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報告書

$$^{99}$$Mo製造におけるMoリサイクル技術の予備試験,1; Mo吸着剤の再利用評価(共同研究)

木村 明博; 新関 智丈*; 掛井 貞紀*; Chakrova, Y.*; 西方 香緒里; 長谷川 良雄*; 吉永 英雄*; Chakrov, P.*; 土谷 邦彦

JAEA-Technology 2013-025, 40 Pages, 2013/10

JAEA-Technology-2013-025.pdf:2.62MB

照射試験炉センターでは、JMTRを用いた(n,$$gamma$$)法による$$^{99}$$Mo製造に関する技術開発を行っている。(n,$$gamma$$)法は簡便な反面、製造される$$^{99}$$Moの比放射能は低く、そこから得られる$$^{99m}$$Tc製品の放射能濃度も低下する欠点がある。そこで、効率よくMoを吸着するための吸着剤として、PZC及びPTCを開発した。一方、これら吸着剤は使用した後、放射性廃棄物として廃棄されるため、再利用による放射性廃棄物の低減化を実用化するとともに、希少資源であるMo原料をリサイクルする必要がある。本報告書は、試作した再利用可能なPZC及びPTCの合成方法並びにMo吸着/溶離特性、$$^{99}$$Mo吸着/$$^{99m}$$Tc溶離特性及びリサイクル性等を調査するために行ったコールド試験及びホット試験についてまとめたものである。

論文

Mo recycling property from generator materials with irradiated molybdenum

掛井 貞紀*; 木村 明博; 新関 智丈*; 石田 卓也; 西方 香緒里; 黒澤 誠; 吉永 英雄*; 長谷川 良雄*; 土谷 邦彦

Proceedings of 6th International Symposium on Material Testing Reactors (ISMTR-6) (Internet), 7 Pages, 2013/10

JMTR再稼働後の産業利用の拡大の一環として、診断用医薬品として使用されている$$^{rm 99m}$$Tcの親核種である$$^{99}$$Mo国産化のための技術開発を進めている。国産の$$^{99}$$Mo製造方法として、JMTRでは放射性廃棄物の低減と製造工程が容易である(n,$$gamma$$)法を提案している。しかしながら、比放射能の高い$$^{99}$$Moを製造するためには、高価な濃縮$$^{98}$$MoO$$_{3}$$粉末が必要であること、さらに、$$^{99}$$Moの生成の際に使用されたMo吸着剤が廃棄物として大量に発生するといった課題がある。そこで、資源の有効利用と放射性廃棄物の低減を目指し、モリブデンリサイクル技術開発に着手した。本研究では、照射済MoO$$_{3}$$を用い、使用済Mo吸着剤の再利用、新品Mo吸着剤及び使用済Mo吸着剤からのMo回収試験を行った。この結果、Mo回収率95%以上であり、Mo吸着剤のリサイクル及び使用済PZCからのMo回収が可能であることが証明された。

論文

Development of $$^{99}$$Mo-$$^{rm 99m}$$Tc domestic production with high-density MoO$$_{3}$$ pellets by (n,$$gamma$$) reaction

土谷 邦彦; 棚瀬 正和*; 竹内 宣博*; 小林 正明*; 長谷川 良雄*; 吉永 英雄*; 神永 雅紀; 石原 正博; 河村 弘

Proceedings of 5th International Symposium on Material Testing Reactors (ISMTR-5) (Internet), 10 Pages, 2012/10

JMTR再稼働後の産業利用の一環として、医療診断用アイソトープである$$^{rm 99m}$$Tcの親核種である(n,$$gamma$$)法を用いた$$^{99}$$Moの製造を計画している。日本はこの$$^{99}$$Moを全量海外からの輸入に依存しているため、日本のメーカと共同で、JMTRを用いた$$^{99}$$Mo国産化製造に関するR&Dを行っている。R&Dの主な項目は、(1)MoO$$_{3}$$ペレットの製造技術開発、(2)$$^{rm 99m}$$Tcの抽出・濃縮、(3)$$^{rm 99m}$$Tc溶液の標識試験及び(4)Moリサイクルである。本発表では、この平成23年度に得られたR&Dの成果を報告する。

論文

Effect of carbon nanofiber dispersion on the properties of PIP-SiC/SiC composites

