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重水均質系の臨界実験と解析; 20%濃縮ウラン重水反射体

Critical experiments and analysis of homogeneous heavy water system; 20% enriched U-D$$_{2}$$O reflector

弘田 実彌; 黒井 英雄; 後藤 頼男; 古橋 晃; 安野 武彦; 山本 研; 三谷 浩; 大部 誠; 一守 俊寛; 小山 謹二; 渡辺 秀明; 桂木 学; 鯉沼 玲子; 石黒 幸雄; 松本 圭司*

Hirota, Jitsuya; Kuroi, Hideo; Goto, Yorio; Furuhashi, Akira; Yasuno, Takehiko; Yamamoto, Ken; Mitani, Hiroshi; Obu, Makoto; Ichimori, Toshihiro; Koyama, Kinji; Watanabe, Hideaki; Katsuragi, Satoru; Koinuma, Reiko; Ishiguro, Yukio; Matsumoto, Keiji*

水性均質臨界実験装置が建設され、20%濃縮ウランの硫酸ウラニル重水溶液に、重水反射体を付した系について一連の臨界実験が行われた。溶液中の重水分子と$$^{235}$$U原子の比は炉心の直径に依存し、3600から800の範囲にあった。これらの系において熱中性子スペクトルの空間依存性が、Luを使用して積分法により研究された。熱外中性子スペクトルの1/$$E$$分布からのずれもまた、In, Au, Pd, Coを使用してカドミ比法により研究された。これらの系の理論的解析においては、速中性子の炉心からのもれ、及びもれと炉心での共鳴吸収との競争が重要な因子である。このため共鳴を逃れる確率が厳密に定義され、多群模型が使用され、群常数はGREULING GOERTZEL近似で計算されたスペクトルから決定された。理論的結果と実験的結果の間の一致は、摂動項を除外すれば満足なものである。すなわち、実効増倍率間の矛盾は1%以下であり、熱中性子束,In共鳴中性子束並びに速中性子束も理論的によく再現されている。炉心におけるカドミ比に関する一致は、炉心からの速中性子のもれが適切に取り扱われていることを示している。

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