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Lin, C.; Xu, Y. H.; 楢本 洋; Wei, P.; 北澤 真一; 鳴海 一雅
Journal of Physics D; Applied Physics, 35(15), p.1864 - 1866, 2002/08
被引用回数:11 パーセンタイル:40.41(Physics, Applied)Ni薄膜を薄膜厚さをパラメータとして400度でMgO(100)上に形成し、原子間力顕微鏡により形態形成過程を評価した。その結果、約1nm厚まではNiは島状構造になること、及び2.5nmから7.5nmあたりまで、同一径のピンホールが規則的に配列することを見いだした。このような構造の発展の原因は弾性的な歪エネルギーであり、10nmのピンホール構造はとらなかった。
外舘 良衛*; 樋本 悦子*; 菊田 恵子*; 田中 翠*; 鈴木 淳市
Physical Review B, 57(1), p.485 - 491, 1998/01
被引用回数:23 パーセンタイル:72.27(Materials Science, Multidisciplinary)希釈三角格子反強磁性体LuFeMgOのスピン相関を調べた。LuFeMgO
のスピン相関はフラストレートした反強磁性相互作用のランダムな分布によりスピングラス的なスピンの凍結が生ずる。モンテカルロ計算と中性子散乱の実験により短距離スピン相関の特徴が明らかとなった。短距離スピン相関自身は凍結温度で変化しないが、準静的なスピン相関が長距離に渡り発達する。低温では短距離スピン相関の高次構造の存在が示唆される。
谷藤 隆昭; 片野 吉男; 中沢 哲也; 野田 健治
Journal of Nuclear Materials, 253, p.156 - 166, 1998/00
被引用回数:5 パーセンタイル:43.91(Materials Science, Multidisciplinary)JRR-3及び線照射施設を用い、Al
O
及びMgO単結晶の核分裂中性子及び
線照射下における電気伝導度を測定した。いずれの照射においても、照射中に電気伝導度が高くなる照射誘起電気伝導(RIC)が生じた。また、最近、照射量とともに極めて大きな電気伝導度(すなわち、絶縁変化)が起こる照射誘起電気特性劣化(RIED)がいくつかの研究で報告されているが、本研究ではこのRIEDは生じなかった。測定されたRIC及びRIEDが生じなかったことについて、最近の他の研究と比較し討論が行われる。
米田 安宏*; 岡部 達*; 阪上 潔*; 寺内 暉*
Surface Science, 410(1), p.62 - 69, 1998/00
被引用回数:20 パーセンタイル:68.72(Chemistry, Physical)BaTiOは酸化物であるために通常のMBE法では単結晶薄膜は得られない。マテリアルが蒸気圧の低いBaと、反対に蒸気圧の高いTiを組合せなければならないことと、酸素雰囲気中で反応させなければならないために、成長条件のコントロールが難しい。さらにBaとTiでは酸化力が異なるために、Ba,Ti,Oの成分比を一定に保たせるのにも、困難を伴う。この問題をBaとTiを交互にとばすことによってBaO層とTiO
層を交互に積層させ、BaTiO
を得るということで解決した。酸化物薄膜は、結合力がイオン性結合であるために、基板とのミスマッチに非常に敏感であるが、この方法を用いることによって、格子整合条件の良好なSrTiO
基板にも、格子整合条件の厳しいMgO基板にも単結晶薄膜を成長することができた。
芹澤 弘幸; 白鳥 徹雄; 福田 幸朔; 藤野 威男*; 佐藤 修彰*
Journal of Alloys and Compounds, 218, p.149 - 156, 1995/00
被引用回数:3 パーセンタイル:36.85(Chemistry, Physical)軽水炉用低酸素ポテンシャル燃料として有望である、(Mg,U)O固溶体の格子ひずみについて調べた。組成の異なる試料を調整し、X線回折法による格子ひずみを測定した。その結果、固溶体に生じる均質ひずみが、金属クラスター(Mg
,
U
)の形成に起因していることがわかった。また、酸素含有量の少ない固溶体に、非均質ひずみが生じることが明らかとなった。この固溶体の結晶子サイズが、酸素含有量の多い試料と比較して小さくなっていることから、試料調整時に生じるMgO析出物と関係していると考えられる。
二神 常爾*; 青木 康; 依田 修; 永井 士郎
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 88, p.261 - 266, 1994/00
被引用回数:19 パーセンタイル:82.02(Instruments & Instrumentation)-Al
O
及びMgOにCu,Crをイオン注入し、金属元素の荷電状態をXPSにより調べた。イオン注入量が小さい場合金属元素は陽イオン(Cr
,Cu
)として捕捉された。一方で、注入量が大きくなると、0価(Cr
,Cu
)で捕捉される原子の割合が増大した。Perezらにより提唱された統計モデルによりCrに関する実験結果を解釈した。その結果、
-Al
O
中では孤立したCr原子及びダイマーの一部が3価として捕捉されることが分った。MgO中のCrについては、孤立した原子、ダイマー、トリマーが3価として捕捉される。より高次元のポリマーは0価として捕捉される。イオン注入試料(MgO)の光吸収スペクトル(可視域)を調べたところ、F(F
)中心、F
中心、V
中心などの存在が確認された。Cr,Cuを注入した試料中でKrイオンを注入した試料よりも、これらの格子欠陥は効率的につくられる。これらの格子欠陥はCr,Cuのトラッピングサイトと関係あるに違いない。
二神 常爾*; 永井 士郎
日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会第73回研究会資料,No. 849, p.7 - 12, 1992/00
イオン注入された元素のターゲット内でのトラッピング・サイトを調べるために、MgO及び-Al
O
の単結晶にCrイオンを注入して、その荷電状態をXPSにより調べた。その結果、Crは0価または3価として安定に存在することが分った。Cr
とCr
の割合はCrの全濃度によって決められる。Crの全濃度とともにCr
の割合は減少しCr
の割合は増大する。また、Al
O
中ではCr
の濃度とともにAl
の濃度が増大した。これは注入したCrとAlの間で荷電の置換が起きていることを意味する。Cr
はAl格子位置を占めていると考えられる。一方で、MgO中のCr
の濃度はAl
O
中の濃度よりも大きい。MgO中のCr
は格子欠陥を伴って存在すると考えられる。光吸収スペクトルの測定からMgO中でF(F
)中心、V
中心、F
中心が形成されていることが示された。これらの欠陥がCr
と結合しているか否かは、現在のところ定かではない。
永井 士郎; 清水 雄一
Journal of Nuclear Materials, 128-129, p.605 - 608, 1984/00
被引用回数:8 パーセンタイル:65.04(Materials Science, Multidisciplinary)抄録なし
中川 益夫*; 小沢 国夫
Journal of the Physical Society of Japan, 24(1), p.96 - 102, 1968/00
被引用回数:10抄録なし
三輪 周平; 逢坂 正彦
no journal, ,
PuOを含有するMgOベース不活性母材(IMF)母材燃料の1273
1473Kにおける酸化・還元挙動を熱重量分析法により調べた。MgO-PuO
-IMFの酸化・還元速度はPuO
のものより大幅に低いことが分かった。一方、平衡酸素ポテンシャルは両者で概ね一致したが、定比付近においてはMgO-PuO
の酸素ポテンシャルはPuO
より小さいことが分かった。