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論文

Electronic phase diagram of itinerant electron metamagnet UCoAl

前田 瑞穂*; 松田 達磨*; 芳賀 芳範; 白崎 謙次*; 木村 憲彰*

Journal of the Physical Society of Japan, 94(2), p.024707_1 - 024707_6, 2025/01

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Multidisciplinary)

We investigate the pressure dependence of the magnetoresistivity and Hall resistivity for an itinerant-electron metamagnet UCoAl. The first-order metamagnetic transition point varies as a function of hydrostatic pressure and terminates at the critical pressure 2.0 GPa. The electronic system, however, does not show criticality at this pressure but extends to higher pressures, unlike the usual quantum critical behavior.

論文

「廃炉・汚染水対策事業費補助金(燃料デブリの分析精度の向上及び熱挙動の推定のための技術開発)」に係る補助事業; 2020年度最終報告

小山 真一; 中桐 俊男; 逢坂 正彦; 吉田 啓之; 倉田 正輝; 池内 宏知; 前田 宏治; 佐々木 新治; 大西 貴士; 高野 公秀; et al.

廃炉・汚染水対策事業事務局ホームページ(インターネット), 144 Pages, 2021/08

令和2年度に原子力機構が補助事業者となって実施した「廃炉・汚染水対策事業費補助金(燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発(燃料デブリの分析精度の向上及び熱挙動の推定のための技術開発))」の成果概要を、最終報告として取りまとめた。本報告資料は、廃炉・汚染水対策事業事務局ウェブサイトにて公開される。

論文

茨城県東海・大洗地区における福島第一原子力発電所事故後の環境放射線モニタリングデータの共有と課題検討活動

中野 政尚; 細見 健二; 西村 周作; 松原 菜摘; 大倉 毅史; 倉持 彰彦; 川崎 将亜; 竹内 絵里奈; 藤井 裕*; 神野 職*; et al.

保健物理(インターネット), 55(2), p.102 - 109, 2020/06

2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故以降、茨城県の環境放射線モニタリング結果の一部に上昇が観測された。技術的観点からモニタリングデータの変動等について意見交換する場として、「福島第一原発事故による環境影響検討会」を設置し、4つの原子力事業所からモニタリングデータを収集し、変動傾向, $$^{134}$$Cs/$$^{137}$$Cs放射能比等を検討した。本報告では線量率と、降下じん, 表土, カレイ・ヒラメ, 海底土中$$^{137}$$Csの検討結果について紹介する。また、検討会における課題解決についても紹介する。

論文

$$^{13}$$C-selective infrared multiple photon dissociation of $$beta$$-propiolactone by a free electron laser

宮本 佳樹*; 真嶋 哲朗*; 荒井 重義*; 勝又 啓一*; 赤木 浩; 前田 彰彦*; 秦 寛夫*; 倉持 幸司*; 加藤 吉康*; 築山 光一*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 269(2), p.180 - 184, 2011/01

 被引用回数:12 パーセンタイル:64.87(Instruments & Instrumentation)

The irradiation of a free electron laser at Tokyo University of Science (FEL-TUS) to $$beta$$-propiolactone molecules in the gas phase has efficiently induced the infrared multiple photon dissociation of the compound in the wavenumber regions of 1000$$sim$$1100 cm$$^{-1}$$ and 1700$$sim$$2000 cm$$^{-1}$$. The products were carbon dioxide and ethylene at equal amounts, where carbon dioxide was enriched with $$^{13}$$C under selected irradiation conditions. The relative yields of products and the selectivity of $$^{13}$$C were examined under various experimental conditions; the maximum $$^{13}$$C atom fraction of 59 % was achieved when 2.5 Torr $$beta$$-propiolactone was irradiated by FEL pulses at 1750 cm$$^{-1}$$ with a fluence of 5.8 J cm$$^{-2}$$.

