動向を取りまとめた。(1)地下研究施設の目的および仕様の整理(2)社会的対応の実施体制とアプローチ(3)事例の概要と特徴の分析
松井 一秋*; 蛭沢 重信*; 河本 治巳*
JNC TJ1420 2001-002, 194 Pages, 2001/02
核燃料サイクル開発機構が、第2次取りまとめ以降の研究開発において直面する課題にどのように対応するか、また、これまでの成果を効果的に普及するためにどのような活動を実施していくべきかという側面から、それらに関連する背景情報の調査を行うこととし、今年度は大きく以下の2つの課題を設定して調査分析するとともに、関連する最新動向を取りまとめた。1.地層処分概念に関する調査・分析高レベル廃棄物処分方策として、主要な原子力発電国では地層処分を選択している。1990年代に入り社会的な認知・受容を推進するために地層処分の実施に対して柔軟性を持たせる方策が先進諸国で検討されるようになってきたが、これらの議論から、以下に着目して調査・整理を行った。(1)廃棄物処分の可逆性(REVERSIBILITY)、回収可能性(RETRIEVABILITY)、及びモニタリング(MONITORING)に関する諸外国の検討と目的、国際的評価(2)長期貯蔵の考え方と有効性の考察、国際的評価(3)国際処分場計画の位置付けと役割の考察、国際的評価2.収集した各国の教育素材に関する分析・調査処分の実施までにはまだまだ長い年月が見込まれていることからも、若い世代に原子力や廃棄物処分に対する関心を持ってもらうための手段を検討することは極めて重要である。地層処分研究開発の広報の戦略的実施に係る調査として、前年度に海外の放射性廃棄物関連機関を中心に収集した、原子力エネルギー/放射性廃棄物に関連した教育素材を選択・抽出してその内容を以下の項目で詳細に調査・分析し、日本で取り組む際の教訓としてまとめた。(1)各国の原子力/廃棄物関連機関が持つ教育素材の考え方・位置付け・効果(2)収集した各国の特徴的な教育素材の選定およびその詳細な分析(3)各国の教育素材の特徴の比較と日本への適応性検討
松井 一秋*; 村野 徹; 蛭沢 重信*; 河本 治巳*
JNC TJ1420 2000-007, 241 Pages, 2000/03
核燃料サイクル開発機構(以下、機構という)は、地層処分研究開発の中核推進機関として、研究開発の成果の第2次取りまとめを西暦2,000年前までに行い、国民の理解と信頼を得るべく公表する計画を進めて来た。本評価取りまとめは、機構の第2次とりまとめにおいて予定されている「地層処分の背景」の作成にあたり、背景資料をまとめることを主目的に実施したが、取りまとめスケジユールを考慮して今年度は業務を2フェーズに分けて行った。1.[第1フェーズ」地層処分コンセプトの背景に係わる評価・昨年度までに調査・収集した情報及び諸外国の最新の動向等に基づいて内容の整理・取りまとめを行い、「第2次取りまとめ」別冊に反映可能な素案の最終版を作成した。(中間報告書)2.〔第2フェーズ]今後さらに必要になると考えられる個別の課題についての情報を収集・整理した。今年度は以下の2課題を設定し、分析・評価を進めた。(1)海外主要国の原子力/放射性廃棄物に関する学習教材と教育戦略の収集・調査海外主要国の廃棄物関係機関及び原子力学会を対象に、放射性廃棄物関連の教材と各国の教育方針に係る調査を行い、教材を収集するとともにその活用の概要をまとめた。(2)高レベル放射性廃棄物地層処分への代替方策:各国で検討された方策とその現状海外主要国および国際機関で検討されてきた地層処分代替策について、歴史的経緯と長期貯蔵の評価を含め最近の地層処分の補完策:オプションを巡る議論について文献等に基づき、調査し整理した。なお、取りまとめはタイミングが重要な意味を持つので、フェーズ1を中間報告に、また最終報告書にはフェーズ1およびフェーズ2の内容を合体してまとめた。
松井 一秋*; 村野 徹; 蛭沢 重信*; 河本 治巳*
JNC TJ1420 2000-006, 132 Pages, 1999/11
核燃料サイクル開発機構(以下、機構という)は、地層処分研究開発の中核推進機関として、研究開発の成果を平成4年9月に第1次取りまとめとして公表し、これを受け、更に技術的な信頼性を示すとともに、処分予定地選定、安全基準の策定に資する技術的拠り所とすべく、第2次取りまとめを西暦2,000年前までに行い、国民の理解と信頼を得るべく公表する計画である。第2次取りまとめは技術報告書群の色彩がつよく、限定された学術領域に係る情報の提供に主眼が置かれている。しかし1990年代に世界的な傾向として地層処分の技術的側面に加えて社会との係わりがクローズアップされてきており、一般の方々に地層処分研究開発成果を説明し、その理解をより容易にするためには地層処分のコンセプトか形成されて来た背景情報を合わせて示すことは重要であると考えられている。本「地層処分コンセプトの背景に係わる評価の取りまとめ」では、昨年度までに調査・収集した情報および諸外国の最新の動向等に基づいて、内容の整理・取りまとめを行い、第2次取りまとめで計画している背景情報の取りまとめに資するものである。具体的には、1.総論部分として高しレベル放射性廃棄物(HLW)処分問題の位置づけ、およびHLWの処分対策の考え方や安全評価の基本的事項等を実際的な面および論理的な面の両方の視点からとりまとめた。2.各論部分として、特に専門以外の人々が地層処分について考える際の疑問、懸念の中からたびたび話題になる10項目を取り上げて、事実情報の整理、専門家のコンセンサスのまとめ、国際的な議論、等の記述を中心にしたとりまとめを行った。
