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量子ビーム変異誘発機構の解明; 高効率な育種素材創成を目指して

Study of quantum beam induced mutagenesis; Development of highly effective mutation breeding techniques

日出間 純*; 寺西 美佳*; 土岐 精一*; 雑賀 啓明*; 坂本 綾子; 吉原 亮平

Hidema, Jun*; Teranishi, Mika*; Toki, Seiichi*; Saika, Hiroaki*; Sakamoto, Ayako; Yoshihara, Ryohei

イオンビームを用いた植物の突然変異誘発の研究は、原子力機構が研究拠点となり、高崎量子応用研究所のイオン照射装置(TIARA)を利用して、世界に先駆けて行われてきた。イオンビームによる突然変異体育種の特徴として、(1)低LET放射線と比較して、突然変異誘発率が高く、変異スペクトラムが広いこと、(2)1つの形質のみに変異が生じ、変異形質が安定している、等が知られている。しかし、従来の方法と同様に、イオンビーム育種においても突然変異の方向性はランダムかつ偶発的であり、また多大な労力が必要とされるため、より有効な技術が望まれていた。本研究では、モデル植物を利用して、さまざまなDNA修復系とそれが関与する突然変異スペクトラムとの関係を明らかにすることにより、これまでランダムで偶発的と考えられてきた突然変異の誘発に関して、その誘発機構を制御することにより、より効率的な育種素材を創成することを目指している。

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