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単結晶中性子回折装置SENJUのための検出器の開発

Development of the scintillation neutron detector for single crystal neutron diffractometer SENJU

川崎 卓郎   ; 中村 龍也  ; 坂佐井 馨  ; 藤 健太郎  ; 片桐 政樹*; 曽山 和彦  ; 及川 健一   ; 金子 耕士   ; 田村 格良  ; 大原 高志   

Kawasaki, Takuro; Nakamura, Tatsuya; Sakasai, Kaoru; To, Kentaro; Katagiri, Masaki*; Soyama, Kazuhiko; Oikawa, Kenichi; Kaneko, Koji; Tamura, Itaru; Ohara, Takashi

現在、J-PARC/MLFのBL18において新しい単結晶中性子回折装置「SENJU」の建設が進められている。SENJUには逆格子空間の広い範囲を一度に測定するために12のバンクに各3台ずつと、真空槽下部に1台の計37台(運用開始時31台)の大面積2次元検出器が設置される。われわれはiBIX用検出器の開発で培ってきた要素技術を基礎として、SENJUの性能の実現に不可欠な波長シフトファイバを用いた大面積2次元シンチレータ検出器を開発している。検出器1台あたりの中性子有感度領域は256mm$$times$$256mm(4mm$$times$$4mm/pixel)であり、これらを円筒状に配置することで試料周囲の全立体角の1/3程度を覆うことが可能である。また、SENJUはさまざまな試料環境下における物質構造研究を目的としており超伝導マグネットの導入が予定されているが、検出器にはマグネットからの漏れ磁場が光電子増倍管に影響を与えないよう対策を施すことが必須である。本発表ではプロトタイプ機の試験結果や開発の現状について述べる。

no abstracts in English

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