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論文

Effect of monomer-monomer interactions on the phase diagrams of the S=1/2 distorted diamond type quantum spin chain

岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹

Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012038_1 - 012038_6, 2016/02

 被引用回数:3 パーセンタイル:75.11(Materials Science, Multidisciplinary)

主として数値対角化とレベルスペクトロスコピー法を用いて、モノマー間相互作用と強磁性相互作用のあるS=1/2ダイアモンド・タイプのスピン鎖の基底状態相図について研究した。その結果、強磁性相互作用が強い場合には3分の1磁化プラトーが消失するこが判明した。

論文

Ground-state phase diagram of an anisotropic S=1/2 ladder with alternating rung interactions

利根川 孝*; 岡本 清美*; 引原 俊哉*; 坂井 徹

Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012039_1 - 012039_7, 2016/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:66.82(Materials Science, Multidisciplinary)

主として数値的解析法を用いて、空間的に一様で等方的な鎖方向相互作用と、交代してイジング異方性のある桁方向相互作用を持つ、異方的なS=1/2スピンラダーの基底状態相図について研究し、いくつかの典型的な場合の基底状態相図を決定した。

報告書

原子力緊急時支援・研修センターの活動(平成25年度)

佐藤 猛; 武藤 重男; 秋山 聖光; 青木 一史; 岡本 明子; 川上 剛; 久米 伸英; 中西 千佳; 小家 雅博; 川又 宏之; et al.

JAEA-Review 2014-048, 69 Pages, 2015/02

JAEA-Review-2014-048.pdf:13.91MB

日本原子力研究開発機構は、災害対策基本法及び武力攻撃事態対処法に基づき、「指定公共機関」として、国及び地方公共団体その他の機関に対し、災害対策又は武力攻撃事態等への対処において、原子力機構の防災業務計画及び国民保護業務計画に則り、技術支援をする責務を有している。原子力緊急時支援・研修センターは、緊急時には、全国を視野に入れた専門家の派遣、防災資機材の提供、防護対策のための技術的助言等の支援活動を行う。また、平常時には、我が国の防災対応体制強化・充実のために、自らの訓練・研修のほか、国、地方公共団体、警察、消防、自衛隊等の原子力防災関係者のための実践的な訓練・研修、原子力防災に関する調査研究及び国際協力を実施する。平成25年度においては、原子力機構の年度計画に基づき、以下の業務を推進した。(1)国, 地方公共団体等との連携を図った指定公共機関としての技術支援活動、(2)国, 地方公共団体等の原子力防災関係者の人材育成及び研修・訓練、(3)原子力防災に係る調査・研究の実施及び情報発信、(4)国際機関と連携を図ったアジア諸国への原子力防災に係る国際貢献。また、指定公共機関としてこれまでに培った経験及び福島事故への初動時からの対応等を活かし、国レベルでの防災対応基盤の強化に向け、専門家として技術的な支援を行うとともに、支援・研修センターの機能の維持・運営及び国との連携を図った自らの対応能力強化などに重点的に取り組んだ。

論文

Edge modes in the intermediate-D and large-D phases of the S=2 quantum spin chain with XXZ and on-site anisotropies

岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹; 鏑木 誠*

JPS Conference Proceedings (Internet), 3, p.014022_1 - 014022_7, 2014/06

XXZ異方性とラージD異方性を持つS=2量子スピン鎖について、数値的対角化と密度行列繰り込み群法により研究した。その結果、中間D相ではエッジモードが現れるのに対し、ラージD相では現れないことがわかった。

論文

Exotic quantum phenomena of the spin nanotubes

坂井 徹; 岡本 清美*

JPS Conference Proceedings (Internet), 1, p.012025_1 - 012025_4, 2014/03

数値的厳密対角化と密度行列繰りこみ群による数値計算を用いて、スピンナノチューブを理論的に研究した。その結果、格子ひずみによりスピンギャップ状態からギャップレス状態への量子相転移が起きることが示された。また、カイラリティの自由度により誘起される超伝導の可能性についても議論する。

論文

Exotic magnetism of the quantum spin nanotubes

坂井 徹; 岡本 清美*

JPS Conference Proceedings (Internet), 2, p.010208_1 - 010208_4, 2014/03

S=1/2量子スピンナノチューブの磁性について、数値対角化と現象論的繰り込みにより研究した。その結果、異方性について、ギャップ相とギャップレス相の間の量子相転移が起きることがわかった。

報告書

原子力緊急時支援・研修センターの活動(平成24年度)

佐藤 猛; 武藤 重男; 奥野 浩; 片桐 裕実; 秋山 聖光; 岡本 明子; 小家 雅博; 池田 武司; 根本内 利正; 斉藤 徹; et al.

