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炭素イオンビーム照射によって作出した高温耐性ダイズ根粒菌の生理・生化学的な特徴

Physiological and biological characterization of high-temperature tolerant mutants of ${it Bradyrhizobium japonicum}$ generated by carbon ion beam irradiation

武田 喜代子; 手島 光平; 佐藤 勝也; 鳴海 一成; 横山 正*

Takeda, Kiyoko; Tejima, Kohei; Sato, Katsuya; Narumi, Issei; Yokoyama, Tadashi*

根粒菌の生育適温は28から31$$^{circ}$$Cであり、その大部分は37$$^{circ}$$C以上では生育できないと言われている。しかし、生育適温が高くなれば、高温環境等での生育が可能になり、農業上も有用である。そこで、われわれはイオンビームを用いた微生物突然変異育種により、45$$^{circ}$$Cで5日間生残可能な菌株を9株取得した。本研究では、これら高温耐性株のコロニー形態や世代時間、共生機能等の一次的な生理・生化学的な特徴を解析し、高温耐性能との関連性の有無を検証した。9株の高温耐性株のうち、高温暴露時に高い生存率を示した上位3株は、培養5日後のコロニーサイズが野生株や他の変異株より小さく、また、そのコロニー色もピンク色を呈し、他の株等とは明瞭に区別できた。これら変異株が示すコロニーの性状変化が高温耐性能獲得と何らかの関連性がある可能性が示された。

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