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Sun, X. H.*; Wang, H.*; 大津 秀暁*; 櫻井 博儀*; Ahn, D. S.*; 合川 正幸*; 福田 直樹*; 磯部 忠昭*; 川上 駿介*; 小山 俊平*; et al.
Physical Review C, 101(6), p.064623_1 - 064623_12, 2020/06
被引用回数:5 パーセンタイル:52.72(Physics, Nuclear)理化学研究所RIビームファクトリーにて逆運動学法を使用し、核子当たり168MeVの陽子, 重陽子, 炭素イオン入射によるXeのスポレーションおよびフラグメンテーション反応からの同位体生成断面積を測定した。炭素イオンの場合は全運動エネルギーが高くなるため、質量数の小さな同位体の生成断面積が大きくなった。また、今回新たに測定されたデータを以前により高い入射エネルギーで測定されたデータと比較することで、同位体生成断面積の入射エネルギー依存性を調査した。さらに、測定データをPHITS, SPACS, EPAX, DEURACSの計算値と比較した。本研究で測定したデータは、理論計算の良いベンチマークになると考えられる。
牧永 あや乃*; 芳原 新也*; 宇都宮 弘章*; 後神 進史*; 海堀 岳史*; 秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; Goriely, S.*; 豊川 弘之*; 原野 英樹*; et al.
Proceedings of Science (Internet), 28, p.239_1 - 239_4, 2010/12
Se核は、恒星内で中性子捕獲反応によって進行する元素合成(s過程)の分岐核であり、その中性子捕獲断面積は星の環境下での温度や中性子密度を見積る際の重要な基礎データである。産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線ビームを用いて、Seの光中性子反応断面積を反応しきい値付近で測定した。この原子核の光中性子反応断面積のデータを、統計モデル計算に対する制約条件として用い、Seの中性子捕獲断面積の評価を行った。
牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; Goriely, S.*; 海堀 岳史*; 後神 進史*; 秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; 豊川 弘之*; 松本 哲郎*; 原野 英樹*; et al.
Physical Review C, 79(2), p.025801_1 - 025801_8, 2009/02
被引用回数:25 パーセンタイル:79.65(Physics, Nuclear)SeのE1 線強度関数に対する実験的制約を得るために、準単色線ビームを用いて、中性子分離エネルギー近傍におけるSeの光中性子断面積を測定した。実験結果を再現する線強度関数と準位密度の2つの組合せは、大きく異なるSeの中性子捕獲断面積を与えた。得られた予測断面積値を用いて、主要なsプロセス成分であるN値を導出した。
Song, G.*; 小林 正起*; Hwang, J. I.*; 片岡 隆*; 滝沢 優*; 藤森 淳; 大河内 拓雄; 竹田 幸治; 岡根 哲夫; 斎藤 祐児; et al.
Japanese Journal of Applied Physics, 47(9), p.7113 - 7116, 2008/09
被引用回数:3 パーセンタイル:14.42(Physics, Applied)We have performed X-ray photoemission spectroscopy (XPS), X-ray absorption spectroscopy (XAS), and resonant photoemission spectroscopy (RPES) measurements of Mn-implanted 3-SiC (3-SiC:Mn) and carbon-incorporated MnSi (MnSi:C). The Mn 2 core-level XPS and XAS spectra of 3-SiC:Mn and MnSi:C were similar to each other and showed "intermediate" behaviors between the localized and itinerant Mn 3 states. The intensity at the Fermi level was found to be suppressed in 3-SiC:Mn compared with MnSi:C. These observations are consistent with the formation of MnSi:C clusters in the 3-SiC host, as observed in a recent transmission electron microscopy study.
牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 山県 民穂*; 秋宗 秀俊*; Goriely, S.*; 豊川 弘之*; 松本 哲郎*; 原野 英樹*; 原田 秀郎; et al.
Nuclear Physics A, 805(1-4), p.564 - 566, 2008/06
Seの光中性子発生断面積を、準単色線を用いることにより、中性子閾値近傍のエネルギー領域で測定した。測定したSe(,)断面積をE1強度関数の制限として利用することにより、逆反応であるSeの中性子捕獲断面積を見積もった。本計算結果をもとにKrとKrの太陽元素組成比を解析し、重い星の中で起こるsプロセス温度計への影響を議論した。
原 かおる; 原田 秀郎; 北谷 文人; 後神 進史*; 芳原 新也*; 海堀 岳史*; 牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; 豊川 弘之*; 山田 家和勝*
Journal of Nuclear Science and Technology, 44(7), p.938 - 945, 2007/07
被引用回数:40 パーセンタイル:91.43(Nuclear Science & Technology)高レベル放射性廃棄物中に含まれる長寿命核分裂生成核種Sm(半減期t=90年)の中性子捕獲断面積は核変換研究のための基礎データの1つである。また、Sm核は恒星内で中性子捕獲反応によって進行する元素合成(s過程)の分岐核であり、その中性子捕獲断面積は星の環境下での温度や中性子密度を見積る際の重要な基礎データである。keVからMeVエネルギー領域において、Smの中性子捕獲断面積を統計モデル計算によって評価するため、逆反応を利用し、安定核種Smの光核反応の測定を行った。この論文では、産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線を用いた(,n)反応の実験方法や、光子差分法を用いたデータ解析方法,得られた(,n)反応断面積の結果について述べる。本研究で得られたSm(,n)反応断面積は、反応しきい値(S: 8.26MeV)近傍のエネルギー領域で、過去の実験データより低い値を示している。
原 かおる; 原田 秀郎; 北谷 文人; 後神 進史*; 芳原 新也*; 海堀 岳史*; 牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; 豊川 弘之*; 山田 家和勝*; et al.
