検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 20 件中 1件目~20件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

ボーリング割れ目柱状図と割れ目系孔間断面図; グリムゼル岩盤試験場での事例

津田 秀典

応用地質, 55(5), p.216 - 228, 2014/12

地層処分のグラウト注入工では、高レベル放射性廃棄物の埋立てを想定した地下1000m程度までの岩盤割れ目の具体的な存在状態や集合形態を、地質調査の初期段階で限られた岩盤ボーリング調査から明らかにする必要があり、このことは基礎的な課題としてグラウト注入のモデリングや設計施工の成否にかかっている。そこで本論では実物のボーリングコアを模擬した割れ目柱状図を導入し、割れ目の断面記載から孔間・孔外にわたる割れ目の全体像を概観することを試みた。割れ目柱状図により、体系的にどこにどのような割れ目があり、それらがどのように組合さり割れ目集合帯をなしているかを示すとともに、地質・岩級との対応関係を明らかにした。調査の初期段階において、このようにしてみえてくる割れ目の全体像の提示は、後続の詳細調査解析や原位置試験に役立つと考えられる。

論文

Development of a grout database for geological disposal of high-level radioactive waste

津田 秀典; Walker, C.; 新貝 文昭*; 岸 裕和*; 油井 三和

Journal of Nuclear Science and Technology, 49(11), p.1110 - 1113, 2012/11

 被引用回数:4 パーセンタイル:31.96(Nuclear Science & Technology)

Japan Atomic Energy Agency (JAEA) has developed a grout database (GDB) comprising the latest technical data of grout materials relevant to the geological disposal of high-level radioactive waste (HLW). Currently, only newly developed grout materials of low pH cements, superfine spherical silica and colloidal silica, which are expected to provide a target pH under 11 leachate, are included in the GDB. Case examples from on-site works and laboratory based tests that have been published in the literature have been used to add construction and material details to the GDB. The GDB is available online for registered users to obtain and provide data of grout technology.

論文

Development of grouting technologies for HLW disposal in Japan, 2; In-situ grouting test program and site investigation results at the Grimsel Test Site in Switzerland

中西 達郎; 津田 秀典; 鐙 顕正*; 鵜山 雅夫*; 大西 有三*

Proceedings of 7th Asian Rock Mechanics Symposium (ARMS-7) (USB Flash Drive), p.682 - 691, 2012/10

日本原子力研究開発機構は、地層処分におけるグラウト技術の高度化研究の一環として、深部1,000m程度までの環境下での注入技術、グラウト材料がバリア材料に与える影響の評価技術、及び処分場の建設・操業時に要求される性能を考慮したグラウト材料等の開発に取り組んできた。本報告は、スイスのグリムゼルテストサイトにおいて、グラウト浸透モデルを用いて計画された原位置でのグラウト施工の実証試験結果をとりまとめたものである。同試験では、グラウト注入試験の計画立案にあたって、現地の水理地質構造を把握するために平成21年度に予備調査、平成22年度に事前調査と段階的に進められた。段階的なステップを踏むことで、グラウト注入試験を実施する最適箇所を決定するだけでなく、起こりうる可能性のある問題点を抽出しそれらを可能な限り軽減することで、グラウト浸透モデルの妥当性を評価するために必要なデータを所得することができた。

論文

地層処分におけるグラウト技術の高度化研究,1; 結晶質岩サイトにおけるグラウト実証試験に向けた事前調査

中西 達郎; 藤田 朝雄; 津田 秀典; 田中 達也*; 鵜山 雅夫*; 大西 有三*

第41回岩盤力学に関するシンポジウム講演集(CD-ROM), p.71 - 76, 2012/01

日本原子力研究開発機構は、地層処分におけるグラウト技術の高度化研究の一環として、深部1,000m程度までの環境下での注入技術、グラウト材料がバリア材料に与える影響の評価技術、及び処分場の建設・操業時に要求される性能を考慮したグラウト材料等の開発に取り組んできた。本報告は、スイスのグリムゼル岩盤試験場において、開発したグラウト材料を用いて原位置でのグラウト施工の実証試験に向けた事前調査の結果及びグラウト注入試験の試験計画をとりまとめたものである。同試験では、新たに掘削したボーリング孔から得られた幾何学的亀裂情報、透水試験及び孔-孔間での通水確認試験を通して、グラウト注入試験の試験計画に資する水理地質情報及び各種データを取得した。