松井 一秋*; 村野 徹; 片野 孝*; 蛭沢 重信*
JNC TJ1400 99-024, 213 Pages, 1999/01
核燃料サイクル開発機構(以下、機構という)は、地層処分研究開発の中核推進機関として、研究開発の成果を平成4年9月に第1次取りまとめとして公表し、これを受け、更に技術的な信頼性を示すとともに、処分予定地選定、安全基準の策定に資する技術的拠り所とすべく、第2次取りまとめを西暦2,000年前までに行い、国民の理解と信頼を得るべく公表する計画である。本評価研究は、第2次とりまとめにおいて予定されている「地層処分の背景」の作成にあたり、参考になる資料をまとめることを目的に実施した。昨年度行った、国際的な場での議論に基づく専門家のコンセンサスや議論の内容及び諸外国の事例や検討例などの事実情報を中心にしたまとめ等に基づき以下の評価研究を実施した。1.地層処分が提唱され、研究開発が推進されてきた歴史を、実際的な面および論理的な面の両方の視点からとりまとめた。さらに、今日的な課題である環境問題の発生の歴史的経緯を辿るとともに、その中での高レベル放射性廃棄物(HLW)処分の位置づけ等について考察した。2.HLWの処分対策として、・長期の安全対策の概念とイメージ、・地層処分コンセプトと対策を実現するにあたって考慮すべきクライテリア、・中心的な課題の一つであるが専門以外の人々にとっては理解の難しい安全評価と性能評価について考察した。さらに、日本の政策と海外の状況についても概観した。3.特に専門以外の人々が地層処分について考える際の疑問、懸念等の中からたびたび話題になる10項目を取り上げて、事実情報の整理、専門家のコンセンサスのまとめ、国際的な議論、等の記述を中心にしたとりまとめを行った。
松井 一秋*; 丹呉 良郎*
PNC TJ4521 89-002, 317 Pages, 1989/12
廃棄物問題は、現代社会が当面している課題の一つであることは明らかである。しかし今仮に、廃棄物を放射性の廃棄物および非放射性の廃棄物との二つに分けて考えると、その両者の相違は予想以上に大きく、単純に両者を比較することは困難である。両者の比較には、共通した枠組みと共通した尺度が必要であるのに、現実には、それが存在しないからである。しかし、もう一方において、両者を含む廃棄物全体について何らかの認識を持つことは、今日の社会的要求であり、それにより、放射性廃棄物問題についての理解がより明確になることも明らかである。本調査研究では、一方の比較対象を高レベル放射性廃棄物とし、他の比較物として、主に、産業廃棄物をとりあげた。高レベル放射性廃棄物については、その長期的な安全性確保に重点をおいた体系的な管理が既に考えられている。すなわち、最終対策である処分にしても、強調されるべきものは、単純なる「地下埋設」ではなく、包括的廃棄物管理であり「処分システム」である。一方、産業廃棄物については、このような処分の概念は存在せず、単なる「埋立て処分」が対応する。そこには、高レベル放射性廃棄物処分の基本的な視点であった、長期的安全性の観点は見出せない。産業廃棄物の管理の現状は、環境問題や長期的安全性に対する認識を欠いている。それは、問題が放射性廃棄物に比し複雑である一方、より長い産業の過去の歴史と結びついている。本調査研究では、このような両者を比較する第一歩として、現状を強いて整理することなく、多くの資料に表れた産業廃棄物および環境汚染物質の実態をそのまま収集、記録した。
団野 晧文; 山崎 彌三郎; 佐藤 章一; 森山 昇; 岡本 次郎; 浜ノ上 熊男; 池添 康正; 徳永 興公; 大島 恵一*; 清瀬 量平*; et al.
JAERI-M 4446, 46 Pages, 1971/05
核分裂片による化学反応を動的に研究し、化学原子炉研究の基礎データを得るための炉内反応装置として流動ループの概念設計研究を行った。JRR-4設置を仮定し、可能な炉内放射線の場に反応器を置いた場合の、反応器の発熱、反応比率の計算を行った。反応器の除熱を考えて、冷却ガスを外側に流す外部冷却型反応器と、反応ガス自体で除熱する内部冷却型反応器を考え、それぞれの温度分布を推定した。ガス中の核分裂生成物量も評価した。更に、JRR-4炉室等を基礎に、具体的なフローシートを、ヘリウム冷却型反応器に、窒素ガスを主とする反応ガスを流すことを考えて設計した。