田口 富嗣; 長谷川 良雄*; 社本 真一

Journal of Nuclear Materials, 417(1-3), p.348 - 352, 2011/10

SiC/SiC複合材料は、高温強度,擬似延性破壊挙動を示し、さらには中性子照射後の誘導放射能が低いことから、核融合炉の構造材料への応用が期待されている。この応用のためには、耐熱衝撃特性を向上させる必要があるが、SiC/SiC複合材料の熱伝導率が低いということが大きな問題となっている。われわれは、これまでに、反応焼結法により作製したSiC/SiC複合材料にカーボンナノファイバー(CNF)を添加することで、室温において熱伝導率が2倍程度向上することを明らかにした。そこで本研究では、SiC/SiC複合材料を作製する従来法である化学蒸気浸透(CVI)法及びポリマー含浸焼成(PIP)法にCNFを添加することにより、CNF添加が熱伝導率及び機械強度に及ぼす影響を検討した。その結果、CNFを添加することで、CVI及びPIP法で作製されたSiC/SiC複合材料の機械強度はわずかに低下した。これは、応力印加時に、CNFとマトリックスの間でマイクロクラックが発生したためと考えられる。一方、CVI及びPIP法のどちらで作製されたSiC/SiC複合材料においても、CNFを添加することにより、熱伝導率は向上することがわかった。

報告書

塩素フリー無機高分子系Mo吸着剤の開発

木村 明博; 谷本 政隆; 石田 卓也; 土谷 邦彦; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*

JAEA-Technology 2011-012, 17 Pages, 2011/06

JAEA-Technology-2011-012.pdf:1.72MB特願 2010-263801   公報

$$^{99}$$Mo-$$^{rm 99m}$$Tcジェネレータ用のMo吸着剤として高分子ジルコニウム化合物(PZC)が開発された。しかしながら、PZCは腐食性ガスを発生する等の欠点があり、これらの欠点を改善するため、新たな無機高分子系吸着剤として、チタンをベースとした高分子チタニウム化合物(PTC)の開発に着手した。試作したPTCの性能を確認するため、$$^{99}$$Mo吸着及び$$^{rm 99m}$$Tc溶離試験を行った。その結果、吸着性能については、PZCに劣るものの、溶離率及び溶離特性についてはPZCを上回る性能を持つことが確認できた。

報告書

硫黄添加二酸化チタン繊維の可視光触媒効果(共同研究)

武山 昭憲; 山本 春也; 吉川 正人; 長谷川 良雄*; 粟津 賢史*

JAEA-Research 2007-012, 29 Pages, 2007/03

JAEA-Research-2007-012.pdf:3.77MB

ゾル-ゲル法によってプレカーサー繊維を作製し、それを硫化水素雰囲気で熱処理後、引き続き酸素雰囲気中で熱処理することによって、硫黄添加二酸化チタン繊維を作製した。繊維の結晶構造は二酸化チタンのアナターゼ構造であり、光触媒効果の発現に適した結晶構造であることがわかった。光学特性の評価の結果、硫黄添加二酸化チタン繊維はアナターゼ構造よりも見かけ上約0.06eV短いバンドギャップを持ち、より多くの量の可視光を吸収できることがわかった。元素分析の結果から、繊維中には硫黄原子が約0.58原子%添加されており、また二酸化チタンの酸素原子と置換した位置に添加されていることがわかった。この硫黄添加二酸化チタン繊維を用いてトリクロロエチレンの分解実験を行ったところ、可視光照射下においてトリクロロエチレン濃度の減少と二酸化炭素の発生が確認された。このことから、硫黄添加二酸化チタン繊維が可視光照射下で光触媒効果を発現可能であることがわかった。

