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Mascari, F.*; Bersano, A.*; Woods, B. G.*; Reyes, J. N.*; Welter, K.*; 中村 秀夫; D'Auria, F.*
Proceedings of 19th International Topical Meeting on Nuclear Reactor Thermal Hydraulics (NURETH-19) (Internet), 16 Pages, 2022/03
Safety analyses have a key role for designing the mitigation strategies and for a safety review process, which are carried-out with best-estimate thermal-hydraulic system codes. Small Modular Reactors (SMRs) adopting passive mitigation strategies under development are characterized by some common features with the current reactors and by other features typical of their designs. While many of Natural Circulation (NC) have been studied, further analyses are necessary to confirm the code capability against experimental data representative of SMR phenomenology. Though different scaling methods have been developed, distortions are unavoidable in the experimental facility design. Then, scaled-down facilities are limited in scaling-up capabilities, which may affect the capability of the code to predict full-scale behavior. Therefore, in a V&V process, uncertainty related to the code scaling-up capability is still an open issue. Since the OSU-MASLWR is scaled in volume and height, this paper aims to assess the scaling-up capability of the OSU-MASLWR Reactor Pressure Vessel nodalization against NC phenomenology typical of SMR, having the OSU-MASLWR-002 single phase NC data as a base. This may give some first insights about the TRACE scaling-up capability against single-phase NC in integral type configuration.
酒井 宏典; 徳永 陽; 神戸 振作; Zhu, J.-X.*; Ronning, F.*; Thompson, J. D.*; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; 鈴木 康平*; 大島 佳樹*; et al.
Physical Review B, 104(8), p.085106_1 - 085106_12, 2021/08
被引用回数:5 パーセンタイル:30.79(Materials Science, Multidisciplinary)典型的な量子臨界金属であるCeCoInは、In元素をZn元素で少量置換することで、反強磁性を誘起できることが知られており、7%Zn置換系では、超伝導も共存する。NQRおよびNMRを用いて、微視的に電子状態を調べた結果、反強磁性はZn置換子周辺で起こり、超伝導は置換子から離れた電子状態が核となって起こり、近接効果により、バルク全体に超伝導が拡がる、という不均一性を見出した。Zn置換子周辺にある局所不均一性は、磁場をかけても残存することも見出した。
Lessux, G. G.*; 酒井 宏典; 服部 泰佑*; 徳永 陽; 神戸 振作; Kuhns, P. L.*; Reyes, A. P.*; Thompson, J. D.*; Pagliuso, P. G.*; Urbano, R. R.*
Physical Review B, 101(16), p.165111_1 - 165111_6, 2020/04
被引用回数:9 パーセンタイル:39.29(Materials Science, Multidisciplinary)近藤格子典型物質であるCeRhInは、
=31Tの外部磁場によってフェルミ面再構成を起こし、反強磁性相内において電気伝導性が顕著な面内異方性を示すことが知られている。ゼロ磁場の反強磁性秩序状態はよく理解されているが、
の強磁場によって、どのような電子状態が微視的に現れるのかは不明のままであった。
=31Tの強磁場下において、核磁気共鳴(NMR)法によって、
Inサイトのナイトシフトが変化することを見出した。また、結晶電場の磁場依存性について計算を行い、
が、4f電子軌道が交差する特徴的な磁場であることを示した。
酒井 宏典; 徳永 陽; 芳賀 芳範; 神戸 振作; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; Rosa, P. F. S.*; Ronning, F.*; Thompson, J. D.*; Fisk, Z.*; et al.
JPS Conference Proceedings (Internet), 30, p.011169_1 - 011169_6, 2020/03
半金属から半導体へクロスオーバーを示すウラン二硫化物-US
について、核スピン
をもつ
S核核磁気共鳴(NMR)法を用いて研究を行った。
S核は自然存在比0.76%しかないため、このNMR実験のために50%まで濃縮した単結晶を育成した。結晶
軸方向に外部磁場をかけて、
-US
における
S核NMRスペクトルを得ることができ、サイト同定を行った。
Haneklaus, N.*; Reyes, R.*; Lim, W. G.*; Tabora, E. U.*; Palattao, B. L.*; Petrache, C.*; Vargas, E. P.*; 國富 一彦; 大橋 弘史; 坂場 成昭; et al.
