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論文

Chemical composition and digestibility of rice straw fermented by selected fungi

M.A.Malek*; 松橋 信平; 久米 民和

Int. J.Mushroom Sci., 2(2), p.27 - 32, 1998/00

8種類の糸状菌を用いて、照射したワラの発酵処理による繊維成分の消化性について検討した。Pleurotus sajor-cajuなどの糸状菌の発酵処理により、熱水抽出率が増加した。1ヶ月の発酵処理により、中性溶媒不溶繊維、セルロース含量などが減少した。リグニン含量は、P.sajor-cajuの2ヶ月発酵で著しく減少した。また、粗タンパク質含量の増加、消化性の向上が認められた。消化性試験では、酵素液及びルーメン液ともに良い結果が得られた。これらの結果から、P.sajor-cajuによる発酵処理産物が飼料として最も適しており、特にセルロース含量は余り低下させずに、リグニン含量を低下させ、消化性を向上できた。

論文

イオンビーム変異によるAspergillus awamoriの生澱粉消化性の改良

A.Aryanti*; 瀧上 真智子*; 伊藤 均

食品照射, 33(1-2), p.37 - 40, 1998/00

生澱粉を糖化処理することはエネルギー消費の低減の上で意義がある。Aspergillus awamoriは低pH下で生澱粉を消化できるが、変異処理による消化性の向上が望ましい。本研究ではC$$^{5+}$$イオンと$$gamma$$線による変異誘発効果を比較し、生澱粉消化性について検討した。$$gamma$$線とイオンビーム照射による変異株の出現率を酵素活性の向上によって比較したところ、酵素活性が向上した変異株の出現率はイオンビームの方が著しく多かった。また、これらの変異株によるキャッサバ澱粉、サゴ澱粉、スクン澱粉の消化性は2倍以上に向上した。

報告書

Effect of irradiation on enzymatic digestion of cellulosic wastes

N.A.Chowdhury*; 松橋 信平; 橋本 昭司; 久米 民和

JAERI-M 93-074, 40 Pages, 1993/03

JAERI-M-93-074.pdf:1.65MB

照射と他の処理法との組合せによるセルロース質廃棄物の酵素消化性について検討した。サトウキビバガス及び稲わらの粗繊維(CF)、酸溶媒不溶繊維(ADF)、中性溶媒不溶繊維(NDF)の量は、各種処理法により変化した。各種処理法の中で、アルカリ処理が酵素による繊維の加水分解に最も効果的であった。照射とアルカリその他の組合せ処理により、分解性はさらに向上した。脱気水ではアルカリ処理とほぼ同様の促進効果が認められた。オゾンでは増大効果は認められず、むしろ阻害された。バガス中のADF及びADL(酸溶媒処理リグニン)量は、Coriolus versicolorによる発酵処理で著しく減少した。この分解性の増大は、走査型電子顕微鏡観察でも認められた。

論文

Change in digestibility of raw starch by gamma-irradiation

久米 民和; 田村 直幸

Starch, 39(3), p.71 - 74, 1987/03

 被引用回数:14 パーセンタイル:66.28(Food Science & Technology)

無蒸着澱粉を用いた醗酵培地への放射線殺菌の応用の基礎として、グルコアミラーゼによる生澱粉消化性に対する$$gamma$$線照射の影響について検討した。タピオカ澱粉の消化性は照射により減少したが、用いた他の澱粉(小麦、トウモロコシ、甘藷、馬鈴薯)ではほとんど変化は認められなかった。タピオカ澱粉は照射によって凝集し、著しく沈降しやすくなった。このタピオカ澱粉の凝集は、超音波処理により完全に再分散させることができた。したがって、タピオカ澱粉では他の澱粉と異なり、照射によって凝集、沈降といった変化が起こることによって生澱粉消化性が減少したものと考えられた。しかし、超音波処理による生澱粉消化性の回復は完全ではなく、他の因子の関与も考えられる。

論文

徐放性制癌剤複合体からの薬物滲透と壊死効果

嘉悦 勲; 吉田 勝; 浅野 雅春; 久保 長生*; 嘉多村 孝一*; 大川 智彦*; 牧田 登之*; 今井 強一*; 真下 透*; 湯浅 久子*; et al.