論文

地層処分におけるグラウト技術の高度化開発,4; グラウト注入試験の計画立案に向けた事前調査の実施

中西 達郎; 川口 昌尚; 津田 秀典; 鵜山 雅夫*; 田中 達也*

土木学会平成23年度全国大会第66回年次学術講演会講演概要集(DVD-ROM), p.71 - 72, 2011/09

地層処分におけるグラウト技術の高度化開発では、天然バリアである岩盤の長期的変質を軽減する低アルカリ性の注入材料の開発、深度1,000m程度までを想定した注入技術の開発、グラウト材料が地質環境へ与える影響評価技術の開発を実施している。この中で、開発した材料の施工性及び湧水抑制効果(改良効果)の確認に加え、注入範囲を予測・制御するためのグラウト浸透モデルを用いた事前解析(シリーズその7参照)に基づくグラウト施工の実証試験(以下、原位置試験)を計画している。本報告は、スイス・グリムゼル岩盤試験場にて計画中の原位置試験に向けた事前調査結果から、試験エリアの水理的な連続性について報告するものである。

論文

地層処分におけるグラウト技術の高度化開発,5; 結晶質岩サイトにおける地質構造評価事例

鐙 顕正*; 田中 達也*; 橋本 秀爾*; 中西 達郎; 津田 秀典

土木学会平成23年度全国大会第66回年次学術講演会講演概要集(DVD-ROM), p.73 - 74, 2011/09

日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)は、スイスの放射性廃棄物処分実施主体である放射性廃棄物管理共同組合(Nagra)の地下研究施設グリムゼル岩盤研究所(以下、GTS)において、グラウト浸透モデル(等価多孔質媒体モデル)を用いた事前解析に基づくグラウト施工の実証試験(以下、原位置試験)を予定している。グラウト浸透モデルの構築には、特に試験エリアにおける岩盤の地質学的,水理学的な不均質性を理解し、それらの情報を適切な形で反映させた割れ目モデルを構築する必要がある。本報告では、おもにボーリング調査により得られたデータを用いて、結晶質岩サイトにおける割れ目モデルの構築のための地質構造の評価を行った事例について報告する。

論文

Frustrated minority spins in GeNi$$_2$$O$$_4$$

松田 雅昌; Chung, J.-H.*; Park, S.*; 佐藤 卓*; 松野 謙一郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*; 加倉井 和久; 蒲沢 和也*; 角田 頼彦*; et al.

Europhysics Letters, 82(3), p.37006_1 - 37006_5, 2008/05

 被引用回数:21 パーセンタイル:71.09(Physics, Multidisciplinary)

GeNi$$_2$$O$$_4$$は立方晶スピネル構造を有しており、低温でNi$$^{2+}$$モーメント($$S$$=1)が反強磁性長距離秩序を示す。(この物質は構造相転移を起こさず、磁気秩序相でも立方晶のままである。)比熱や磁化の測定により、磁気転移が$$T_{N1}$$=12.1Kと$$T_{N2}$$=11.4Kで起こることがわかっている。この逐次磁気相転移は、磁気フラストレーションに由来しているものと予想される。われわれは、中性子散乱実験により2つの磁気相における磁気構造を調べた。その結果、$$T_{N1}$$以下ではカゴメ格子面内のスピンのみが磁気秩序化することがわかった(部分無秩序相)。磁気配列は面内が強磁性的で、面間が反強磁性的である。$$T_{N2}$$以下では三角格子面内のスピンの秩序化も加わることがわかった。

論文

Spiral spin structure in the Heisenberg pyrochlore magnet CdCr$$_2$$O$$_4$$

松田 雅昌; 武田 全康; 中村 充孝; 加倉井 和久; 大沢 明*; Leli$`e$vre-Berna, E.*; Chung, J.-H.*; 植田 浩明*; 高木 英典*; Lee, S.-H.*

Physical Review B, 75(10), p.104415_1 - 104415_6, 2007/03

 被引用回数:43 パーセンタイル:81.73(Materials Science, Multidisciplinary)

