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郷 慎太郎*; 井手口 栄治*; 横山 輪*; 小林 幹*; 木佐森 慶一*; 高木 基伸*; 宮 裕之*; 大田 晋輔*; 道正 新一郎*; 下浦 享*; et al.
JPS Conference Proceedings (Internet), 6, p.030005_1 - 030005_4, 2015/06
The high-spin states in S were investigated at Tandem-ALTO facility in Institut de Physique Nucl
aire d'Orsay The
Mg(
O, 2
1n)
S fusion evaporation reaction was used to populate high-spin states in
S. The germanium
-ray detector array ORGAM was employed to measure
rays from high-spin states and charged particles evaporated from the compound nuclei were detected by a segmented silicon detector, Si-Ball. A level scheme for
S was deduced based on the gamma-gamma-coincidence analysis and
-ray angular correlation analysis. The half-life of the transition in the superdeformed band was estimated by measuring the residual Doppler shift. The deduced half-life shows the large collectivity of the band.
Li, G. S.*; Liu, M. L.*; Zhou, X. H.*; Zhang, Y. H.*; Liu, Y. X.*; Zhang, N. T.*; Hua, W.*; Zheng, Y. D.*; Fang, Y. D.*; Guo, S.*; et al.
Physical Review C, 89(5), p.054303_1 - 054303_9, 2014/05
被引用回数:5 パーセンタイル:36.43(Physics, Nuclear)タンデム加速器で88MeVにまで加速されたOビームを用いて
Yb(
O, 4
)反応を起こし、
Ptの高スピン準位を調べた。その結果、
1(ここで
は
もしくは
)配位による正パリティバンドを大幅に拡張するとともに新しく負パリティバンドを同定し、
配位を持つことを明らかにした。また、イラスト準位においてスピンの増加に伴い振動から回転へと構造変化を起こしている可能性について議論した。さらにバンド特性を明らかにするためにTotal Routhian surface計算を行った。
井手口 栄治*; 大田 晋輔*; 森川 恒安*; 大島 真澄; 小泉 光生; 藤 暢輔; 木村 敦; 原田 秀郎; 古高 和禎; 中村 詔司; et al.
Progress of Theoretical Physics Supplement, (196), p.427 - 432, 2012/10
A rotational band with five cascade -ray transitions was newly found in
Ar. The deduced transition quadrupole moment of
eb has demonstrated this band as having a superdeformed shape of
0.5. The structure of the band was discussed in the framework of cranked Hartree-Fock-Bogoliubov calculations and the assignment of multiparticle-multihole configuration has been made.
Wrzosek-Lipska, K.*; Zieliska, M.*; Hady
ska-Kl
k, K.*; 初川 雄一; Iwanicki, J.*; 片倉 純一; Kisieli
ski, M.*; 小泉 光生; Kowalczyk, M.*; 草刈 英榮*; et al.
International Journal of Modern Physics E, 20(2), p.443 - 450, 2011/02
被引用回数:7 パーセンタイル:44.78(Physics, Nuclear)安定なMo同位体のうちMoについてクーロン励起実験を行った。GOSIAのコードを用い解析を行った結果、低励起状態間の電磁遷移に関する換算行列要素を決定した。さらに、四重極和則を用い、低励起0
準位の四重極変形パラメータを導出した。得られた結果より、
Moが、基底状態(0
状態)で3軸非対称変形し、励起状態(0
状態)でプロレート変形している、変形共存核であることがわかった。
Moについて、ボーアハミルトニアンモデルを用いた計算を行った結果、このモデルが実験値をよく再現することがわかった。
井手口 栄治*; 大田 晋輔*; 森川 恒安*; 大島 真澄; 小泉 光生; 藤 暢輔; 木村 敦; 原田 秀郎; 古高 和禎; 中村 詔司; et al.