Philippine Journal of Science, 144(1), p.69 - 79, 2015/06
リン酸肥料製造工程においてリン酸からウランを抽出することができるため、このウランを燃料に用いた高温ガス炉から電気、水素、プロセスヒート等をリン酸肥料製造へ供給することによって、エネルギーニュートラルな肥料製造プロセスを構築できる可能性がある。本報告では、フィリピンにおける代表的なリン酸肥料製造プラントと原子力機構が設計した高温ガス炉(HTR50S and GTHTR300C)を組み合わせたシステムを例に、エネルギーニュートラルな肥料製造プロセスの可能性について検討した。
Mirabueno, M. H. T.*; 鳥井 真之*; Laguerta, E. P.*; Delos Reyes, P. J.*; 藤木 利之*; Bariso, E. B.*; 奥野 充*; 中村 俊夫*; 檀原 徹*; 國分 陽子; et al.
地学雑誌, 123(5), p.751 - 760, 2014/10
フィリピン、イロシンカルデラ内のIRBH-2で、深度50mのコア試料を0.5mごとに採取して記載した。泥炭質堆積物(深度約710m)から植物片の放射性炭素年代をAMS法により1.1
1.8kBPを得た。コア試料中では、ラハールと河川堆積物が多く認められた。深度12mまでは、安山岩質の河川堆積物と少量のラハールからなる。深度20
50mの間に、8枚の降下テフラが挟まっている。テフラの屈折率測定から、後カルデラ火山の活動は、安山岩質
デイサイト質が主で、流紋岩質の噴火が少量起こったことが示された。流紋岩質テフラとイロシン火砕流の岩石記載学的特徴の類似性は、後カルデラ火山の活動期でも、イロシンカルデラ起源のマグマの噴火がおこったことを示す。上位の火山性堆積物は、得られた放射性炭素年代もあわせて考慮すると、ブルサン火山複合体で唯一活動的であるブルサン火山からもたらされたものと考えられる。
酒井 宏典; Urbano, R. R.*; 徳永 陽; 神戸 振作; 鈴木 通人; Kuhns, P. L.*; Reyes, A. P.*; Tobash, P. H.*; Ronning, F.*; Bauer, E. D.*; et al.
Physical Review Letters, 112(23), p.236401_1 - 236401_5, 2014/06
被引用回数:7 パーセンタイル:47.25(Physics, Multidisciplinary)Si核を完全濃縮したURu
Si
単結晶を用いて、
Si核核磁気共鳴(NMR)を行い、「隠れた秩序」(HO)状態と隣接する磁気相について微視的に調べた。極低温0.4Kで、HO相内22T付近にNMRシフトの異常が見られ、この磁場でフェルミ面不安定性があることを確認した。さらに、磁場をかけるとNMRシフトは顕著に増大し、臨界磁場
35.6TのHO相の終焉と共にNMR信号は突然消失した。しかし、
以上の温度4.2Kで、HO相に隣接する磁気相のNMRスペクトルを測定できた。このスペクトル形状は、この磁気相の構造がイジング異方性をもつウランの磁気モーメントが並んだものによることを示している。
Bauer, E. D.*; Yang, Y.-F.*; Capan, C.*; Urbano, R. R.*; Miclea, C. F.*; 酒井 宏典; Ronning, F.*; Graf, M. J.*; Balatsky, A. V.*; Movshovich, R.*; et al.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 108(17), p.6857 - 6861, 2011/04
被引用回数:39 パーセンタイル:82.21(Multidisciplinary Sciences)強相関電子系CeCoIn
を例に、不均一な電子状態を例示する。熱力学的物理量と核四重極共鳴測定とを組合せて超伝導状態を解析した。非磁性不純物(Y, La, Yb, Th, Hg, Sn)の置換によって、Kondo格子の不完全性に由来する『スイスチーズ』様の不均一な電子状態を作り出すことにより、局所的に超伝導を抑制できる。一般近藤格子における物理を理解するには、この不均一な電子状態を考察する必要がある。