人工臓器, 15(1), p.210 - 213, 1986/00

制癌剤含有ポリマー複合体を癌組織に投与した場合、薬物の組織浸透により壊死が起るが、その範囲が限定されているため、これを拡大するために、新しい担体ポリマーと薬物及びadditiveなどの組合せの検討を行なった。その結果、ラットの正常肝組織に対しては、シスプラティンを含有したDL-アラニン/$$beta$$-エチル-L-アスパラテートコポリマーの複合体が薬物滲透、組織壊死の両面で最も良好であることがわかった。次いで、この系を担癌動物にも使用して有効性をしらべたところ、顕著な壊死効果が認められた。コポリペプチド以外の生体消化性ポリマーについても、担体としての効果を検討し、消化性の速いものほど有効であることを認めた。

論文

照射による生澱粉消化性の変化

久米 民和; 田村 直幸

食品照射, 20(1), p.9 - 12, 1985/00

澱粉の無蒸煮発酵へ放射線殺菌法を応用するための基礎として、各種澱粉を照射したときの生澱粉消化性について検討した。澱粉粉末に1Mradの照射を行うと、タピオカでは生澱粉消化性が減少したが、他の小麦、トウモロコシ、甘藷、馬鈴薯澱粉では変化はほとんど認められなかった。一方、フォトペーストグラフィーにおいて、タピオカの澱粉粒子の溶解開始温度は照射によって高くなり、糊化しにくくなっていた。また、タピオカの澱粉粒子は照射により凝集し、沈降しやすくなった。したがって、照射により澱粉粒子表面にこれらの変化が生じることによって、生澱粉消化性が低下したものと考えられる。

論文

徐放性抗腫瘍剤-高分子複合体の作用特性とその改良

嘉悦 勲; 吉田 勝; 浅野 雅春; 山田 明夫*; 桜井 靖久*; 中村 光司*; 高崎 健*; 羽生 富士夫*; 中井 克幸*; 山中 英寿*; et al.

人工臓器, 12(2), p.689 - 692, 1983/00

MMC-高分子複合体を低温放射線重合法により、またTS-ポリペプチドあるいはTS-タンパク質複合体を加圧加熱溶解法により試作した。ビニルポリマー系複合体は複合対中の薬物濃度が高いにも拘らず血液障害を認めずかつ抗腫瘍効果を示した。しかしながら、埋入物周辺の癌細胞に対する有効な作用領域は比較的限局性であることが判明した。そこで上述した作用領域を拡大するため、薬物の生体での拡散透過を促進するような物質、例えばUK,PEG,DMSOあるいはSDSを複合体に共存させてその効果を検討した。一方、消化性担体については、放射線照射によって担体の消化速度を早くしたり、あるいは遅くしたりすることが可能であることを見出した。このような担体特性を薬物の情報化に応用し、担体-薬物複合体の試作条件および薬理機能との関連において検討した。

論文

Biodegradable random copolypeptides of $$beta$$-benzyl L-aspartate and $$gamma$$-methyl L-glutamate for the controlled release of testosterone

浅野 雅春; 吉田 勝; 嘉悦 勲; 山中 英寿*; 志田 圭三*

Makromol.Chem., 184(9), p.1761 - 1770, 1983/00

B-bzL-Asp/$$gamma$$-MeL-Gluのランダムコポリマーを合成し、ラットの皮下に埋入した。このコポリマーはin vivo消化性を有し、かつ生体適合性に優れていることが分った。この結果に基づいて、コポリ(B-bzL-Asp/$$gamma$$-MeL-Glu)をdrug delivery systemに対する担体として用いることを試みた。テストステロン/ポリマー複合体は微量のdichloroethane存在下、200kg/cm$$^{2}$$の圧力下で試作した。複合体からのテストステロンのin vivo溶出速度はin vitroより約5.5倍大きかった。この場合、in vivo溶出速度は90日間にわたって一定値(0.22mg/day)を示した。去勢ラットに達するserum薬物濃度は0.40ng/mlであったが、複合体埋入系のそれは6.8ng/mlであった。

論文

Preparation and properties of drug-protein delivery composites by radiation after melt-pressing

浅野 雅春; 吉田 勝; 嘉悦 勲

高分子論文集, 39(10), p.621 - 628, 1982/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:40.84(Polymer Science)

