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磁気テープ用球状Fe-N微粒子の偏極中性子小角散乱実験,3

A Polarized SANS study of spherical Fe-N nanoperticles for magnetic recording tape, 3

萩谷 裕之; 奥 隆之   ; 吉良 弘; 篠原 武尚   ; 鈴木 淳市; 武田 全康  ; 玉井 雄大; 加倉井 和久; 佐々木 勇治*; 岸本 幹雄*; 横山 淳*; 西原 美一*

Hagiya, Hiroyuki; Oku, Takayuki; Kira, Hiroshi; Shinohara, Takenao; Suzuki, Junichi; Takeda, Masayasu; Tamai, Yuta; Kakurai, Kazuhisa; Sasaki, Yuji*; Kishimoto, Mikio*; Yokoyama, Makoto*; Nishihara, Yoshikazu*

Fe$$_{16}$$N$$_{2}$$を主成分とする球状Fe-N微粒子は、優れた磁気記録特性を有することから、高密度磁気記録テープの新素材として研究開発が進められている。Fe$$_{16}$$N$$_{2}$$は不安定な相であるため、微粒子の表面は酸化及び焼結防止のための非磁性ラミネート層で覆われている。この表面非磁性層の厚さの最適化は、磁気テープの記録特性を最大化するうえで、重要な課題の一つである。これまでに、われわれは平均粒径20nm以下のFe-N微粒子の表面非磁性層厚さを定量的に評価することを目的として、0.1$$<$$q[nm$$^{-1}$$]$$<$$1の範囲で偏極中性子小角散乱実験を行った。得られたデータをコアシェル構造モデルを用いて解析した結果、q$$>$$1[nm$$^{-1}$$]の領域に、微粒子の表面構造を反映した特徴的な散乱プロファイルが現れることが示唆された。そこで、今回、この特徴的な散乱プロファイルを明らかにするために、表面処理方法の異なる2種類のFe-N微粒子について0.2$$<$$q[nm$$^{-1}$$]$$<$$2の範囲で、偏極中性子小角散乱実験を行った。学会では、今回得られたデータの解析結果について報告するとともに、微粒子表面構造について議論する。

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