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放射線抵抗性細菌のプラスミドを用いた新規遺伝子操作系の開発

Development of a novel genetic engineering system using a plasmid from radioresistant bacterium

佐藤 勝也; 大庭 寛史*; Tu, Z.*; 鳴海 一成

Sato, Katsuya; Oba, Hirofumi*; Tu, Z.*; Narumi, Issei

本研究では、デイノコッカス・ラジオプクナンスの小型潜在性プラスミドpUE30を用いて、放射線抵抗性細菌で使用できる新規プラスミドベクターを開発することを目的とした。決定したpUE30のDNA塩基配列情報をもとに、pUE30とデイノコッカス・ラジオデュランスの遺伝子破壊に用いられるpKatCAT3を連結し、プラスミドベクターpZT29を構築した。pZT29はデイノコッカス・グランディスと大腸菌で自律的に複製可能であることから、遺伝子操作が容易になるシャトルベクターとして利用できる。また、pZT29に外来遺伝子を挿入して、デイノコッカス・グランディスの中で、外来遺伝子を発現させることにも成功した。今回開発したシャトルベクターは、放射線抵抗性細菌のDNA修復機構の研究に有用であるのみならず、生物を用いた放射性廃棄物の浄化技術分野への応用も可能である。

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