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リラクサーPb(In$$_{1/2}$$Nb$$_{1/2}$$)O$$_{3}$$のフォノン観測

Phonon measurements of relaxor Pb(In$$_{1/2}$$Nb$$_{1/2}$$)O$$_{3}$$

大和田 謙二; 廣田 和馬*; 福田 竜生  ; 筒井 智嗣*; Baron, A. Q. R.*; 寺内 暉*; 安田 直彦*; 大和 英弘*; 水木 純一郎

Owada, Kenji; Hirota, Kazuma*; Fukuda, Tatsuo; Tsutsui, Satoshi*; Baron, A. Q. R.*; Terauchi, Hikaru*; Yasuda, Naohiko*; Owa, Hidehiro*; Mizuki, Junichiro

Bサイトに1:1で異種元素の入るリラクサーPb(In$$_{1/2}$$Nb$$_{1/2}$$)O$$_{3}$$(PIN)は秩序度をアニールにより制御できる。フォノン分散に及ぼす化学的秩序度の影響を調べることは、Bサイトの化学的秩序度とリラクサー発現の相関関係を調べるうえで重要である。今回、初めてフォノンの秩序度依存性を室温において測定することができた。今回、$$Gamma$$点近傍のフォノンモードは弾性散乱の裾の影響で求められなかったが、両者の30meVまでの全体的な分散関係はよく類似していた。単純立方格子を単位胞に取ると、Disordered-, Ordered-PINともに強誘電モードである横波光学モード(TO1)が$$Gamma$$点に向けて5meV程度のソフト化傾向を示しており、反強誘電体といえども強誘電不安定性を内在していることがわかった。この結果はリラクサー発現プロセスを考えるうえで重要である。

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