EUR-22794-EN, p.65 - 68, 2007/00
高レベル放射性廃棄物中に含まれる長寿命核分裂生成核種Sm (半減期t=90年)の中性子捕獲断面積は核変換のための基礎データの1つである。また、Sm核は恒星内で中性子捕獲反応によって進行する元素合成(s過程)の分岐核であり、その中性子捕獲断面積は星の環境下での温度や中性子密度を見積もる際の重要な基礎データである。keVからMeVエネルギー領域において、Smの中性子捕獲断面積を評価するため、逆反応を利用し、安定核種Smの光核反応の測定を行った。データ解析では、2つの解析法を用いて光核反応断面積を求めた。本研究発表では、光核反応断面積の実験データと原子核反応コードTALYSの計算結果との比較を行う。また、光核反応断面積のデータを、統計モデル計算に対する制約条件として用い、Smの中性子捕獲断面積のTALYSによる計算結果を示す。
芳原 新也*; 後神 進史*; 牧永 あや乃*; 海堀 岳史*; 豊川 弘之*; 宇都宮 弘章*; 原 かおる; 北谷 文人; 原田 秀郎; 松本 哲郎*; et al.
JAEA-Conf 2006-009, p.66 - 69, 2006/11
主要なLLFPの1つであるZr(t=1.5310年)の中性子捕獲反応断面積を評価するため、逆反応のZr(,n)反応を非直接測定のプローブとして利用した。統計モデルによる中性子捕獲反応断面積の評価において、光核反応断面積はE1線強度関数に強い制限を与えることができる。本発表では、産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線ビームを用いたZr(,n)反応断面積の測定について報告する。
静間 俊行; 宇都宮 弘章*; Mohr, P.*; 早川 岳人; 後神 進史*; 牧永 あや乃*; 秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; 太田 雅久*; 大垣 英明*; et al.
Physical Review C, 72(2), p.025808_1 - 025808_9, 2005/08
被引用回数:43 パーセンタイル:90.03(Physics, Nuclear)産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線を用いて、W, Re, Os核の光核反応実験を行い、中性子放出のしきい値エネルギー近傍の詳細な断面積を測定した。得られた実験データと核統計模型による計算値との比較を行い、良い一致が得られた。Os核には、励起エネルギー9.75keVに第一励起状態が存在しており、元素合成過程の高温状態下では、この状態が強く生成されていたと考えられる。そこで、今回得た光核反応Os()の断面積データを用いて、Os第一励起状態からの中性子捕獲反応断面積の評価を行い、Re-Os宇宙時計に適用した。
原 かおる; 北谷 文人; 原田 秀郎; 秋宗 秀俊*; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 後神 進史*; 芳原 新也*; 牧永 あや乃*; 山県 民穂*; et al.
no journal, ,
高レベル放射性廃棄物中に含まれる長寿命核分裂生成核種Sm(t=90yr)の中性子捕獲断面積は、高速炉や加速器駆動核変換システムを用いた核変換研究のために重要な基礎データの1つである。しかしながら、この中性子捕獲断面積の直接測定には放射性標的試料と強い中性子源が必要であり、容易ではない。本研究では逆反応を利用し、安定核種Smの光核反応断面積の励起関数を測定した。反応しきい値(S: 8.26MeV)近傍におけるデータを統計モデル計算に対する制約条件として用い、keVからMeVエネルギー領域において中性子捕獲反応断面積の評価に資する。
芳原 新也*; 後神 進史*; 牧永 あや乃*; 海堀 岳史*; 原 かおる; 北谷 文人; 豊川 弘之*; 松本 哲郎*; 原野 英樹*; 原田 秀郎; et al.
