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AmO$$_2$$における磁気相転移と自己照射損傷効果のNMRによる研究

NMR study of magnetic phase transition and self-radiation effect on AmO$$_2$$

徳永 陽  ; 西 剛史; 中田 正美  ; 酒井 宏典   ; 神戸 振作  ; 本間 佳哉*; 本多 史憲*; 青木 大*

Tokunaga, Yo; Nishi, Tsuyoshi; Nakada, Masami; Sakai, Hironori; Kambe, Shinsaku; Homma, Yoshiya*; Honda, Fuminori*; Aoki, Dai*

AmO$$_2$$の低温の磁気相転移の起源は発見から30年近くたった現在も未だに謎である。帯磁率では8.5K付近で明確な異常が観測されるが、中性子やメスバウアー分光測定では磁気双極子の秩序は観測されていない。このためNpO$$_2$$と同じ高次多極子の秩序の可能性も指摘されている。今回我々は新たに$$^{17}$$O核を置換したAmO$$_2$$を準備し、それをできる限り短時間でNMR実験サイトへと運び測定を行った。これにより自己照射効果がほぼ存在しない場合の電子状態を確認することができた。さらに同試料を極低温状態に一か月保管することで、自己損傷効果が急激に進み、それによって非常に短時間で磁気秩序相のNMRスペクトルが変化していく様子を観測することができた。本研究により初期の自己損傷効果を微視的に評価をすることができた。講演ではこれらの結果を基にAmO$$_2$$の磁気相転移の起源について議論する予定である。

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