CdCr$$_2$$O$$_4$$はスピネル型構造をしており、正四面体の頂上にあるCr$$^{3+}$$モーメント間に幾何学的フラストレーションが存在している。非偏極中性子回折実験を行ったところ、転移温度7.8K以下で波数ベクトル$$Q$$=(0, $$delta$$, 1)($$delta$$ $$sim$$0.09)を持つ非整合磁気構造をとることがわかった。転移点において$$c$$軸が伸びて、立方晶から正方晶への構造相転移も同時に起こっている。一次元偏極中性子回折実験により、スピンの容易軸(あるいは面)を調べたところ、容易面が$$ac$$面であることがわかった。この結果から、基本構造は$$ac$$面を容易面とするスパイラル構造であることが示唆される。さらに詳細な構造を調べるために、TAS-1に設置されたCRYOPADを用いて三次元偏極中性子解析を行った。その結果、磁気構造が単純な円形のスパイラル構造ではなく、楕円形のスパイラル構造をとっていることが明らかになった。

論文

Statics and dynamics of incommensurate spin order in a geometrically frustrated antiferromagnet CdCr$$_2$$O$$_4$$

Chung, J.-H.*; 松田 雅昌; Lee, S.-H.*; 加倉井 和久; 植田 浩明*; 佐藤 卓*; 高木 英典*; Hong, K.-P.*; Park, S.*

Physical Review Letters, 95(24), p.247204_1 - 247204_4, 2005/12

 被引用回数:140 パーセンタイル:95.25(Physics, Multidisciplinary)

ACr$$_2$$O$$_4$$(A=Mg, Zn, Cd, Hg)はスピネル型構造をしており、正四面体の頂点にあるCr$$^{3+}$$モーメント間に幾何学的フラストレーションが存在している。このフラストレーションのために構造と磁性が密接に関連した興味ある性質を示す。CdCr$$_2$$O$$_4$$において中性子回折実験を行ったところ、転移温度7.8K以下で波数ベクトル$$Q$$=(0, $$delta$$, 1) ($$delta$$$$sim$$0.09)を持つ非整合磁気構造をとることがわかった。また、転移点において$$c$$軸が伸びて、立方晶から正方晶への構造相転移も同時に起こっている。中性子非弾性散乱実験を行うことにより、Cr$$^{3+}$$モーメント間の相互作用や磁気異方性に由来したギャップの大きさを見積もった。また、磁気モーメントの$$c$$軸方向への整列を一意的に決定した。CdCr$$_2$$O$$_4$$と同様の結晶構造を有するZnCr$$_2$$O$$_4$$やMgCr$$_2$$O$$_4$$では、磁気構造が複雑でありまだ確定されていないが、Crをベースとしたスピネルでは初めてCdCr$$_2$$O$$_4$$において詳細な磁気構造を明らかにした。

論文

Radiation damages of InGaAs photodiodes by high-temperature electron irradiation

大山 英典*; 高倉 健一郎*; 中林 正和*; 平尾 敏雄; 小野田 忍; 神谷 富裕; Simoen, E.*; Claeys, C.*; 久保山 智司*; 岡 克己*; et al.

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 219-220, p.718 - 721, 2004/06

 被引用回数:3 パーセンタイル:24.89(Instruments & Instrumentation)

人工衛星は高温で長期間、放射線にさらされるため、その中で用いられる半導体素子について、放射線照射と照射中の温度との関係を評価することが重要である。本研究では、近年非常に注目されているオプとエレクトロニクスデバイスについて照射による電気特性の変化と温度との関係を評価した。評価に用いた試料は、InP基板の上に成長させたInGaAsのエピタキシャル層で作られたフォトダイオードで0.95から1.65mmの波長範囲を有したものである。照射は、2MeVの電子線を用い照射線量は、1$$times$$10$$^{16}$$ e/cm$$^{2}$$とし照射中の温度を50, 100, 200及び300度に保持し、無印加状態で行った。その結果、電子線を照射して生じる欠陥レベルが照射中の温度の上昇に伴い減少した。また、300度の照射では、光電流の低下が初期値の30%であった。これにより、放射線照射による電気特性の変化が高温照射によって回復することがわかった。本会議では、これらの実験結果について紹介し議論する。

口頭

Detailed magnetic structure of a frustrated spinel CdCr$$_2$$O$$_4$$ studied by polarized neutron techniques

