Dependence of volume phase transition temperature of poly(acryloyl-L-proline methyl ester) gel on hydrophobic tail length of anionic surfactants

アクリロイル-L-プロリンメチルエステルゲルの体積相転移におよぼすアニオン界面活性剤の疎水セグメントの影響

Yoshida, Masaru; Asano, Masaharu; Omichi, Hideki; Kamimura, Wataru*; Kumakura, Minoru*; Katakai, Ryoichi*

アクリロイル-L-プロリンメチルエステルのポリマーは、水中において14 $^{circ}$ Cに曇点をもち、この温度以下で水溶性ポリマーとなり、この温度以上で凝集沈澱をともなうことが知られている。このポリマーゲルは14 $^{circ}$ C付近で体積相転移を起こす。体積相転移温度はアルカンスルフォン酸ナトリウム(ASN)を含む水溶液中で処理すると変化することを見出した。すなわち、ASNは体積相転移温度を上昇させる働きをもつ。この場合、相転移を誘発させるASNの最も低い濃度は臨界ミセル濃度(cmc)と密接な関係をもつことが明らかとなった。このようなASNによる効果はメチレンセグメントの長さ、すなわち疎水効果に因るものである。

no abstracts in English

使用言語	:	English
掲載資料名	:	Macromolecules
巻	:	30
号	:	9
ページ数	:	p.2795 - 2796
発行年月	:	1997/05
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	体積相転移; 側鎖L-プロリンメチルエステル; ゲル; アルカンスルフォン酸ナトリウム

特許データ	:
PDF	:

論文URL	:	https://doi.org/10.1021/ma9613289
研究データの公開先DOI	:
使用施設	:
広報プレスリリース	:
論文解説記事 (成果普及情報誌)	:
受委託・共同研究相手機関	:

Access	:	- Accesses
Web of Science® Times Cited Count	:	被引用回数：評価・統計等のため最新の被引用回数を確認したい場合は、直接Web of Science®をご確認ください。 http://www.webofknowledge.com/wos
InCites™	:	パーセンタイル：58.03 分野：Polymer Science
Altmetrics	:

登録番号 : A19960542
抄録集掲載番号 : 47000220
論文投稿番号 : 20897

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.