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川面 澄*; 中江 隆則*; 嶋谷 成俊*; 前田 耕治*; 荒井 重義*; 三田村 徹*; 寺沢 倫孝*; 岩崎 源*; 内田 等*; 小寺沢 啓司*; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 75, p.367 - 370, 1993/00
照射誘起偏析を解析するためタンデム加速器から得られた140MeVのNiイオンを単結晶のステンレス鋼(オーステナイト系SUS304)に照射した。その試料を1.8MeVのHeイオンによりPIXE及びRBS法により解析した。その結果、照射効果と熱的アニーリング効果との違いを明らかにした。
福谷 耕司*; 寺沢 倫孝*; 小沢 国夫*
JAERI-M 87-217, 177 Pages, 1988/01
核融合炉においては各種絶縁材料が使用されているが、その環境は従来の核分裂に比較して高線量場であり、極低温からの高温までの広い温度範囲にわたる。本報告は、JAERI-M 86-127の新データ追加及び評価による改訂版で、セラミックスを中心とした材料の照射効果について文献収集をおこなった。
福谷 耕司*; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*; 中東 重雄*
JAERI-M 86-127, 76 Pages, 1986/08
核融合炉においては各種絶縁材料が使用されるがその環境は従来の分裂炉に比較して高線量場であり、温度も極低温から高温までの広範囲にわたる。このため絶縁材料の放射線効果に関しては高速中性子の照射効果の視点に立った現象の解明が目標として採える必要が有る。本報告では、絶縁材料の中からセラミックを中心とする無機絶縁材料を採り上げ、それらの放射線効果について文献データの収集を行なった。収集したデータは、物理的特性で分類した。対象とした特性は、寸法安定性(スエリング)、機械的特性、熱的特性、電気的特性等である。各特性毎に更にセラミックスの種類で分類した。図表データは、データシート化した。また、各特性毎に、データの特徴と現状について簡単に纏めた。
大塚 昭夫*; 川面 澄; 藤本 文範*; 小牧 研一郎*; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*
Journal of the Physical Society of Japan, 53(3), p.1001 - 1005, 1984/00
被引用回数:5 パーセンタイル:52.64(Physics, Multidisciplinary)2MV VdG加速器の重イオンを用いてBeから発生するK及びK超衛星線を結晶分光器により測定し、BeのK殻電子の単一及び二重電離断面積を求めた。入射イオンとしては0.3~1.3MeVのC,N,O及びNeイオンが用いられた。実験データはNe+Beの系を除いては2p-2pбカップリングによる分子軌道モデルによって説明された。
大塚 昭夫*; 川面 澄; 小沢 国夫; 小牧 研一郎*; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Journal of the Physical Society of Japan, 53(7), p.2215 - 2218, 1984/00
被引用回数:1 パーセンタイル:23.78(Physics, Multidisciplinary)抄録なし
大塚 昭夫*; 藤本 文範*; 小牧 研一郎*; 川面 澄; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 97(5), p.191 - 193, 1983/00
2MV VdG加速器を用いて分子イオン効果の実験を行った。0.8~0.95Mev/amuのHおよびHイオンを厚さ100と300のAlO薄膜に照射した。発生するAl K X線スペクトルを結晶分光器を用いて測定した。分光結晶としてはPET(2d=8.74を用いた。KLX線とKLX線の強度比を求めると、膜厚100では10%、300では4%各々Hイオン入射の方がHイオン入射より大きくなった。この結果、AlL殻の電離確率は分子イオン入射の方が単原子イオン入射に比べて大きくなっていることがわかる。
平岡 徹; 藤沢 登; 西尾 敏; 中村 博雄; 曽根 和穂; 前野 勝樹; 山本 新; 大塚 英男; 阿部 哲也; 深井 佑造*; et al.