報告書

光陰極電子銃による高輝度電子ビームの研究‐ LINAC-FEL用ニードルRF電子銃の開発 ‐

望月 孝晏*; 宮本 修治*; 天野 壮*; 井上 隆博*; 八束 充保*; 長谷川 信; 山崎 良雄

JNC-TY9400 2000-008, 20 Pages, 2000/03

JNC-TY9400-2000-008.pdf:0.81MB

本報告書は、姫路工業大学と核燃料サイクル機構が、光陰極(フォトカソード)電子銃による高輝度電子ビームの研究に関して、共同で実施した研究成果をとりまとめたものである。本研究の目的は、光電子放出(フォトエミッション)型電子銃を用いて高品質電子ビームを発生するために、電子銃の特性とダイナミックスを計算機シミュレーションおよび実験研究により調べ、フォトエミッション型電子銃の応用の可能性を評価することである。電子ビーム品質の改善・高輝度化は、自由電子レーザー(Free Electron Laser:FEL)等の応用上、性能を決定する主要な項目で各種の方法が試みられている。レーザーフォトカソードを用いた電子銃は、短パルスレーザーによる制御性の増加も加えて、電子銃の大きな改善を可能とすると期待されている。フォトカソードを利用する電子源は、古くから利用されてきているが、近年の安定なモードロックレーザー技術の進歩により、高周波(RF)電子銃に安定に同期した発生が可能となり、新しい展開が開けている。本研究では、フォトエミッションをニードルカソード先端の高電界の元で行うことにより、フォトエミッションの量子効率の大幅な改善が行われることを、実験的に示し、それを用いたRF電子銃の計算機シミュレーションによるパラメーターサーベイを行った。

論文

High Average Beam; Current Acceleration at JNC High-power Electron LINAC

平野 耕一郎; 中山 元林; 山崎 良雄; 野村 昌弘; 武井 早憲; 長谷川 信

Proceedings of 7th European Particle Accelerator Conference (EPAC 2000), 0 Pages, 2000/00

核燃料サイクル開発機構では、核変換に使用可能な大強度高デューティ電子線形加速器の開発を行っている。本件では、大電流電子線形加速器のビ-ム試験について、その現状と問題点について報告する。還流部内部のパワロスが常に一定になるようにビ-ム幅とRF幅の変化を連動させ、還流部内の位相調整無しにビーム負荷を増加できるようにした。また、ソフトによる位相制御を行い長期的な位相変動を0.4deg以内に安定化させた。これまで、ピ-ク電流100mA、パルス幅1.5msec、繰り返し35Hz、ビ-ムエネルギ-7MeVの条件で、5.25mAという国内最大級の平均電流を有するロングパルスビームを加速した。チョッパスリット出口からビームダンプまでビームが落ちることなく、加速されていることを確認した。

論文

Reprocessing technology development for irradiated beryllium

河村 弘; 蓼沼 克嘉*; 長谷川 良雄*; 坂本 直樹*; R.R.Solomon*; 西田 精利*

Fusion Technology 1996, 0, p.1499 - 1502, 1997/00

ITERでは、ブランケット及びプラズマ対向機器において大量のベリリウムが使用される。そこで、資源の有効利用及び放射性廃棄物低減の観点から、使用済ベリリウムの再処理技術開発を開始した。未照射ベリリウムを試料とした予備的試験の結果、塩素ガスとベリリウムを反応させて高純度の塩化ベリリウムを得ることで、放射化等が懸念される不純物元素との分離が可能であることが明らかとなった。この時の塩化ベリリウムの収率は99%以上であった。また、乾式法によって塩化ベリリウムを熱分解させることで、ベリリウムの回収が可能であるとの見通しを得ることができた。そして、照射済ベリリウムを試料とした実証試験の結果、やはり99%以上の高収率で塩化ベリリウムが得られること、不純物として含まれていたCo-60の約96%が除去されること等が明らかとなった。

論文

新吸着剤を利用した高性能$$^{99m}$$Tcジェネレータの開発

棚瀬 正和; 長谷川 良雄*; 蓼沼 克嘉*

Isotope News, 0(509), p.6 - 9, 1996/10

$$^{99}$$Mo(Mo)に対し大きな吸着能を持つ新しい吸着剤を合成し、$$^{99m}$$Tcの溶離性に優れた高性能の$$^{99m}$$Tcジェネレータを開発した。Zr化合物とイソプロピルアルコールを加熱して得られるその吸着剤は、1gで200mgの$$^{99}$$Mo(Mo)を吸着することができた。また、この吸着剤で作製したジェネレータから$$^{99m}$$Tcが2~3mlの生理食塩水で、約200時間後でも80%溶離され、親核種$$^{99}$$Moの混入も0.1%以下と極めて優れた性能を示した。この開発により、現在一般に行われているウランを使った$$^{99}$$Moの製造法が、非常に簡単な工程で実施できる天然のMoからの製造への転換が期待できる。

