検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

UFe$$_2$$の軟X線吸収磁気円二色性測定

Soft X-ray absorption magnetic circular dichroism study of UFe$$_2$$

岡根 哲夫  ; 竹田 幸治   ; 藤森 伸一   ; 寺井 恒太; 斎藤 祐児  ; 小林 啓介*; 藤森 淳*; 芳賀 芳範   ; 山本 悦嗣  ; 大貫 惇睦*

Okane, Tetsuo; Takeda, Yukiharu; Fujimori, Shinichi; Terai, Kota; Saito, Yuji; Kobayashi, Keisuke*; Fujimori, Atsushi*; Haga, Yoshinori; Yamamoto, Etsuji; Onuki, Yoshichika*

立方晶ラーベス相化合物UFe$$_2$$はキュリー温度160Kの強磁性体である。中性子散乱実験からはU原子について非常に小さい磁気モーメントの存在が示唆されている。理論計算からは、U原子の磁気モーメントが小さくなるメカニズムとして、同じ程度の大きさの軌道磁気モーメントとスピン磁気モーメントが互いに逆向きに相殺し合うという予測が出されているが、この予測を実験的に確認することは、この物質が磁性元素を2種類含んでいることから困難である。そこで本研究ではUFe$$_2$$に対してX線吸収磁気円二色性(XMCD)測定を行うことによって、磁気モーメントの大きさをFe 3d電子によるものとU 5f電子によるものに分離して、さらには各々についてスピン成分と軌道成分とに分離して定量的に求め、この物質の磁性状態の詳細を明らかにした。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.