松田 雅昌; 大沢 明*; 武田 全康; 加倉井 和久; Chung, J.-H.*; Lee, S.-H.*; 植田 浩明*; 高木 英典*

no journal, , 

CdCr$$_2$$O$$_4$$はスピネル型構造をしており、正四面体の頂上にあるCr$$^{3+}$$モーメント間に幾何学的フラストレーションが存在している。非偏極中性子回折実験を行ったところ、転移温度7.8K以下で波数ベクトル$$Q=(0, delta, 1)$$ ($$deltasim0.09$$)を持つ非整合磁気構造をとることがわかった。転移点においてc軸が伸びて、立方晶から正方晶への構造相転移も同時に起こっている。一次元偏極中性子回折実験により、スピンの容易軸(あるいは面)を調べたところ、容易面がac面であることがわかった。この結果から、基本構造はac面を容易面とするスパイラル構造であることが示唆される。さらに詳細な構造を調べるために、TAS-1に設置されたCRYOPADを用いて三次元偏極中性子解析を行った。その結果、磁気構造が単純な円形のスパイラル構造ではなく、楕円形のスパイラル構造をとっていることが明らかになった。発表ではその原因について考察する。

口頭

大型CIC超電導導体の素線軌跡の解析

佐藤 秀成*; 谷貝 剛*; 津田 理*; 濱島 高太郎*; 布谷 嘉彦; 奥野 清

no journal, , 

大型CIC導体では、撚り線導体をコンジットに収納する際の圧縮により、撚り乱れが発生する。この撚り乱れにより、長尺導体では長時定数成分を持った交流損失増大の例が観測された。交流損失の増大は、撚り乱れによって素線間の接触長さが長くなり、素線間接触抵抗が減少することにより発生すると考えられる。素線間の接触状況を調べるには、導体長手方向の素線軌跡に関する詳細な情報が必要となる。本研究ではCIC導体内の素線の軌跡を推定するために、製作工程を考慮した解析方法を開発した。本解析方法の妥当性を調べるために測定した素線軌跡との比較検討した。その結果、およそ1$$sim$$2mmの誤差範囲で測定と一致し、十分な精度で素線の軌跡を推測できることが可能となった。

口頭

Spiral structure of a frustrated spinel CdCr$$_2$$O$$_4$$ studied by polarized neutron techniques

松田 雅昌; 大沢 明*; 武田 全康; 中村 充孝; Leli$`e$vre-Berna, E.*; 加倉井 和久; Chung, J.-H.*; Lee, S.-H.*; 植田 浩明*; 高木 英典*

no journal, , 

CdCr$$_2$$O$$_4$$はスピネル型構造をしており、正四面体の頂上にあるCr$$^{3+}$$モーメント間に幾何学的フラストレーションが存在している。非偏極中性子回折実験を行ったところ、転移温度7.8K以下で波数ベクトル$$Q$$=(0,$$delta$$,1) ($$delta$$$$sim$$0.01)を持つ非整合磁気構造をとることがわかった。転移点においてc軸が伸びて、立方晶から正方晶への構造相転移も同時に起こっている。一次元偏極中性子回折実験により、スピンの容易軸(あるいは面)を調べたところ、容易面がac面であることがわかった。この結果から、基本構造はac面を容易面とするスパイラル構造であることが示唆される。さらに詳細な構造を調べるために、TAS-1に設置されたCRYOPADを用いて三次元偏極中性子解析を行った。その結果、磁気構造が単純な円形のスパイラル構造ではなく、楕円形のスパイラル構造をとっていることが明らかになった。

口頭

スピネル化合物CdCr$$_{2}$$O$$_{4}$$の磁気構造

松田 雅昌; 大沢 明*; 武田 全康; 中村 充孝; 加倉井 和久; Leli$`e$vre-Berna, E.*; Chung, J.-H.*; Lee, S.-H.*; 植田 浩明*; 高木 英典*

no journal, , 

CdCr$$_2$$O$$_4$$はスピネル型構造をしており、正四面体の頂上にあるCd$$^{3+}$$モーメント間に幾何学的フラストレーションが存在している。非偏極中性子回折実験を行ったところ、転移温度7.8K以下で波数ベクトル$$Q$$=(0,$$delta$$,1)($$delta$$$$sim$$0.09)を持つ非整合磁気構造をとることがわかった。転移点において$$c$$軸が伸びて、立方晶から正方晶への構造相転移も同時に起こっている。一次元偏極中性子回折実験により、スピンの容易軸(あるいは面)を調べたところ、容易面が$$ac$$面であることがわかった。この結果から、基本構造は$$ac$$面を容易面とするスパイラル構造であることが示唆される。さらに詳細な構造を調べるために、TAS-1に設置されたCRYOPADを用いて三次元偏極中性子解析を行った。その結果、磁気構造が単純な円形のスパイラル構造ではなく、楕円形のスパイラル構造をとっていることが明らかになった。