論文

RIジェネレータとしてのMo吸着剤の合成

長谷川 良雄*; 西野 瑞香*; 竹内 剛敏*; 石川 幸治*; 蓼沼 克嘉*; 棚瀬 正和; 黒沢 清行

日本化学会誌, 0(10), p.888 - 894, 1996/00

$$^{99m}$$Tcは核医学の分野で診断のため世界で幅広く利用されている。その$$^{99m}$$Tcは、通常、親核種である$$^{99}$$Moを吸着させたジェネレータから得られる。ここでは、その吸着剤として、低い比放射能の$$^{99}$$Moにも使用できるMo吸着能の極めて高いジルコニウム系無機高分子吸着剤の合成を試みた。ジルコニウム系無機高分子として、四塩化ジルコニウムのみ、および四塩化ジルコニウムとポリビニルアルコール、イソプロピルアルコールなどとの反応により五種類合成した。これらをアルゴン中で熱処理して吸着剤とした。熱分解過程の検討から各吸着剤の構造を推定した。また、これら吸着剤のMo吸着能は、その構造中のジルコニウム原子に結合した塩素原子数に依存することを明らかにし、吸着剤中で隣接する2個のZr-Cl結合とMoO$$_{42-}$$の反応で生成する化学結合によるものと推定した。特に四塩化ジルコニウムとイソプロピルアルコールから合成した吸着剤は高い吸着能(200mg/g吸着剤)を示すことが分かった。

口頭

SiC/SiC複合材料の熱的・機械的特性に及ぼすカーボンナノファイバー添加の影響

田口 富嗣; 長谷川 良雄*; 山本 博之; 社本 真一

no journal, , 

SiC繊維強化SiC(SiC/SiC)複合材料は、高温強度特性に優れ、中性子照射後の誘導放射能が低いことから核融合炉用構造材料への応用が期待されている。しかしながら、熱伝導率が低いために、耐熱衝撃特性が悪いといった欠点があり、構造材料としての安全性に問題があった。そこで、われわれはSiC/SiC複合材料の高熱伝導化を行うことを目的とした。具体的には、高熱伝導率を有するカーボンナノファイバー(CNF)をSiC/SiC複合材料に添加し、化学蒸気浸透法により複合材料を作製した。これにより、SiC/SiC複合材料の熱伝導率が室温において、2倍以上に向上した。これは、CNFの添加により、複合材料内に存在する100$$mu$$m以上の大きな気孔の数量が減少したためと考えられる。一方、曲げ強度は、CNFを添加しない材料と比べ、わずかに減少した。

口頭

カーボンナノファイバー添加SiC/SiC複合材料の微細組織観察

田口 富嗣; 長谷川 良雄*; 井川 直樹; 社本 真一

no journal, , 

これまでにわれわれは、高熱伝導率を有するカーボンナノファイバー(CNF)をSiC/SiC複合材料に添加することで、複合材料の高熱伝導化に成功した。しかしながら、CNFを添加することにより、機械強度のわずかな減少も観察された。そこで本研究では、SiC/SiC複合材料の機械的・熱的性質に及ぼすCNF添加の影響について、微細組織観察結果から検討した。その結果、CNF添加により、複合材料中に存在する気孔の形状が、平板形状から等方形状に変化した。このため、熱の伝導方向を阻害する気孔が減少し、熱伝導率が向上したものと考えられる。また、破面観察結果から、SiC長繊維だけでなく、CNFの引き抜けも観察された。これは、破壊時にCNFとマトリックス間にマイクロクラックが生じたことを示しており、このために強度及び弾性率がわずかに減少したと推察される。

口頭

酸化チタンナノシートの構造と機能

山口 大輔; 小泉 智; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 児玉 弘人*; 大沼 正人*; 大場 洋次郎*

no journal, , 

酸化チタン(TiO$$_2$$)触媒は、紫外-近紫外光を照射することにより、有機物等の汚染物質を分解する強い酸化力を発揮することから、環境浄化問題への応用が期待されている物質である。これまでにもさまざまな応用・開発研究が展開されているが、さらに用途の拡大を図るために触媒効率の向上が求められている。最近の研究ではTiO$$_2$$触媒に窒素(N)をドープすることにより、紫外-近紫外光のみならず可視光でも光触媒反応が活性化されることが報告されている。しかしながら、窒素ドープされたTiO$$_2$$触媒に含まれる窒素量は約2%以下と微量であり、広角X線回折でもTiとNの結合を示唆する回折線は観測されていない等、可視光応答をもたらす機構に関して未だ解明されていない点が存在する。本研究では新規な製法により作製されたシート状(厚さ数十$$sim$$数百nm)のTiO$$_2$$触媒(以下、TiO$$_2$$ナノシートと記述)と、同じTiO$$_2$$ナノシートに対して窒素ドープを行った試料を、中性子小角散乱(SANS)及びX線小角散乱(SAXS)により測定し、ナノスケールの構造に対して考察を行った結果について報告する。

