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東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い放出された放射性物質の土壌中深度方向の分布状況に関する調査研究,2; 調査地域の地形及び調査地点の選定並びに深度方向の土壌分布

Investigation and research on depth distribution in soil of radionuclides released by accident of Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, TEPCO, 2; Topography of investigation area, selection of the investigation point and soil distribution in depth direction

新里 忠史 ; 佐藤 治夫; 天野 健治 ; 野原 壯  ; 岩月 輝希 ; 青木 和弘 ; 田中 真悟; 村上 裕晃 ; 杉田 裕 ; 中山 雅 ; 阿部 寛信 ; 中司 昇

Niizato, Tadafumi; Sato, Haruo; Amano, Kenji; Nohara, Tsuyoshi; Iwatsuki, Teruki; Aoki, Kazuhiro; Tanaka, Shingo; Murakami, Hiroaki; Sugita, Yutaka; Nakayama, Masashi; Abe, Hironobu; Nakatsuka, Noboru

総合科学技術会議のプロジェクトの一つとして実施した本調査研究では、土壌中の放射性物質の深度分布等を調査し、放射性物質の移行特性データを取得するとともに事故発生直後の放射性物質の沈着量を推定した。本報では調査地点選定の考え方,調査地点の地形・土壌分布を報告する。調査地点は対象となる放射性物質の存在,土地利用や道路状況及び地形/土壌種の観点から選定し、航空機モニタリングで放射性物質がプリューム状に分布する領域を主体に計11点とした。現地調査の結果、調査地点の地形は山地斜面,山麓緩斜面,段丘面及び谷底平野に区分され、山地斜面と段丘面は褐色/赤褐色の砂質土壌が分布し、そのうち、かつての田畑は有機質黒色土壌、森林の隣接地は赤色/褐色/黄褐色の粘土質土壌や黒ボク土が地下深部に分布する。一方、谷底平野と山麓緩斜面の多くは黒色砂質土壌が分布する。放射性物質の分析結果と合わせて考察した結果、粘土質土壌はセシウムを吸着する粘土鉱物が多いため高いセシウム濃度が確認されたと考えられる。有機質土壌は非有機質土壌と比較しセシウムの移行が速いため、より深い位置で放射性物質が検出されたと考えられる。以上のことから、放射性物質の深度方向における移行予測は地形/土地利用/土壌分布を総合検討することが重要である。

Investigation and research on depth distribution in soil of radionuclides released by accident of Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, TEPCO.

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