論文

Chemical abundances in the secondary star of the black hole binary V4641 Sagittarii (SAX J1819.3-2525)

定金 晃三*; 新井 彰*; 青木 和光*; 有本 信雄*; 比田井 昌英*; 大西 高司*; 田実 晃人*; Beers, T. C.*; 岩本 信之; 冨永 望*; et al.

Publications of the Astronomical Society of Japan, 58(3), p.595 - 604, 2006/06

 被引用回数:12 パーセンタイル:33.05(Astronomy & Astrophysics)

ブラックホール連星にある伴星V4641 Sgrについて分光観測を行い、10元素についてその存在比を得た。その結果、NとNaが太陽と比べて、それぞれ0.8dex程度過剰であることを見いだした。また、ほかの元素(C, O, Mg, Al, Si, Ti, Cr, Fe)を二つの典型的な晩期型B型星と比べた結果、それらの星の組成比の間には顕著な違いがなく、太陽組成と同じであった。V4641 Sgrで観測された組成を説明するようなモデルを構築した結果、ブラックホールの親星の最期に起きた超新星は、Ni-56を放出しない暗いタイプのものであったという示唆を得た。

報告書

「常陽」MK-III性能試験; 臨界試験(NT-312)、過剰反応度測定(NT-313)、燃焼係数測定(NT-335)

前田 茂貴; 関根 隆; 北野 彰洋; 長崎 英明*

JNC TN9400 2005-022, 31 Pages, 2005/03

JNC-TN9400-2005-022.pdf:2.41MB

高速実験炉「常陽」MK-Ⅲ炉心は、平成15年7月2日に初臨界を達成した後、段階的に出力を上昇させながら、炉心及びプラントの特性を把握する性能試験を実施した。この性能試験において、臨界試験(NT-312)、過剰反応度測定(NT-313)、燃焼係数測定(NT-335)を実施した結果を報告する。臨界試験(NT-312)では、14時03分に全制御棒を下端から412.8mm(フルストローク650mm)まで引き抜いた状態で初臨界を達成した。また、遮へい集合体の装荷等で核計装の応答が低下していることから、制御棒引抜量と起動系核計装の計数率との関係を求め、MK-Ⅲ性能試験期間中の臨界到達を判断する計数率を2$$times$$10$$^{4}$$cpsと決定した。過剰反応度測定(NT-313)では、臨界到達時の制御棒位置及び制御棒校正試験で得られた制御棒価値から過剰反応度を測定した。初臨界における250$$^{circ}C$$での過剰反応度は2.99$$pm$$0.09%$$Delta$$k/kk'であった。「常陽」MK-Ⅲ炉心管理コードシステムによる250$$^{circ}C$$における過剰反応度解析値は3.13%$$Delta$$k/kk' $$pm$$0.16%$$Delta$$k/kk'であり、実測値とほぼ一致することを確認した。また、250$$^{circ}C$$における過剰反応度から100$$^{circ}C$$での過剰反応度を算出すると3.57%$$Delta$$k/kk'となり、核的制限値(4.5%$$Delta$$k/kk'以下)を満足していることを確認した。燃焼係数測定(NT-335)は、定格出力連続運転期間中に実施した出力調整時の制御棒操作量から燃焼に伴う過剰反応度の変化を測定し、これと積算熱出力から求めた。燃焼係数の測定結果は-2.12$$times$$10$$^{-4}$$%$$Delta$$k/kk'/MWdであり、MK-Ⅲ炉心管理コードシステムHESTIAによる解析値:-2.12$$times$$10$$^{-4}$$%$$Delta$$k/kk'/MWdとよく一致する結果となった。以上より、MK-Ⅲ炉心が所期の性能を満たすことを確認し、MK-Ⅲ炉心管理コードが十分な精度を有することを確認できた。

報告書

高速実験炉「常陽」MK-III性能試験; 制御棒校正(NT-321)