薬物-タンパク質粉末混合物を100kg/cm$$^{2}$$の圧力下で加熱溶融ののち放射線照射によって橋かけ構造をもつ複合体を試作した。ペプシン酵素を含む緩衝液(pH1.8)を用いて$$gamma$$-グロブリン複合体を消化(分解)させながら、その複合体からのテストステロンの放出特性を調べたところ、試験開始後8日目での薬物の累積放出量は加圧-加熱溶融複合体系が約90%であるのに対し、照射複合体のそれは約67%であった。したがって、薬物の放出は酵素消化系の場合、放射線照射によって抑制される傾向を示すことが分った。また、照射した担体のペプシン消化はタンパク質の種類および起原によって著しく異った。すなわち、照射によって消化が加速される担体、逆に消化が抑制される担体さらに消化が照射に影響されない担体を見出した。これらの複合体からのテストステロンの放出は上述した担体の消化性とよく対応することがわかった。

論文

タンパク質-親水性ビニルポリマー混合系を担体とする制癌剤の徐放化

浅野 雅春; 吉田 勝; 嘉悦 勲

高分子論文集, 39(5), p.333 - 338, 1982/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:25.23(Polymer Science)

蛋白質-ビニルモノマー混合系を担体とする薬物との複合体を低温放射線重合法と熱変性処理法を組合わせることによって調製し、複合体からの薬物の放出性について検討した。系中に含まれる2-ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)を-78$$^{circ}$$Cで放射線重合させたのち、アルブミンを熱変性処理したとき、複合体からの塩酸ブレオマイシン(BLM)の放出速度は最も抑制された。この抑制効果は架橋ポリマーを共存させることにより、さらに有効であることがわかった。一方、放出試験を蛋白質分解酵素存在下で行なった場合、混合組成における仕込みHEMA濃度の増加に伴ない消化性は著しく低下したが、組成と消化性との間に加成性が成立しなかった。走査型電子顕微鏡観察、放出試験などの結果から、アルブミン単独系の担体にビニルモノマーを共存させることによって、BLMの放出性および複合体中に含まれるアルブミンの消化性を顕著に抑制できることが明らかになった。

論文

熱変性タンパク質を担体とする制癌剤の徐放化

浅野 雅春; 吉田 勝; 嘉悦 勲

高分子論文集, 39(5), p.327 - 332, 1982/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:35.85(Polymer Science)

制癌剤を含む水溶液をアルブミン、ヘモグロビンのような蛋白質と混合し、適当な形状に成形後、熱変性処理を行うことによって蛋白質-制癌剤複合体を調製した。この複合体からの制癌剤の放出性と複合体の消化性の関係について検討した。制癌剤の放出速度は用いた蛋白質の種類のみならず、蛋白質の変性時における温度・時間、複合体作成時の水分含量および加圧条件に大きく依存することがわかった。この場合、牛血清由来のアルブミン結晶物を担体とした時が、制癌剤の放出が最も抑制された。一方、蛋白質分解酵素存在下で制癌剤の放出試験を行なった場合、経時的に複合体表面に多数の空孔構造が形成された。この空孔構造は熱処理した複合体の変性度の不均一性に依存するもので、変性度の低い部分から消化作用を受けていくと考えられる。この場合、制癌剤の放出速度は複合体の消化によって著しく増加した。溶出性(放出性)、酵素分解性(消化性)への$$gamma$$線照射効果も一部検討した。

論文

ポリペプチド-薬物複合体からのテストステロンのin vivo放出

吉田 勝; 浅野 雅春; 嘉悦 勲; 大屋 正尚*

高分子論文集, 39(4), p.285 - 291, 1982/00

 被引用回数:10 パーセンタイル:54.30(Polymer Science)

N-カルボキシ-$$alpha$$-アミノ酸無水物を重合後、ポリマー溶液にテストステロンを含有させ加圧下でテストステロンを含むポリペプチド複合体を調製した。このようにして作ったポリ($$gamma$$-ベンジル-L-グルタメート)複合体からのin vivoにおけるテストステロンの溶出を検討した結果、時間と累積溶出量の関係を量対数プロットした曲線は溶出開始後2-60日の期間において直線的な増加傾向を示すことが認められた。また、in vivoにおけるポリペプチドの消化性とポリペプチドからのテストステロンの溶出との間の関係は去勢ラットにポリペプチド複合体を埋め込むことによって検討した。30日間埋め込み後、ポリペプチドは約9.5%消化を受け、そのときのテストステロンの累積溶出量は15.2mgに達した。一方、複合体中に包含したテストステロンのin vivoにおける薬理機能(physiological response)は前立腺腹葉の重量変化と血中テストステロン濃度から検討した。

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