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保障措置環境試料分析法の開発とその現状

Development of environmental sample analysis techniques for safeguards and its current status

間柄 正明  ; 半澤 有希子  ; 江坂 文孝  ; 宮本 ユタカ   ; 安田 健一郎   ; 鶴田 保博; 津田 申士; 渡部 和男; 臼田 重和; 西村 秀夫; 安達 武雄

Magara, Masaaki; Hanzawa, Yukiko; Esaka, Fumitaka; Miyamoto, Yutaka; Yasuda, Kenichiro; Tsuruta, Yasuhiro; Tsuda, Shinji; Watanabe, Kazuo; Usuda, Shigekazu; Nishimura, Hideo; Adachi, Takeo

保障措置環境試料分析法は、IAEAの「93+2」計画に基づく保障措置の強化・効率化策の有効な手法の一つで、施設の内外で採取した試料中の極微量の核物質を分析することにより未申告施設や未申告活動を探知しようとするものである。原研は、科学技術庁の要請に基づき、保障措置環境試料分析技術の開発を行っている。主要開発項目は、バルク分析技術、パーティクル分析技術及びスクリーニング技術である。バルク分析では、土壌や植物などの試料を化学処理の後、誘導結合プラズマ質量分析装置や表面電離型質量分析装置を用いて、極微量含まれるウランやプルトニウムの定量及び同位体比測定を行う。パーティクル分析では、二次イオン質量分析装置を用いてスワイプ試料中のウランやプルトニウムを含む微粒子一個一個について、それらの同位体比測定を行う。これらの核物質量は極微量であり、現在建設中のクリーンルームを備えた実験施設で行う計画である。スクリーニング技術では、核物質等によるクリーンルームの汚染を避けるため、試料搬入に先立ち含まれる核物質量を推定する。今回は、開発中の手法の紹介とその現状について報告する。

no abstracts in English

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