千葉 豪; 北野 彰洋; 前田 茂貴; 関根 隆

JNC TN9400 2004-057, 90 Pages, 2004/10

JNC-TN9400-2004-057.pdf:4.25MB

高速実験炉「常陽」のMK-III炉心性能試験の一環として制御棒価値測定試験を実施した。試験では、制御棒単独引き抜きにより逆動特性法を用いて全ての制御棒の反応度価値を測定した。また、この試験を補完する意味で、4本同時差換法、中性子源増倍法による制御棒価値測定および制御棒干渉効果の測定試験を実施した。試験の結果、制御棒価値に関する炉心特性が核的制限値を満足していることを確認した。また、実験解析結果と測定結果を比較して、よく一致することを確認した。

論文

Irradiation effects on MgB$$_{2}$$ bulk samples and formation of columner defects on high-Tc supercoductor

岡安 悟; 笹瀬 雅人; 北條 喜一; 知見 康弘; 岩瀬 彰宏; 池田 博*; 吉崎 亮造*; 神原 正*; 佐藤 浩行*; 浜谷 祐多郎*; et al.

Physica C, 382(1), p.104 - 107, 2002/10

 被引用回数:29 パーセンタイル:75.58(Physics, Applied)

新超伝導物質MgB$$_{2}$$の超伝導特性を改善するために照射効果を調べた。電子線照射は焼結体試料の粒界結合を損なうため、超伝導特性は悪くなる。一方、高エネルギー重イオン照射は、臨界電流密度ならびに不可逆磁場を改善する。また、高温超伝導体における円柱状欠陥生成メカニズムについて熱スパイクモデルを改良したTime-dependent Line Sourceモデルを適用して解析した。その結果、高速イオンが電子系に与えるエネルギーSeのうち1/4~1/3の値しか円柱状欠陥生成に寄与していないことがわかった。

報告書

TIG溶接法によるアルミニウム合金溶接部の欠陥低減化技術

前田 彰雄; 大場 敏弘; 菊池 博之; 柴田 勝之

JAERI-Tech 2001-003, 48 Pages, 2001/02

JAERI-Tech-2001-003.pdf:5.95MB

アルミニウム合金は、研究炉や試験炉の構造材料として使用実績が高い。しかし、材料強度に関するデータが少なく、研究炉等における構造強度評価のために材料データ特に、溶接の強度データが必要である。そのため、母材と溶接部の諸性質を知る目的として、構造材であるA5052及びA6061について、各種の材料試験が実施された。工作課は、試験に使用する溶接継手板の製作に協力し、JIS-Z3105アルミニウム平板突合わせ溶接部の放射線透過試験の判定基準1類を満足する溶接継手板の製作を目標に、溶接施工法の検討と改良を主眼として技術検討を行った。本報告は、これらの溶接施工の問題点及び欠陥対策について、検討改良を行い、欠陥の極めて少ない溶接施工を行った技術資料としてまとめたものである。

論文

Interlayer phase correlation of the vortex system around the coupling transition in Bi$$_{2}$$Sr$$_{2}$$CaCu$$_{2}$$Oy containing columnar defects

土屋 良重*; 花栗 哲郎*; 安田 英彰*; 前田 京剛*; 笹瀬 雅人; 北條 喜一; Steel, D. G.*; Lee, J. U.*; Hofman, D. J.*

Physical Review B, 59(17), p.11568 - 11574, 1999/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:44.96(Materials Science, Multidisciplinary)

円柱状欠陥を含むBi$$_{2}$$Sr$$_{2}$$CaCu$$_{2}$$Oyの磁束液体面における異常な振る舞いをジョセフソンプラズマ共鳴と直流磁化を用いて研究した。その結果、磁束液体相の境界は磁場温度平面上ではほとんど水平、つまり温度依存性をもたないことがわかった。これは磁束液体相のカップリング相転移が磁場によって引き起こされる現象であることを示唆している。また、カップリング磁場B$$_{cp}$$直下の磁場B$$^{*}$$において、面内の臨界電流の増大と面間位相コヒーレンスの急激な減少が同時に起こっていること、B$$_{cp}$$,B$$^{*}$$といった異常の起こる磁場はB$$_{d}$$よりもかなり低いことなどが観察された。これらの点は円柱状欠陥のTEM観察結果から得られた欠陥分布の不均一性が関係していると思われる。

