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治療用重粒子線による水分解,1; ブラッグピーク付近における$$^{.}$$OH収量測定

Water radiolysis with therapeutic ion beam, 1; Measurement of $$^{.}$$OH yield near the Bragg peak

前山 拓哉*; 山下 真一; 勝村 庸介; Baldacchino, G.*; 田口 光正; 木村 敦; 翠川 匡道*; Funtowiez, D.*; 村上 健*

Maeyama, Takuya*; Yamashita, Shinichi; Katsumura, Yosuke; Baldacchino, G.*; Taguchi, Mitsumasa; Kimura, Atsushi; Midorikawa, Masamichi*; Funtowiez, D.*; Murakami, Takeshi*

近年高エネルギー重粒子線を用いたガン治療が実用化され、外科手術に匹敵する実績をあげている。放射線誘起細胞死は直接効果と間接効果からなり、ほぼ同等の寄与を有することが知られている。特に後者では水分解で生成するOHラジカルが中心的な役割を示すと考えられているため、その収量は詳細なメカニズム追究だけでなく治療の高度化にも必要な情報と言える。実際の治療においてガン患部に照射されるブラッグピーク付近でOHラジカル収量がどのようになるか実験的に調べた。測定したOHラジカル収量から、イオンの原子番号が大きくなるほど、イオンのエネルギーが高くなるほどあるいは飛程が長くなるほど、フラグメンテーションの影響が大きくなることが示唆された。

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