口頭

$$^{99}$$Mo-$$^{99m}$$Tcジェネレータ用Mo吸着剤としての塩素フリーチタン系無機高分子の合成

新関 智丈*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 長谷川 良雄*; 西方 香緒里; 木村 明博; 石田 卓也; 谷本 政隆; 土谷 邦彦

no journal, , 

特願 2010-263801   公報

JMTR再稼働における「産業利用の拡大」の一環として、$$^{99}$$Mo-$$^{99m}$$Tcジェネレータを用いた放射化法((n,$$gamma$$)法)による$$^{99}$$Mo製造技術開発を行っている。これまで、Mo吸着剤としてアルミナが用いられているが、Mo吸着量が小さいために、(n,$$gamma$$)法による$$^{99}$$Mo製造に用いるジェネレータとして不向きであり、Mo吸着量がアルミナよりも100$$sim$$200倍大きいZr系無機高分子であるMo吸着剤(PZC)が開発されてきた。本研究では、製造性及びリサイクル性の観点から、塩素を用いない新たなMo吸着材(Ti系無機高分子:PTC)の開発を行った。この結果、Mo吸着量はPTCとほぼ同等の性能を有するとともに、Mo吸着させたPTCからMoを脱着し、さらにこのPTCにMoを再吸着させたMo吸着量は100$$sim$$170mg/gであったことから、吸着剤のリサイクルの可能性を明らかにした。

口頭

Structure and property of N-doped titanium dioxide catalyst

山口 大輔; 小泉 智; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 児玉 弘人*; 大沼 正人*; 大場 洋次郎*

no journal, , 

窒素ドープされた酸化チタン触媒に含まれる窒素量は約0.2パーセント以下と微量であり、広角X線回折でもTi(チタン原子)とN(窒素原子)の結合を示唆する回折線は観測されていないなど、可視光応答をもたらす機構に関して未だ解明されていない点が存在する。本研究では新規な製法により作製されたシート状(厚さ数十$$sim$$数百nm)の酸化チタン触媒(以下酸化チタンナノシートと記述)と、同じ酸化チタンナノシートに対して窒素ドープを行った試料を、中性子小角散乱(SANS)及びX線小角散乱(SAXS)により測定し、ナノスケールの構造に対して考察を行った結果について報告する。SANSのプロファイルでは、波数(q)領域が1(nm$$^{-1}$$)以上の高波数側において純粋な酸化チタンナノシートと窒素ドープを行った酸化チタンナノシートの間で両者のq依存性に差が見られるのに対してSAXSでは、ほとんど差が見られない。このことから、ドープされたN原子が表面に局在していることが示唆される。

口頭

可視光応答性を有する窒素ドープ酸化チタン光触媒の構造解析

山口 大輔; 小泉 智; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 児玉 弘人*; 大沼 正人*; 大場 洋次郎*

no journal, , 

酸化チタンは光触媒機能を有する物質として多くの開発研究が進められており、近年、微量(1重量%以下)の窒素ドープを行うことにより、吸収波長領域が長波長側にシフトし、紫外光のみならず可視光でも活性を示すことが明らかにされている。本研究では窒素ドープされた酸化チタンに対して、小角中性子散乱(SANS)と小角X線散乱(SAXS)の比較、及び軽水/重水混合水中に浸した試料のSANS測定を行うことで、試料中に微量(1重量%以下)含まれる窒素原子の分布の解明を試みた。窒素原子は、中性子に対して特異的に大きな散乱コントラストを有するため、窒素の存在によりSANSとSAXSの散乱プロファイルの間で異なる波数依存性をもたらすことが期待されるが、特に高波数(q)側(q$$geq$$1(nm$$^{-1}$$)で有意の差が観察された。また、軽水と重水の混合比を調節して酸化チタンの散乱コントラストに合わせることで、酸化チタンの散乱を事実上消去して、窒素原子のみからの散乱を捉える測定を行った。これらの結果は窒素原子の酸化チタンの微粒子表面への局在を示唆するものとなった。