論文

Effect of seismic isolation on the tokamak in ITER

常松 俊秀; 難波 治之*; 圷 陽一; 大川 慶直; 薬研地 彰; 武田 正紀*; 矢島 健作*; 新田 義雄*; 小林 健一*; 前田 郁生*; et al.

Fusion Engineering and Design, 41(1-4), p.415 - 420, 1998/09

 被引用回数:4 パーセンタイル:38.41(Nuclear Science & Technology)

ITERトカマクは運転時の熱応力と重力支持並びに耐ディスラプション支持のために従来の大型機器に比べて柔構造になっており、現在の設計は0.2Gの地震力に対する設計がなされている。この設計をさらに大きな地震が想定されるサイトに建設した場合のオプションとして免震の採用が提案されており、本論文では建屋、トカマクを含めた振動解析モデルを使い免震を導入した時のトカマクへの地震力の影響を解析し、その結果から免震採用時の技術的課題を摘出している。

論文

Electronic excitation effects in ion-irradiated high-Tc superconductors

石川 法人; 知見 康弘; 岩瀬 彰宏; 前田 裕司; 鶴 浩二*; 道上 修*; 神原 正*; 三田村 徹*; 粟屋 容子*; 寺澤 倫孝*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 135, p.184 - 189, 1998/00

 被引用回数:15 パーセンタイル:74.09(Instruments & Instrumentation)

高温超伝導体EuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$Oy薄膜に、イオン照射したときのC軸の照射量依存性を測定した。イオン種をHeからAuまで変化させ、またイオンのエネルギーを0.85MeVから200MeVまで変化させたときにC軸長の照射量に対する変化率がSe(電子的阻止能)、dJ/dx(primary ionization rate)に対してどういう振舞いを示すか調べた。但し、その際に弾性的はじき出しによる寄与をさし引き、電子励起による欠陥生成の寄与のみに着目した。その結果、電子励起による欠陥生成の効果は、Seのみではスケールされず、dJ/dxを用いるとよくスケールされることを見出した。また、その依存性はdJ/dxの4乗であり、これは、電子励起により形成されたイオンのクーロン反発により欠陥生成がなされた可能性を強く示唆するものである。

報告書

「常陽」2次ナトリウム充填ドレン系の緊急ドレン許容回数の評価

礒崎 和則; 冨田 直樹; 前田 彰

PNC TN9410 97-080, 117 Pages, 1997/05

PNC-TN9410-97-080.pdf:5.06MB

2次冷却系ナトリウム漏えい事故後の対応操作では、ナトリウム漏えい量の抑制の観点から緊急ドレンを行う必要がある。緊急ドレン時には、2次ナトリウム充填ドレン系に熱衝撃が生じることになる。よって、ドレン操作の手順、ナトリウム温度低下推移、ドレン設備の予熱状態を考慮した緊急ドレンがどの程度の回数可能か把握しておく必要がある。「常陽」の設計においては、2次ナトリウム充填ドレン系の機器・配管が現在の第4種容器・第4種管に該当している。通産省告示501号では、ナトリウム漏えいのような運転状態III又はIVに該当するような事象については、寿命中に発生する回数が非常に少なく、疲れ破壊には顕著な影響を与えないため、予め疲れ解析は不要とされている。したがって、「常陽」では、緊急ドレンのような熱衝撃に対する評価を行っていないため、今回、2次ナトリウム充填ドレン系の緊急ドレン回数が設計寿命中に何回許容できるか評価を行ったものである。評価の結果、緊急ドレンの回数は、ダンプタンク支持脚部の補強リブに発生する応力で支配されるが、その許容繰返し回数は、MK-IIで3,860回、MK-IIIで2,730回と極めて大きく緊急ドレンは問題とならないことを確認した。

