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PHITSコードにおける巨大共鳴断面積の改良

Improvement of giant dipole resonance cross section in the PHITS code

野田 秀作; 橋本 慎太郎; 佐藤 達彦; 深堀 智生; 千葉 敏; 仁井田 浩二*

Noda, Shusaku; Hashimoto, Shintaro; Sato, Tatsuhiko; Fukahori, Tokio; Chiba, Satoshi; Niita, Koji*

PHITSの光核反応モデルを改良するため、巨大共鳴領域における光子入射断面積を評価済みのJENDL光核反応データファイル(JENDL/PD-2004)をもとに改良した。PHITSで採用されている光子入射全断面積は、質量数の比較的小さな核種に対して、JENDL評価値とのずれが大きいことを確認した。そのため、JENDL/PD-2004に評価値が収録されている核種については、PHITSで評価値をそのまま利用できるように改良を行った。評価値が存在しない核種に関しては、光子入射全断面積を3つのパラメータ(断面積の絶対値,共鳴エネルギー,共鳴幅)を持つローレンツ曲線で評価値をフィッティングし、各パラメータを質量数に依存する関数で再現する系統式を導出した。断面積の絶対値に対しては、核種の殻効果を考慮した。系統式の検証のため、JENDL/PD-2004に評価値の存在する核種へ系統式を適用し、評価値を精度よく再現できることを確認した。本研究により、巨大共鳴断面積を評価済みの断面積ファイルJENDL/PD-2004に基づき整備する手法を開発することができた。

The author has improved the photonuclear cross section embedded in the PHITS code.

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