JAEA-Review 2013-046, 65 Pages, 2014/02

JAEA-Review-2013-046.pdf:11.18MB

原子力機構は、指定公共機関として、国及び地方公共団体その他の機関に対し、災害対策又は武力攻撃事態等への対処において、防災業務計画及び国民保護業務計画に則り、技術支援をする責務を有している。原子力緊急時支援・研修センターは、緊急時には、専門家の派遣、防災資機材の提供、防護対策のための技術的助言等の支援活動を行う。また、平常時には、我が国の防災対応体制強化・充実のために、自らの訓練・研修の他、国、地方公共団体、警察、消防、自衛隊等の原子力防災関係者のための訓練・研修、原子力防災に関する調査研究及び国際協力を実施する。平成24年度においては、上記業務を継続して実施するとともに、国の原子力防災体制の抜本的見直しに対し、これまでに培った経験及び東京電力福島第一原子力発電所事故への対応を通じた教訓等を活かし、国レベルでの防災対応基盤の強化に向け、専門家として技術的な支援を行うとともに、当センターの機能の維持・運営及び国との連携を図った自らの対応能力強化などに取り組んだ。なお、福島事故への対応については、人的・技術的な支援活動の主たる拠点が福島技術本部に移行することとなったため、平成24年9月をもって終了した。

論文

Haldane, large-$$D$$ and intermediate-$$D$$ states in an $$S$$=2 quantum spin chain with on-site and $$XXZ$$ anisotropies

利根川 孝*; 岡本 清美*; 中野 博生*; 坂井 徹; 野村 清英*; 鏑木 誠*

Journal of the Physical Society of Japan, 80(4), p.043001_1 - 043001_4, 2011/04

 被引用回数:41 パーセンタイル:82.12(Physics, Multidisciplinary)

おもに数値計算の手法により、オンサイト異方性と$$XXZ$$タイプの異方性を持つ$$S$$=2量子スピン鎖の基底状態相図を調べた。その結果、よく知られたハルデン相とラージ$$D$$相の間に新しい中間相があることがわかった。レベルスペクトロスコピー法により精度の高い相図を示す。

論文

Magnetization plateau of the quantum spin nanotube

岡本 清美*; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 坂井 徹; 糸井 千岳*

Physica E, 43(3), p.769 - 772, 2011/01

 被引用回数:6 パーセンタイル:27.22(Nanoscience & Nanotechnology)

3本の量子スピン鎖が結合したスピンナノチューブの磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群法によって理論的に解析した。その結果、鎖間の結合が十分に大きい場合には、飽和磁化の3分の1のところに磁化プラトーが現れることがわかった。また、鎖間の結合が非対称になる格子ひずみがある場合には、磁化プラトー形成のメカニズムが2種類あることも判明し、メカニズムの違いによる磁化プラトーの相図を得ることに成功した。

論文

Quantum spin nanotubes; Frustration, competing orders and criticalities

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 岡本 清美*; 奥西 巧一*; 糸井 千岳*

Journal of Physics; Condensed Matter, 22(40), p.403201_1 - 403201_13, 2010/10

 被引用回数:39 パーセンタイル:39.53(Physics, Condensed Matter)

スピンナノチューブについての最近の理論的研究をレビューする。特に、S=1/2 3本鎖スピンチューブに焦点をあてる。3本鎖スピンラダーと違って、正三角形のユニットセルを持つスピンチューブはスピンギャップが開いている。ハバード模型に基づく有効理論によると、このユニットセルが二等辺三角形になる格子ひずみによりスピンギャップが消失する量子相転移が起きることが予測される。このことは、数値対角化と密度行列繰り込み群による数値解析により立証された。さらに、われわれは新しい磁場誘起秩序として、ネール秩序,ダイマー秩序,カイラル秩序,不均一秩序などが生じることや、新しいメカニズムによる磁化プラトー現象が起きることも、理論的に示すことに成功した。最近合成された実際のスピンチューブ物質についても簡単にレビューする。

論文

Field induced exotic phenomena of the S=1/2 three-leg quantum spin nanotube

坂井 徹; 奥西 巧一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*; 佐藤 正寛*

Journal of Low Temperature Physics, 159(1-2), p.55 - 59, 2010/04

 被引用回数:8 パーセンタイル:35.53(Physics, Applied)

S=1/2三本鎖スピンナノチューブに対する数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群による数値解析により、この系の非対称性によって異なる二つのメカニズムにより、飽和磁化の3分の1のところに磁化プラトーが現れることが判明した。

論文

Field-induced nematic phase in the spin ladder system with easy-axis anisotropy

坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*

Physica Status Solidi (B), 247(3), p.583 - 585, 2010/03

 被引用回数:4 パーセンタイル:20.50(Physics, Condensed Matter)

磁場中の容易軸異方性を持つスピンラダー系について、数値的厳密対角化,密度行列切り込み群,有限サイズスケーリングを用いて理論的に研究した。その結果、臨界磁場よりも項磁場側で、スピン・ネマティック相が実現することがわかった。さらに、別の臨界磁場で、ネマティック相から従来の朝永・ラッティンジャー液体相への量子相転移が起きることもわかった。結合異方性と磁化による相図を数値対角化により求めた。また幾つかの典型的な磁化曲線を密度行列繰り込み群により計算した。