論文

高速実験炉「常陽」の炉心高性能化計画(MK-III計画)

有井 祥夫; 冨田 直樹; 前田 彰; 小林 孝良; 伊東 秀明; 飛田 公一; 山下 芳興

日本原子力学会誌, 38(7), p.577 - 584, 1996/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Nuclear Science & Technology)

高速実験炉「常陽」は、燃料・材料の照射施設として、わが国のFBRの実用化に向けた高性能燃料・材料の開発ばかりでなく、外部機関から多種多様な照射試験への対応が要求される。このような状況の下に、炉心の高中性子束化、照射運転時間の増大および照射技術の高度化計画(MK-III計画)の検討を進めてきた。本稿では、このMK-3計画の概念と炉心及び冷却系設備等の設計結果について報告する。なお、設計の改造は、稼働中のプラントであるという制約条件を踏まえて行うものであり、その概要についても報告する。

論文

Lattice expansion in EuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$ irradiated with energetic ions

石川 法人; 岩瀬 彰宏; 知見 康弘; 前田 裕司; 鶴 浩二*; 道上 修*

Physica C, 259, p.54 - 60, 1996/00

 被引用回数:14 パーセンタイル:61.70(Physics, Applied)

高温超伝導体EuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$ c軸配向膜についてイオン照射を行い、照射後のc軸長変化を測定し、照射時の欠陥生成過程についての考察を行った。0.85~2.0MeVのHe、C、Ne、Arのような低エネルギーイオンの照射を行った場合、照射量に対するc軸長の伸び率は核的阻止能に比例して増加することが判った。それに対して、120MeV~200MeVのNi、I、Auのような高エネルギーイオンの照射を行った場合、低エネルギーイオンの照射で見られた振舞いからのずれが観測され、そのずれが電子的阻止能でスケールされることが判った。

報告書

「常陽」データ処理装置(JOYDAS)の更新に係わる基本設計

安江 等*; 山谷 孝生*; 花摘 正治*; 前田 彰彦*

PNC TJ9124 95-008, 292 Pages, 1995/03

PNC-TJ9124-95-008.pdf:7.48MB

高速実験炉「常陽」のデータ処理装置(JOYDAS)の更新にあたり、単に現JOYDASシステムを継承するだけでなく、データ収集・収録の高速化、データ収録容量の拡大を図るとともに、プラント監視機能の視認性・操作性を向上させた最適な運転監視システムを構築するための中核となるJOYDASの更新仕様の基本設計を実施した。結果は次のとおりである。(1) データ収集機能は、サンプリング周期の高速化及びサポート点数の拡大を図ると共に、プラント信号追加等のシステム増強に対応可能な分散化システムを採用する。(2) データ収録機能は、プラント信号をファイルに高速収録し、定常時と異常時に分けて外部ファイル(光磁気ディスク)に長期保存を可能とする。また、データの復元と提供を容易にできるようにオープン化を図る。(3) プラント監視機能は、最新のマンマシンデバイスを適用し、監視機能の高度化を図る。また、メニュー画面・階層化画面を採用し、マウスにより画面選択を容易に行えるようにする。更に、プラント異常時には自動画面表示機能を採用し監視機能の強化を図る。(4) データ印字機能は、印字情報を電子化して蓄積し、必要に応じて編集・再出力できるようにする。また、運転日誌に電子捺印機能を採用する。(5) 運転支援機能はワークステーション化を図るものとし、調整パラメータの追加・変更を容易にできるようにする。(6) システム管理機能は、プラント信号追加等を容易にする入力点管理機能や図形表示画面の追加変更可能な機能を導入し、システム管理者によるメンテナンスを可能とする。(7) ハードウェアは、最新のネットワーク技術や計算機技術を取り入れた計算機本体及び周辺装置で構成すると共にプラントの増設・改造に対しても容易に対応できるような機器配置とする。また中央制御室設置の監視デスクは前方の監視性を重視した構造とする。

