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Electronic states of amide hydrides

アミド水素化物の電子状態

鎌倉 望; 竹田 幸治   ; 岡根 哲夫  ; 藤森 伸一   ; 斎藤 祐児  ; 山上 浩志; 宮岡 裕樹*; 坪田 雅己*; 市川 貴之*; 小島 由継*; 室 隆桂之*; 木下 豊彦*

Kamakura, Nozomu; Takeda, Yukiharu; Okane, Tetsuo; Fujimori, Shinichi; Saito, Yuji; Yamagami, Hiroshi; Miyaoka, Hiroki*; Tsubota, Masami*; Ichikawa, Takayuki*; Kojima, Yoshitsugu*; Muro, Takayuki*; Kinoshita, Toyohiko*

絶縁体の水素化物であるアルカリ金属アミド$$mathrm{KNH_2}$$, $$mathrm{NaNH_2}$$及びアルカリ土類金属アミド$$mathrm{Ca(NH_{2})_2}$$, $$mathrm{Mg(NH_{2})_2}$$について軟X線発光分光,全蛍光収量法による吸収分光実験を行い、金属アミドの電子状態について系統的な研究を行った。得られた発光,吸収スペクトルには金属アミドのバンドギャップが観測され、その系統的な変化が示された。アルカリ金属アミドの発光スペクトルは鋭い3ピークを示し、そのエネルギー分布はアルカリ金属アミドにおいて変化が現れない。このようなN 2p占有準位の3ピーク構造はアミドイオン$$mathrm{[NH_{2}]^{-}}$$の分子軌道によって定性的に理解することができる。吸収スペクトルは金属元素に依存し、イオン化エネルギーの増大により金属元素の軌道とN 2p状態との混成が強まる傾向を示している。一方アルカリ土類金属アミドの発光スペクトルにはアルカリ金属アミドとの違いが明瞭に現れ、価電子帯上端付近のピークのエネルギー分裂が著しく狭まることが明らかとなった。

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