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星 勝也; 西野 翔; 吉田 忠義; 辻村 憲雄
JPS Conference Proceedings (Internet), 24, p.011020_1 - 011020_6, 2019/01
核物質査察用装置に内蔵されていたAmLi線源を校正用線源として利用することを検討した。中性子放出率を決定するために可搬型ロングカウンタを用いてフルエンスの角度分布を取得した。中性子放出率は1.0010
n/s (
4.1% (
=2)) (2015年10月23日時点)と決定された。また、ボナー球スペクトロメータを用いたエネルギースペクトル測定によって、線源から1.0mの周辺線量当量率は、7.5
Sv/hと決定された。
三枝 純; 谷村 嘉彦; 吉澤 道夫; 吉田 真
Radiation Protection Dosimetry, 110(1-4), p.91 - 95, 2004/09
被引用回数:4 パーセンタイル:28.83(Environmental Sciences)原研・放射線標準施設棟では、加速器中性子源を利用し、実際の作業場のスペクトルに近い種々の連続スペクトルを有する校正場(スペクトル可変校正場)の整備を計画している。本校正場の必要性と、開発を進めるうえでの基本的な方針についてまとめた。また、予想される中性子スペクトルを、モンテカルロ法により計算した結果についてまとめた。
谷村 嘉彦; 吉澤 道夫; 三枝 純; 藤井 克年; 清水 滋; 吉田 真; 柴田 泰成*; 瓜谷 章*; 工藤 勝久*
Radiation Protection Dosimetry, 110(1-4), p.85 - 89, 2004/09
被引用回数:19 パーセンタイル:74.67(Environmental Sciences)日本原子力研究所放射線標準施設棟では4MVペレトロン型加速器を利用した単色中性子校正場を開発している。中性子スペクトルの評価を行い、中性子フルエンスに関するトレーサビリティを確立することにより144keV,565keV,5.0MeVの中性子校正場が構築された。
吉澤 道夫; 谷村 嘉彦; 三枝 純; 根本 久*; 吉田 真
Radiation Protection Dosimetry, 110(1-4), p.81 - 84, 2004/09
被引用回数:3 パーセンタイル:23.09(Environmental Sciences)原研・放射線標準施設棟(FRS)にはコンクリート減速中性子校正場が整備されている。この場は、コンクリート壁及びブロックで囲まれた狭い空間の中にAm-Be線源を置き、散乱中性子により種々のスペクトルを作り出す場である。この場の中性子スペクトルをボナー球(BMS),球形反跳陽子比例計数管(RPC)及び液体シンチレーションカウンタ(NE-213)により測定した。BMSの結果とRPC及びNE-213による結果はよく一致した。そこで、BMSの結果から基準線量当量率を求めた。また、基準個人線量当量率を求めるために、中性子フルエンスの入射角度分布をMCNPモンテカルロコードを用いて評価した。その結果、散乱中性子はさまざまな角度で入射しており、これを考慮すると、基準個人線量当量率は、角度分布を考慮しない場合に比べて10-18%小さくなることがわかった。
清水 滋; Zhang, Q.; 梶本 与一; 川崎 朋克; 藤井 克年
JAERI-Tech 2003-095, 52 Pages, 2004/01
国際標準化機構の国際規格ISO4037-1では、放射線防護用測定器の性能試験に用いるX線基準場が設定され、世界的に適用している。原研の現行のX線基準場は、国内の利用を前提として構築されているため国内規格に適合しているが、上記国際規格とは異なっている。このため、国際的な性能試験に対応させるため、国際規格に準拠したNarrow series, Wide series及びHigh air-kerma seriesのX線基準場を、原研放射線標準施設棟の中硬X線照射装置を用いて整備した。本論文では、整備したX線場の線質設定,各線量単位のX線スペクトル等の評価を行うとともに、上記国際規格の線質やX線スペクトルとの比較を行った。この結果、原研のX線基準場の線質は、国際規格の線質とよく一致していることが確認でき、これにより放射線防護用測定器の広範囲な性能試験を国際規格に基づいて実施できることになった。
吉澤 道夫; 遠藤 章
JAERI-Conf 2003-002, 166 Pages, 2003/03
本報文集は、2002年11月28-29日に日本原子力研究所東海研究所において開催された、第3回「最近の外部被ばく線量測定・評価に関するワークショップ」において報告された16件の講演の報文及び総合討論要旨を収録したものである。第3回目のワークショップは、「原研中性子標準校正施設の完成を契機に」を副題とし、原研が進めている加速器を用いた単色中性子校正場をはじめとした中性子線量計の校正技術,高エネルギー中性子に対する線量評価等、中性子に対する線量計測・評価に焦点をあて講演及び討論が行われた。本ワークショップにより、加速器中性子校正場及び高エネルギー中性子の線量評価に関する今後の研究開発課題を明確化するとともに、この分野の研究者間の情報交換によって研究の効率化を図ることができた。
小出 芳彦; 逆井 章; 坂本 宜照; 久保 博孝; 杉江 達夫
Review of Scientific Instruments, 72(1), p.119 - 127, 2001/01
被引用回数:39 パーセンタイル:83.88(Instruments & Instrumentation)JT-60U用荷電交換分光装置を開発した。本装置は、加熱用中性粒子ビームと完全電離炭素イオンとが荷電交換反応を行う際の発光スペクトルを分光測定し、そのドップラー拡がり、ドップラーシフト、発光強度からそれぞれ、イオン温度、プラズマ回転速度、炭素密度の情報を得るものである。本装置は以下の特徴を有する。(1)対物光学系等、JT-60U装置と直接接触する部品は、真空容器のベーキング温度である300度の耐熱性を持つと同時にディスラプションに伴う振動に耐える機械的強度を持つ(60gの加速度に耐えることを衝撃試験により確認)。(2)空間、時間に関して、十分な分解能(5cm,16.7ms)と測定点数(59空間点,900時刻点)を持つ。(3)ビームを見ない光学系の併用によりデータ処理を簡略化し、導出した物理情報が実験の方針決定に反映できる程度の高速処理を実現した。本論文では、装置の構成、較正方法、得られた空間分布データを示す。
星 勝也; 西野 翔
no journal, ,
様々な作業環境模擬中性子校正場において中性子線量計の特性試験を行い、これらを校正するための標準的な手法の確立・具体化のための検討を行った。MOX燃料施設のように、1MeV以上の領域に中性子フルエンス分布を有する校正場においては、レスポンスの値は中性子スペクトルの形状に大きく依存せず、1.00.3の範囲に収まることが分かった。また、機種ごとに中性子場の平均エネルギーの一次関数で補正することで、レスポンスは1.0
0.1と改善された。一方で、輸送キャスクの周辺のように、1MeV以上の領域に中性子フルエンス分布を有さない中性子場においては、サーベイメータによって応答の傾向が大きく異なり、2倍以上の過大評価、又は1/3以下の過小評価をするものがあり、用途に応じて特別の校正をする必要がある。
西野 翔; 海野 和重*; 吉富 寛; 深見 智代; 辻 智也; 谷村 嘉彦
no journal, ,
日本原子力研究開発機構放射線標準施設棟(FRS)では、放射線測定器の校正や特性試験を目的として、4MVバンデグラフ加速器(米国NEC製ペレトロン4UH-HC)を用いた単色中性子校正場・高エネルギー線校正場を整備している。本講演では、FRS加速器の概要や利用状況を報告するとともに、近年発生した故障・トラブルへの対応等を紹介する。