Mounce, A. M.*; Oh, S.*; Mukhopadhyay, S.*; Halperin, W. P.*; Reyes, A. P.*; Kuhns, P. L.*; 藤田 和博*; 石角 元志; 内田 慎一*
Nature Physics, 7(2), p.125 - 128, 2011/02
被引用回数:8 パーセンタイル:49.58超伝導磁束が電気的に帯電され特に高温超伝導体で増大されることが予言されている。ホール効果と核磁気共鳴(NMR)の実験は渦核での電荷の蓄積の存在を示唆するがその効果は小さくて解釈は論争の的となっている。ここでわれわれは、もしボルテックスコアに電荷が補足されるならアブリコソフ磁束格子(超伝導体の混合状態の特徴である)は十分に高い磁場で不安定になることを示す。Bi2212単結晶のボルテックスによって生成された磁場のNMR測定はそれぞれ210
程度のパンケーキ磁束を伴う、静電的に駆動された磁束格子の再構成の証拠を提供する。また、それはドーピングにより理論的な見積もりと一致する。
Mounce, A. M.*; Oh, S.*; Mukhopadhyay, S.*; Halperin, W. P.*; Reyes, A. P.*; Kuhns, P. L.*; 藤田 和博*; 石角 元志; 内田 慎一*
Physical Review Letters, 106(5), p.057003_1 - 057003_4, 2011/02
被引用回数:8 パーセンタイル:49.58(Physics, Multidisciplinary)磁性と超伝導の競合は高温超伝導メカニズムの核心であり、それは磁束コア付近で最も顕著に見られる。渦の磁性を調べるためにわれわれはNMR(核磁気共鳴)スピン格子緩和分光法に基づいた空間分解プローブを開発した。この装置を用いたアプローチによってわれわれはBiSr
CaCu
O
の磁束コアに伴うスピン密度波を発見した。それは走査型トンネル顕微鏡実験で報告された局所状態密度におけるチェッカーボードパターンと類似している。われわれはスピン変調振幅と磁束コアからの減衰長を
=30Tまで決定した。
酒井 宏典; 徳永 陽; 芳賀 芳範; 神戸 振作; Zhu, J.-X.*; Ronning, F.*; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; 鈴木 康平*; 大島 佳樹*; et al.
no journal, ,
重い電子系超伝導体CeCoInのInサイトをZnで置換すると反強磁性秩序が茨城大の横山らによって報告された。反強磁性相が消失する組成や磁場近傍において、磁化や比熱の非フェルミ液体的振る舞いが観測されている。これら置換効果を微視的に調べるため、NMRを行なった。当日は、NMR緩和率測定にもとづいて、各相の消失する組成や磁場近傍におけるスピン揺らぎについて議論したい。
酒井 宏典; 徳永 陽; 芳賀 芳範; 神戸 振作; Zhu, J.-X.*; Ronning, F.*; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; 小手川 恒*; 藤 秀樹*; et al.
no journal, ,
重い電子系超伝導体CeCoInのInサイトをZnで置換すると反強磁性秩序が、CoサイトをNi置換すると超伝導が抑制されることが茨城大の横山らによって報告された。いずれの系も超伝導相や反強磁性相が消失する組成や磁場近傍において、磁化や比熱の非フェルミ液体的振る舞いが観測されている。これら置換効果を微視的に調べるため、NMRを行なっている。当日は、NMR緩和率測定にもとづいて、各相の消失する組成や磁場近傍におけるスピン揺らぎについて議論したい。
酒井 宏典; 服部 泰佑; 比嘉 野乃花; 徳永 陽; 立岩 尚之; 山本 悦嗣; 芳賀 芳範; 神戸 振作; Reyes, A. P.*; Bauer, E. D.*; et al.