Physics Letters B, 686(1), p.18 - 22, 2010/03
被引用回数:39 パーセンタイル:87.38(Astronomy & Astrophysics)タンデム加速器からの70MeV Oビームを
Mgターゲットに照射し、
Arの高励起状態を生成した。多重
線検出装置GEMINI-IIを用いて多重
線測定を行い、
Arにおいて2
から12
までの5本の
線遷移からなる回転バンドを発見した。得られた遷移四重極モーメント1.45
0.15ebはこのバンドが超変形(長軸と短軸の比が2:1に近いラグビーボール型変形)を有することを示唆した。cranked Hartee Fock Bogoliubov計算により、このバンドの性質を調べ、多粒子,多空孔配位であることを確かめた。
藤 暢輔; 大島 真澄; 小泉 光生; 長 明彦; 木村 敦; 菅原 昌彦*; 後藤 淳*
AIP Conference Proceedings 1090, p.189 - 193, 2009/02
多くの球形核では低励起準位に3が存在する。陽子数=40と中性子数=50, 56のサブシェルにより
Zrから
ZrまでのZr同位体はほぼ球形であると期待されるが、陽子2
1
と中性子2
1
により大きな八重極集団性を持つ可能性がある。原子力機構タンデム加速器により
Zrを380MeVに加速し、セルフサポートのPbターゲットによるクーロン場により励起し、放出される
線を多重
線検出装置GEMINI-IIにより検出し、反跳粒子を位置感応型粒子検出装置LUNA-IIにより検出した。得られた実験データをGOSIAを用いて解析し、E2及びE3マトリクスエレメントを得た。マトリクスエレメントより得られるB(E3)は
Zrが大きな八重極集団性を持つことを示唆していた。
Zieliska, M.*; Czosnyka, T.*; Wrzosek-Lipska, K.*; Choi
ski, J.*; 初川 雄一; Iwanicki, J.*; 小泉 光生; 草刈 英榮*; 松田 誠; 森川 恒安*; et al.
Acta Physica Polonica B, 36(4), p.1289 - 1292, 2005/04
さまざまなビームとターゲットの組合せを用いてMoと
Mo核をクーロン励起し、これらの核の電磁気的性質を調べた。この情報は以前
Moで発見された変形共存現象を理論的に解釈するうえで、重要な実験データを提供した。
Zheng, Y.*; Zhou, X. H.*; Zhang, Y. H.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 藤 暢輔; 静間 俊行; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; et al.
Journal of Physics G; Nuclear and Particle Physics, 30(4), p.465 - 479, 2004/04
被引用回数:8 パーセンタイル:47.46(Physics, Nuclear)Tbの高スピン状態をタンデムからの
Sビームと多重
線検出装置GEMINI-IIを用いて、インビーム核分光法により調べた。励起関数,X-
-t,
-
-t同時計数,
線角分布測定を行い、
Tbの準位構造を約8MeVまで確立した。その特徴からこの核が球形核であること、またN=80奇核の系統性から2MeVまでの準位は
陽子が
Gdコアに結合した状態として解釈できることを示した。一方、2MeVより上ではイラスト状態は多準粒子配位であると解釈される。
小泉 光生; 藤 暢輔; 大島 真澄; 木村 敦; 初川 雄一; 原田 秀郎; 北谷 文人; 中村 詔司; 古高 和禎; 菅原 昌彦*; et al.
no journal, ,
安定領域で低励起状態のRu原子核は、球形(A=96, 98)から、質量が大きくなるに従い、3軸非対称な形状へと変遷していく。Ru原子核の低励起状態を系統的に調べるため、タンデム加速器施設においてクーロン励起実験を開始した。Ruのクーロン励起実験では、
Ruをビームにして鉛ターゲットに照射し、散乱粒子を位置感応型粒子検出器LUNAで、脱励起
線をGEMINI-IIで測定した。得られた散乱粒子の散乱角と
線強度の相関を、最小自乗フィティングコードGOSIAにて解析し、原子核の電磁気的性質を示すB(E2)やQモーメントなどを求めた。本講演では、実験装置,解析法,解析結果について報告する。
小泉 光生; 藤 暢輔; 大島 真澄; 長 明彦; 木村 敦; 初川 雄一; 菅原 昌彦*; 森川 恒安*; 草刈 英榮*; Czosnyka, T.*; et al.