口頭

可視光応答性酸化チタン光触媒の小角散乱による構造解析

山口 大輔; 能田 洋平; 小泉 智; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 児玉 弘人*; 大沼 正人*; 大場 洋次郎*

no journal, , 

半導体光触媒である酸化チタンは、環境浄化への応用等が期待されているが、吸収波長領域が紫外領域に限られているため、その波長領域を可視光領域にまで拡張することが求められている。近年、酸化チタンに窒素を微量ドープすることで、可視光応答性の光触媒が実現された。本研究では窒素ドープが酸化チタンにもたらす構造と機能との関係を調査する目的で、新規な製法により作製されたシート状(厚さ数十$$sim$$数百nm)の酸化チタン光触媒(以下TiO$$_{2}$$ナノシートと記述)と、窒素ドープを行ったTiO$$_{2}$$ナノシート試料を、中性子小角散乱(SANS)及びX線小角散乱(SAXS)により測定し、ナノスケールの構造解析を行った。系を構成する、窒素,酸素,チタンの各元素がX線及び中性子に対して、異なるコントラストを有することから、SANS, SAXSの散乱の比較により、微量ドープされた窒素の分布に関する知見を得た。それによると、ドープされた窒素は酸化チタンの表面近傍に局在している構造が示唆された。また、窒素ドープを行ったTiO$$_{2}$$ナノシート試料を酸化チタンの散乱長に合うように、重水/軽水を混合した水に浸すことにより、ドープされた窒素原子のみからの散乱を捉え、その分布についての検討を行った。

口頭

多成分階層構造解析のための中性子・X線小角散乱の併用

山口 大輔; 能田 洋平; 小泉 智; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 児玉 弘人*; 大沼 正人*; 大場 洋次郎*; 湯浅 毅*; et al.

no journal, , 

近年の材料は、高付加価値や高耐久性への要求に応えるため、さまざまな成分の複合体となっている。また、これらの複合材料においてその性能を左右するものが、添加物の分散状態であることが少なくない。このため、材料中のナノレベルの構造及び分散状態を調べる目的で小角散乱や電子顕微鏡等の解析手法が広く用いられている。しかしながら、構成成分が多く構造が複雑である場合には、複数の解析手法を併用しなければ、必要な構造情報を得ることも困難である。本発表では、単純な2成分系ではない試料に対して散乱法により解析を行う場合に、各成分に対して散乱コントラストが異なる中性子小角散乱(SANS)とX線小角散乱(SAXS)を併用することで引き出せる構造情報について、(1)窒素ドープを行った酸化チタン多孔体と、(2)シリカ微粒子又はカーボンブラック微粒子が充填されたゴム材料の2例を用いて考察する。2例ともに、SANSとSAXSの散乱プロファイルを比較することで、微量成分((1)の場合は窒素、(2)の場合は加硫促進剤である酸化亜鉛)の分布状態に関する情報が得られた。

口頭

始発MoO$$_{3}$$粉末によるMoO$$_{3}$$ペレットの焼結性への影響

西方 香緒里; 木村 明博; 加藤 佳明; 黒澤 誠; 石田 卓也; 土谷 邦彦; 掛井 貞紀*; 吉永 英雄*; 新関 智丈*; 長谷川 良雄*

no journal, , 

材料試験炉(JMTR)再稼働における「産業利用の拡大」の一環として、診断用医薬品テクネチウム-99m($$^{rm 99m}$$Tc)の原料であるモリブデン-99($$^{99}$$Mo)を放射化法((n,$$gamma$$)法)により製造するための技術開発を行っている。この方法は、核分裂法((n,f)法)による$$^{99}$$Mo製造に比べ、$$^{99}$$Moの比放射能が低く、得られる$$^{99m}$$Tc溶液の放射能濃度が低いため、照射ターゲットであるMoO$$_{3}$$試料について、$$^{98}$$Moを濃縮したMoO$$_{3}$$粉末の使用及びペレットの高密度化を行う必要がある。本研究は、始発MoO$$_{3}$$粉末特性の違いによるMoO$$_{3}$$ペレットの焼結性への影響を調べるとともに、製作した各MoO$$_{3}$$ペレットの特性を評価した。

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