no journal, ,
-US
は常磁性のナローギャップ半導体である。本化合物の特徴は、外部磁場に強く反応する電気抵抗率である。他方、1GPa程度の圧力で強磁性が誘起されるため、強磁性不安定性をもつと考えられる。微視的に電子状態を調べるため、
S核NMRを行った。講演では、最近の実験結果を示して、本系の電子状態について議論したい。
酒井 宏典; 徳永 陽; 神戸 振作; Urbano, R. R.*; Kuhns, P. L.*; Reyes, A. P.*; Ronning, F.*; Bauer, E. D.*; Thompson, J. D.*
no journal, ,
重い電子系化合物URuSi
は常圧において、
Kで「隠れた秩序」転移を示す系で あり、超伝導転移を
Kを示す。また、1K以下の極低温下・臨界磁場
T付近で一次転移的に
は強く抑制された後、磁気秩序相が現れることが示唆されている。35T以上の温度・磁場相図は複雑であり、その詳細はわかっていない。さらに、最近の研究により、
が消失する前の22T付近にホール抵抗異常があること、ほぼ同じ極低温
磁場領域において、Shubnikov-de Haas実験から新しいフェルミ面の出現を示唆する結果などが報告されている。われわれは、米国国立強磁場研究所において、NMR観測可能な高均一静磁場を発生できるハイブリッドマグネットを用いて、
Heクライオスタットで到達できる約500mKにおけ る
Si核NMRナイトシフトの磁場依存性を測定した。NMRナイトシフトは、
Si核位置における局所磁場を観測するプローブである。当日は、最新のデータを示して、
以下 での電子状態について発表する。
酒井 宏典; 比嘉 野乃花; 服部 泰佑; 徳永 陽; 神戸 振作; 立岩 尚之; 芳賀 芳範; Rossa, P. F. S.*; Thompson, J. D.*; Ronning, F.*; et al.
no journal, ,
-US
はナローギャップ半導体として知られており、異方的な巨大磁気抵抗を示す。本系の微視的な磁気情報を得るため、
S核NMRを行った。当日は、最近得られてきた実験結果について示して、本系の磁気特性等について議論したい。
酒井 宏典; 徳永 陽; 神戸 振作; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; Rosa, P. F. S.*; Thompson, J. D.*; Ronning, F.*; Fisk, Z.*; Bauer, E. D.*
no journal, ,
-US
における微視的磁性を明らかにするために
S同位体濃縮を行い、核磁気共鳴(NMR)実験を強磁場下において行なった。当日は、強磁場NMR実験結果を示して、本系の微視的な磁気特性と電気伝導性の関連について議論したい。
酒井 宏典; Urbano, R. R.*; 徳永 陽; 神戸 振作; Kuhns, P. L.*; Reyes, A. P.*; Ronning, F.*; Bauer, E. D.*; Thompson, J. D.*
no journal, ,
URuSi
において、最低温の
22Tと
36T以上の外部磁場下で何が起こっているかを微視的に調べるために、
Si核を濃縮した単結晶試料を用いて、NMR実験を行った。その結果、
22Tにナイトシフトの異常と
36Tに向けて、臨界的に上昇していく様子を捉えた。
22Tでの全状態密度が少し変化し、
36Tで上昇してゆくことを意味している。最低温0.4K、
36T以上の外部磁場をかけ、
Si核NMR信号は消失したものの、
36T以上の一定磁場下4.2Kにおける磁気相において
Si核NMRスペクトル取得に成功した。このスペクトル形状から、可能な磁気構造について議論する。
酒井 宏典; 徳永 陽; 神戸 振作; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; Rosa, P. F. S.*; Ronning, F.*; Thompson, J. D.*; Bauer, E. D.*
no journal, ,
ウランカルコゲナイド-US
は常磁性体で、室温付近では半金属的伝導を示し、低温では90K程度の狭いバンドギャップをもつ半導体的伝導へクロスオーバーを示すことが知られ、低温において大きな磁気抵抗効果を示す。本系における微視的磁性を明らかにするために
S同位体濃縮を行い、核磁気共鳴(NMR)実験を行なった。当日は、強磁場NMR実験結果も示して、本系の微視的な磁気特性について議論したい。