非晶性PFAの放射線架橋とその特性

Radiation crosslinking of amorphous PFA by -irradiation

Asano, Masaharu; Yamaki, Tetsuya; Maekawa, Yasunari; Yoshida, Masaru; Kanega, Jun*; Enokida, Takashi*

架橋構造が付与されると、耐熱性,機械的性質等、高分子材料としての諸性質が改善される。全フッ素系高分子のテトラフルオロエチレン・パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)は非晶性になると室温付近で容易に放射線架橋することがわかった。そこで、その特性を検討した。60 $^{circ}$ Cのアルゴン雰囲気下で線照射した非晶性PFAの100 $^{circ}$ C時での破断強度は、未照射系に比べて照射系で大幅な向上が確認できた。すなわち、未照射系での破断強度が0.08MPaなのに対し、160kGy, 220kGy, 440kGy照射系では、それぞれ2.0MPa, 2.6MPa, 1.6MPaになった。破断強度は220kGy照射系において最大値を示し、その値は未照射系に比べて32.5倍にまで増大した。

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使用言語	:	Japanese
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発表会議名	:	第56回高分子討論会
開催年月	:	2007/09
開催都市	:	名古屋
開催国	:	日本
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使用施設	:	コバルト60照射施設
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受委託・共同研究相手機関	:	ユニマテック

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登録番号 : BB20071278
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