no journal, ,
われわれは、基底状態に近い偶偶核の核構造を系統的に研究するために、原子力機構タンデム加速器施設において、多重クーロン励起実験法による実験研究を行っている。これまで、Ge, Zn, Moなどの安定な原子核について、B(E2), Qモーメントなどの電磁気的物理量を測定した。実験の結果、Ge,
Mo核で、変形共存していることが明らかになった。Ge原子核においては、質量が76-74-72と下がるに従い、球形侵入バンドの0
バンドヘッドのエネルギーが下がり、
Geで0
準位と入れ替わった。
Moでは、プロレイトと3軸非対称変形の共存現象が見つかり、
Znでは、3軸非対称変形していることが明らかになった。質量数60-100の領域に置いて多様な変形現象があることがわかった。
小泉 光生; 藤 暢輔; 大島 真澄; 長 明彦; 木村 敦; 初川 雄一; 原田 秀郎; 北谷 文人; 中村 詔司; 古高 和禎; et al.
no journal, ,
安定領域Xe原子核は、その励起エネルギーのパターンより、中性子数が減るにしたがい、集団運動的な性質から
変形不安定な原子核へと変化し、N=80で振動的に、N=82で単一粒子的になると考えられている。理論と比較してより詳細な議論を行うためには、B(E2)やQモーメントなどの電磁気的性質の知見が必要で、その測定が待たれている。われわれは、多重クーロン励起実験によるXe核の系統的な研究を開始した。今回は、
Xeの多重クーロン励起実験について報告する。実験は、原子力機構タンデム・ブースター加速器施設で行った。400.0MeVまで加速した
Xeビームを
Al薄膜ターゲットに照射した。AlはXeより軽いので、散乱されたXeビームは前方に集中する。脱励起
線を多重
線検出装置GEMINI-IIで、反跳されたAlを位置検出型粒子検出器LUNAで測定した。データ収集に粒子と
線の同時計数法を用いた。本講演では実験の詳細と解析結果について報告する。
関 有沙*; 多田 隆治*; 入野 智久*; 松崎 賢史*; 吉岡 純平*; 奈良 郁子; 他20名*; ReC23-03 members*
no journal, ,
リポジトリコア再解析プログラム(ReCoRD)は、高知コアセンター(KCC)に保管されている、過去のDSDP・ODP・IODPで採取されたコア(リポジトリコア)を活用して、通常のサンプルリクエストよりも大きなチームで組織的に研究を行うプログラムである(https://j-desc.org/record/)。このReCoRDの3番目のプロジェクトとして、「中新世日本海の古気候と古海洋(ReC23-03)」が採択され、2024年度、非破壊分析とサンプリングパーティーを実施した。ReC23-03では、現在よりも温暖であった中新世の古気候・古海洋復元を目的とし、特に(1)平行葉理が観察される堆積物に記録された短周期の気候変動、(2)10.8Maの急激な温暖化時期の日本海における海洋環境復元、の2点に着目して研究を行っている。ReC23-03では再検証・改訂した年代モデルを用いて、異なる水深から採取した上記5地点のコアを正確に対比することにより、鉛直構造まで含めた過去の海洋環境を高時間解像度で復元することを目的としている。発表では、ReC23-03に提出された20件のサンプルリクエストを紹介し、リクエスト間の協力関係や進捗について紹介する。合わせて、ReCoRDの特徴でもある、XRFコアスキャナーやX線CTを用いた非破壊分析の結果を参照しながらサンプリングパーティーを行うことで得られた利点についても紹介する。