論文

Ion irradiation effects in EuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$ thin film

石川 法人; 岩瀬 彰宏; 岩田 忠夫; 前田 裕司; 鶴 浩二*; 道上 修*

J. Supercond., 7(1), p.241 - 242, 1994/00

C軸配向したEuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$超伝導薄膜について、ピニング機構のHeイオン照射効果を調べた。ピニングの強さを表わす磁束の活性化エネルギーを磁場中抵抗の温度依存性から見積った。flux creep modelが成り立つと考えられる低抵抗領域における活性化エネルギーは、Heイオンの照射量の増加にしたがって減少し、ピニング特性が劣化することが分かった。さらに我々は、臨界電流密度の照射量依存性を測定し、それがT$$_{c}$$の殆ど変化しない低照射量領域(~10$$^{14}$$cm$$^{-2}$$)ですでに減少し、Heイオン照射による点状欠陥がピニングセンターとして機能しない、という結論を得た。

論文

Ion irradiation effects of EuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$ thin film

石川 法人; 岩瀬 彰宏; 岩田 忠夫; 前田 裕司; 鶴 浩二*; 道上 修*

Superconductors, Surfaces and Superlattices (Trans. of Materials Research Soc. Jpn., Vol. 19A), 0, p.537 - 540, 1994/00

本研究では、EuBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$薄膜について、1MeVのHeイオンの照射をしたときの、不可逆曲線及び臨界電流密度といったピニング特性のイオン照射効果を調べた。1MeVのHeイオンをこの物質に照射すると、点状欠陥が生成されると考えられる。照射後、不可逆曲線は低温側に移動し、臨界電流密度の減少が観測され、照射によるピニング特性が劣化していることが判った。また、ピニング特性の劣化は、10$$^{13}$$cm$$^{-2}$$のオーダーの低照射量領域から起きていることが判った。

論文

Electron irradiation effects on Y$$_{1}$$Ba$$_{2}$$CCu$$_{3}$$O$$_{y}$$ superconductors

渡辺 光男; 加藤 輝雄; 楢本 洋; 前田 裕司; 白石 健介; 数又 幸生; 岩瀬 彰宏; 岩田 忠夫

Advances in Superconductivity, p.469 - 474, 1989/00

クエンチ法により酸素量を制御したY$$_{1}$$Ba$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{y}$$試料を3MeVの電子線を照射し、その照射効果を電気抵抗測定で、試料の電流密度を変え、遷移温度近傍の様子を調べた。

報告書

廃棄物安全試験施設の概念設計

田代 晋吾; 青山 三郎; 松本 征一郎; 前田 頌; 野村 正之; 谷口 彰正*; 三田村 久吉; 馬場 恒孝; 妹尾 宗明; 荒木 邦夫; et al.

JAERI-M 8485, 74 Pages, 1979/10

JAERI-M-8485.pdf:2.18MB

高レベル廃棄物処理処分に関する安全評価の一環として、高レベル廃棄物固化体の長期貯蔵及び地層処分時の安全性を、実際規模の放射能濃度を用いて試験する施設として、廃棄物安全試験施設の概念設計を行った。この施設は5基のコンクリートセルを有しており、5$$times$$10$$^{4}$$Ciの実廃液を取扱うことができ、昭和56年度に完成予定である。本報告はその概念設計の概要をまとめたものであり、次研究の概要項目を含んでいる。1.試験研究の位置付け2.試験研究の概要3.取扱試料4.施設の概要5.主要試験機器の概要6.施設の安全解析

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