論文

Magnetization process of the S=1/2 distorted diamond spin chain with the Dzyaloshinsky-Moriya interaction

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 200, p.022052_1 - 022052_4, 2010/02

 被引用回数:5 パーセンタイル:82.86(Materials Science, Multidisciplinary)

アズライトと呼ばれる化合物Cu$$_3$$(CO$$_3$$)$$_2$$(OH)$$_2$$が候補物質として知られることから、歪んだダイヤモンド鎖が注目されている。この物質については多くの理論的研究があるにもかかわらず、磁化過程で観測されている大きな異方性の原因が解決されていない。この問題を解くため、われわれはジャロシンスキー・守谷相互作用を導入した歪んだダイヤモンド鎖を理論的に研究した。数値的な理論解析の結果、十分に大きいジャロシンスキー・守谷相互作用を考えれば、このモデルにより磁化過程の大きな異方性を再現することができることがわかった。

論文

Two-step quantum spin flop transition in spin ladders

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 150, p.042169_1 - 042169_4, 2009/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:72.90(Thermodynamics)

桁方向に強磁性的な交換相互作用を持つスピンラダー系の磁化過程について、数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングの手法を用いて理論的に解析した。その結果、容易軸タイプの異方性がある場合には、外部磁場によって誘起される新しい2段階スピンフロップが起きることが判明した。

論文

Field-induced incommensurate order and possible supersolid in the S=1/2 frustrated diamond chain

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 145, p.012065_1 - 012065_4, 2009/01

 被引用回数:3 パーセンタイル:53.90(Physics, Condensed Matter)

スピン1/2歪んだダイヤモンド鎖の磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングにより解析した。その結果、飽和磁化の3分の1で生じる磁化プラトーの周辺で、磁場誘起非整合秩序が起きることが判明した。また、スーパーソリッドが実現する可能性についても議論する。

論文

Quantum phase transitions of the asymmetric three-leg spin tube

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 大塚 雄一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*

Physical Review B, 78(18), p.184415_1 - 184415_11, 2008/11

 被引用回数:49 パーセンタイル:82.76(Materials Science, Multidisciplinary)

対称性の破れた構造を持つS=$$frac{1}{2}$$三本鎖スピンチューブの量子相転移を理論的に解析した。われわれは、電子系チューブに基づく新しい有効理論を提案し、広域に渡る相図を導くことに成功した。密度行列繰り込み群による詳細な解析により、正三角形の対称性に近い狭い領域でスピンギャップが出現し、対称性の破れた構造では急激に消失することが判明した。

論文

One-third magnetization plateau in an anisotropic (${it S,S'}$)=(1,2) spin-alternating chain

利根川 孝*; 坂井 徹; 岡本 清美*; 鏑木 誠*

Journal of the Physical Society of Japan, 76(12), p.124701_1 - 124701_8, 2007/12

 被引用回数:7 パーセンタイル:44.05(Physics, Multidisciplinary)

スピン(1,2)交代鎖の飽和磁化の3分の1の磁化プラトーの性質について、数値対角化と密度行列繰り込み群法により理論的に解析した結果、異方性の大きさによってプラトー形成のメカニズムが2種類あることがわかり、異方性とプラトー形成メカニズムの関係を相図にまとめた。

論文

Quantum spin flop transition in nanowire ferrimagnets

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Physica E, 40(2), p.359 - 362, 2007/12

 被引用回数:1 パーセンタイル:6.15(Nanoscience & Nanotechnology)

スピン量子数1と2の量子スピンが交互に結合した鎖状の磁性化合物ナノワイヤーマグネットの磁化過程について、数値対角化と有限サイズスケーリングを用いて解析したところ、二つの異なる朝永・ラッティンジャー液体間の相転移として新しい量子スピンフロップ転移が起きることが理論的に予測された。

論文

Field-induced incommensurate order in frustrated spin ladder

坂井 徹; 岡本 清美*

Journal of Physics; Condensed Matter, 19(14), p.145231_1 - 145231_5, 2007/04

 被引用回数:1 パーセンタイル:6.15(Physics, Condensed Matter)

フラストレーションのあるスピン1/2スピンラダー系について、数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングを用いて理論的に解析した。その結果、フラストレーションが十分強い場合には、磁場中で非整合長距離秩序を持つ新しい相が出現する可能性のあることが判明した。

口頭

Exotic quantum phase transitions in the S=1/2 three-leg spin tube

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*

no journal, , 

最近チューブ状の格子形を持つ量子スピン系、スピンナノチューブが幾つか合成された。これらは、カーボンナノチューブ同様、興味ある低次元系として期待されている。このスピンナノチューブの理論的研究の第1歩として、最も単純なスピン1/2三本鎖スピンチューブについて、密度行列繰り込み群法(DMRG)と数値的厳密対角化(ED)で解析した結果を報告する。特に、ユニットセルの三角形が正三角形から二等辺三角形に変わる格子ひずみに着目した。この二等辺三角スピンチューブでは、さまざまなエキゾティックな量子相転移が起きることがわかった。

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