no journal, ,
近年、原子炉からの長寿命核分裂生成物(LLFP)の核変換に大きな注目が集まってきている。LLFP核変換の基礎研究では、対象核種の中性子捕獲反応断面積が必要となるが、現状では実験データが質・量ともに不足している。測定が容易でないLLFPの(n,)反応断面積の高精度化や不足データの補完等を可能とするために、中性子捕獲反応の逆過程である(,n)反応の断面積測定技術を開発した。長寿命核分裂生成物Zrの中性子捕獲断面積の評価に資するため、Zr同位体の(,n)反応データの系統的な取得を目的とし、Zr(,n)反応断面積の測定を行った。本発表では測定したZr(,n)反応断面積の結果を報告する。
原 かおる; 北谷 文人; 原田 秀郎; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 後神 進史*; 芳原 新也*; 牧永 あや乃*; 豊川 弘之*; 渡辺 幸信*
no journal, ,
放射性核種Sm(半減期90年)はSm-Eu-Gd領域におけるs過程分岐核である。その中性子捕獲断面積は、中重質量の漸近巨星分枝星(AGB星)におけるHe殻パルス燃焼時の温度を見積もるために重要なデータである。また、Smは高レベル放射性廃棄物中に含まれる核分裂生成核種であるので、その中性子捕獲断面積は核変換研究のための基礎データの1つである。最近、セルンやカールスルーエの実験施設で、比放射能の極めて高い標的試料を用いて、Smの中性子捕獲断面積が測定された。その一方で、星の環境下では、Smの基底状態だけではなく、励起状態も中性子捕獲反応率に寄与するため(特にSmの第一励起状態は4.8keV)、信頼できるモデル計算が求められている。産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線で、安定核種Smの光核反応断面積(E=8.3-12MeV)を測定した。得られた光核反応断面積を、中性子捕獲断面積の統計モデル計算に必要なE1強度関数に対する制限として用いた。本発表では、Smの光核反応断面積の実験結果と、TALYSコードを用いて計算したSmの中性子捕獲断面積を示す。
牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; 後神 進史*; 海堀 岳史*; 原田 秀郎; 北谷 文人; 原 かおる; 豊川 弘之*; 原野 英樹*; 松本 哲郎*; et al.
no journal, ,
産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線を用いてSeの光核中性子反応断面積を測定した。このデータをHauser-Feshbach統計モデルの重要な物理量であるE1線強度関数に対する制約として用いて、Seの中性子捕獲断面積を導出した。Seにおけるsプロセス分岐を議論する。
高野 史好*; Wang, W.*; 大渕 博宣*; 菱木 繁臣; 大島 武; 秋永 広幸*
no journal, ,
ワイドバンドギャップ希薄磁性半導体探索の一環として、Mnドープ立方晶炭化ケイ素(3C-SiC)を調べた。これまで熱拡散法による4H-SiCへの磁性元素Mnの導入は試みられているが、Mn原子はSiCの格子間位置に侵入し、SiあるいはC置換型のSiC:Mnを得ることはできない。今回は、3C-SiCへイオン注入技術を用いることによりMnを導入し、希薄磁性半導体3C-SiC:Mnの作製を試みた。同温度付近で磁化測定の結果、約245Kで強磁性転移を示し、さらに、磁気光学測定においても同温度付近で強磁性を示唆する振る舞いが観測された。
原 かおる; 原田 秀郎; 北谷 文人; 後神 進史*; 芳原 新也*; 海堀 岳史*; 牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; 豊川 弘之*; 渡辺 幸信*
no journal, ,
核廃棄物中に含まれる放射性核種Cl-36(半減期30万年)とSm-151(半減期90年)の中性子捕獲断面積は、核変換研究のための基礎データの1つである。また、Sm-151はSm-Eu-Gd領域におけるs過程分岐核であり、その中性子捕獲断面積は、中質量の漸近巨星分枝星(AGB星)におけるs過程元素合成時の温度を見積もるために重要なデータである。レーザー逆コンプトン(LCS)線を用いて、安定核種Cl-37, Sm-152の光核反応断面積測定を、それぞれEg=10.4-12.0MeVとEg=8.3-12.4MeVで行った。ここで、LCS線のエネルギー分布は、120%Ge半導体検出器、又は高分解能-高エネルギー光子スペクトロメータを用いて測定した。本研究発表では、光核反応断面積の実験データと原子核反応コードTALYSの計算結果との比較を行う。また、光核反応断面積のデータを、統計モデル計算に対する制約条件として用い、Cl-36, Sm-151の中性子捕獲断面積(keVからMeVのエネルギー領域)のTALYSによる計算結果を示す。
高野 史好*; Wang, W.*; 大渕 博宣*; 菱木 繁臣; 大島 武; 秋永 広幸*
no journal, ,
近年、高い強磁性転移温度を示す強磁性半導体に関する研究開発が盛んに行われている。今回われわれは、母体材料に、パワーエレクトロニクス材料として期待されている立方晶炭化珪素(3C-SiC)を選び、イオン注入技術を用いることにより、希薄磁性半導体3C-SiC:Mnの作製を試み、その構造と磁性を評価した。磁化測定において約245Kの強磁性転移温度を示し、磁気光学測定においても強磁性を示唆する振る舞いが観測された。