口頭

スピネル磁性体GeCo$$_2$$O$$_4$$の磁場中中性子回折

松田 雅昌; 星 武道*; 香取 浩子*; 小坂 昌史*; 高木 英典*

no journal, , 

GeCo$$_2$$O$$_4$$で見られる磁場誘起の新しい磁気相における磁気構造を明らかにするために、磁場中で粉末中性子回折実験を行った。実験は原子力機構JRR-3ガイドホールに設置された三軸型中性子分光器TAS-2で10T超伝導マグネットを用いて行った。その結果、磁場上昇とともにゼロ磁場で観測されていた磁気ブラッグ反射強度に変化が見られた。例えば、(1/2, 1/2, 1/2)反射強度は4Tまで増加するが、4T以上では徐々に減少する。このように臨界磁場である4Tに対応して反射強度の異常が観測された。この強度変化は磁気ドメインの再配列($$sim$$4T以下)と磁気構造の変化($$sim$$4T以上)の2つが関与していると考えられる。

口頭

スピネル磁性体LiCrMnO$$_4$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*

no journal, , 

スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACr$$_2$$O$$_4$$(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLiCrMnO$$_4$$のスピン相関に関する研究について報告する。

口頭

スピネル磁性体Li(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*

no journal, , 

スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACr$$_2$$O$$_4$$(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLi(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$のスピン相関に関する研究について報告する。

口頭

スピネル磁性体Li(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*

no journal, , 

スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACr$$_2$$O$$_4$$(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLi(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$のスピン相関に関する研究について報告する。

口頭

Spin correlations in a frustrated spinel antiferromagnet LiCrMnO$$_4$$

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*; 植田 浩明*; 上田 寛*; 三田村 裕幸*; 金道 浩一*

no journal, , 

LiCrMnO$$_4$$ shows an interesting behavior in magnetic field. Magnetization in LiCrMnO$$_4$$ gradually increases and saturates at $$sim$$1/2 of the full moment (3$$mu_B$$). This phenomenon is similar to the half-magnetization plateau observed in ACr$$_2$$O$$_4$$ (A: Cd and Hg), which originates from a strong spin-lattice coupling. We performed neutron scattering experiments in LiCrMnO$$_4$$4 in magnetic field up to 10 T to clarify the origin of the plateau-like state. It was found that the magnetic peak at $$Qsim$$0.6 $AA$^{-1}$$ is suppressed with increasing magnetic field although the magnetic peak at $$Qsim$$1.6 $AA$^{-1}$$ is robust. This result suggests that the saturation of the magnetization is not related with the spin-lattice coupling as in ACr$$_2$$O$$_4$$ but spins in phase 2 first align ferromagnetically in low magnetic field. This indicates that the magnetic interactions in phase 2 are relatively small, suggesting that the phase 2 is formed by further-neighbor interactions.

口頭

簡易遮蔽解析コードレビューWGの2016年活動概要,1; コード開発利用調査とアクションプラン

平尾 好弘*; 松田 規宏; 坂本 浩紀*; 河野 秀紀*; 大西 世紀*; 延原 文祥*

no journal, , 

「簡易遮蔽解析コードレビューWG」の2016年度の活動の成果を報告する。簡易遮蔽計算の利用と開発に関して、アンケートと文献調査を行い、現場ニーズと関連発表の傾向を整理した。調査から浮かび上がった課題と従前からの課題に専門家のスクリーニングをかけて、WGのアクションプランを策定した。例えば、ビルドアップ係数に関するアクションプランでは、多重層遮蔽への対応、遮蔽体後方に空気層が存在する際の対応、薄い遮蔽体への対応、遮蔽体に斜めに入射する線束への対応について検討する。

20 件中 1件目~20件目を表示
  • 1