JAERI-M 82-174, 309 Pages, 1982/11
IAEA、INTORワークショップ、フェーズ2Aにおける日本の検討成果をまとめた報告書の一部をなすものである。不純物制御の方式として、本フェーズにおいては、ポンプリミターを中心に検討を行った。ポンプリミターとしては、ダブルエッジ型、曲面板方式を採用した。表面材料および基盤材料について検討評価を行った。材料選定に際しては、スパッタリング、プラズマディスラプション時における挙動、熱特性、電磁気特性、基盤への接続方式などを総合的に評価した。また、新しく開発されたSiCの第1壁への応用も検討した。
小沢 国夫; 川面 澄; 藤本 文範*; 小牧 研一郎*; 寺沢 倫孝*
Atomic Collision Res.,Prog.Rep., (4), p.62 - 63, 1978/04
重イオン衝撃によるCr,Mn,Fe,Co等の3d元素のL X線スペクトルは非常に複雑であり、HFS法による解析はSatelliteやHypersatelliteが数多く重なり合っていること示している。その外、電子昇位による3d電子のN殻への移動によって引起される低エネルギー側のサテライト・ピークも観測される。本レポートに今までの成果の要約を述べる。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Atomic Collision Res.in Jpn.,Prog.Rep., (4), p.60 - 61, 1978/04
HやHeのような軽イオンを衝撃する時、内殻電離はクーロン相互作用によって引起される。この時、K殻の二重電離断面積はE/U=1で最大となり、入射イオンのZに比例することを見出し、すでにいくつかの論文として発表した。本レポートに今までの成果の要約を述べることとした。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 60(4), p.327 - 329, 1977/04
原研2MV Van de Graff加速器を用いて0.25~2.0MeVのH,He,N,Ne,Arイオン衝撃によるBe及びBeOからのX線発揮スペクトルを結晶分光器を用いて調べた。 得られた結果は次のようになる。(1)BeからのK X線は108.5eV,K,X線(K殻の二重電離)は146.1eVでありHFSによる計算結果とほぼより一致を示す。(2)Be原子のK殻電離機構は軽イオンの場合には直接のクーロン相互作用によって、重イオンの場合には電子昇位モデルによって説明される。(3)BeOの場合には化学結合効果によって低エネルギー側へシフトし、Be-K及びKX線は、それぞれ104.6eV及び143.3eVとなる。エネルギーシフトは各々-4.1eV及び-3.8eVである。(4)それぞれの主線から約11.5eV高エネルギー側にKL及びKLX線が現われる。これは重イオンによる外殻電子の多重電離と電子昇位に基づく内殻電子の電離の増加を通して起こる。そしてこの遷移による電子はO原子の価電子から生じていることがエネルギー準位の計算から示される。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 64(3), p.282 - 284, 1977/03
原研2-MV VdGを用いて、H及びHeイオン励起によるBe,B及びO原子の二重K殻電離によるHypersatellite X線スペクトルをBragg型の結晶分光器を用いて測定した。得られた電離断面積の比б(He)/б(H)は入射イオンの核電荷Zの4乗に比例することが見出された。これはбのZ依存性に関するはじめての観測結果であり、クーロン力による電離を仮定した二体衝突近似(BEA)の結果と一致していることがわかる。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 58(7), p.446 - 448, 1976/07
原研の2MV VdGを用いて、陽子、ヘリウム、窒素、アルゴン等の荷電粒子をLiO、BeO、BO、MgO、AlO、SiOの酸化物ターゲットに照射し、発生したX線をBragg型の結晶分光器で測定した。KX線以外にKL、K、KL等の多重電離によるX線を観測した。 クーロン励起による電離機構が支配している領域において、K殻の二重電離の断面積がZ依存性からはずれることが見出された。
藤本 文範*; 川面 澄; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 57(3), p.263 - 264, 1976/03
陽子及びヘリウムイオン衝撃したBe標的から発生するX線を結晶分光器にて測定した。Be K-X線以外に146.1eVにBe K-X線をヘリウム衝撃の場合には観測できたが陽子の場合には観測できなかった。入射粒子の電荷(Z)による内殻二重電離断面積の相違について理論と比較検討した。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Ion Beam Surface Layer Analysis, Vol.2, p.719 - 725, 1976/00
ステアリン酸Pbの平面結晶を用いた分散型分光器を用い、0.5~2MeVの陽子及びHeイオンの軽イオン照撃に依るB及びBN結晶のK殻に対する単一及び2重イオン化過程の絶対断面積が測定された。主な結果は次の通りである。1)陽子及びHeイオンの単一K殻イオン化過程では測定された断面積はBEA近似と良い一致を示した。2)BのKX線〔B=183eV,BN=181eV〕に加えて、He照射の場合にBの2重イオン化に依るKX線が(230eV及び226eVに各々)見出された。一方陽子照射ではK-X線は見出されず、重イオン照射の特徴を示す。3)2重イオン化に依るKX線の断面積に対するHeイオンのエネルギー依存は375KeV/amuにピークを持つ放物線近似で示された。4)BNとBターゲットのK及びKX線のエネルギーシフトはChemical bondingの効果で説明された。
小沢 国夫; 川面 澄; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Nuclear Instruments and Methods, 132, p.517 - 520, 1976/00
分散型分光器を用いた軽原子K-X線発生の機構がB及びBNターゲットに対し、2MVdGのN及びAイオン(300keV~1.8MeV)を用いて調べられた。主な結果は次の通りである。1)加速イオンのエネルギー依存性からPanli excitationが支配的で且つ多重イオン化の仮定にもとづくX-rayが観測された。2)Bターゲットのスペクトルは、単一(183.0ev)及び二重K殻イオン化(230ev)から成り立つ2ピークを見出した。3)BNターゲットでは単一及び二重イオン化のK-X線に各々2個及び1個のサテイライトを見出し、強化比のエネルギ依存性を調べた。4)3)の事実は高エネルギーサテイライトは、Bの1s、2pの2重イオン化状態へNの2pからの転移〔N(2p)B(1s,2p)〕に基づく事を示す。5)単一及び2重K殻イオン化のピーク3度の加速イオンのZ、依存が調べられ測定エネルギ領域に亙り単一イオン化に対しZ2重イオン化に対しZ、依存のスケーリング則が存在することを明らかにした。