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Pd in concrete rubble太田 祐貴; Do, V.-K.; Banjarnahor, I. M.; 岩橋 弘之; 古瀬 貴広; 田中 康介
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 335(1), p.939 - 948, 2026/02
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Chemistry, Analytical)This paper presents an analytical method for detecting
Pd in concrete using inductively coupled plasma tandem mass spectrometry (ICP-MS/MS). Palladium was purified through an HCl-free chromatographic process utilizing Ni-resin, which was optimized for high and stable chemical recovery. Palladium was effectively retained on the Ni-resin when treated with dilute nitric acid and was subsequently eluted with hot concentrated nitric acid. This approach improved elution efficiency and increased the recovery rate to over 90%. The determination of
Pd via ICP-MS/MS was performed using NH
as a reaction gas. By measuring the mass shift of 51, corresponding to Pd(NH
)
product ions, we successfully eliminated interference from the isobar
Ag. The total interference removal factor for
Ag reached approximately 10,000, demonstrating that the method is highly selective and reliable for quantifying
Pd. The method detection limit for 107Pd in concrete matrices was estimated to be 0.05 Bq g
, indicating its sensitivity to detect low levels of the radionuclide, in compliance with environmental safety regulations. This method is now routinely used to monitor
Pd in concrete samples collected from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station.
米山 海; 二田 郁子; 田中 康之; 小高 典康; 菊池 里玖; 坂野 琢真; 古瀬 貴広; 佐藤 宗一; 三本木 満; 田中 康介
JAEA-Technology 2025-008, 44 Pages, 2025/12
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所(1F)の廃炉に向け、原子炉建屋格納容器内部の調査が行われている。燃料デブリの取出しや建屋解体の作業を安全に進めるためには、汚染状況を把握し、作業の計画や作業者の被ばくを管理する必要がある。本件は、2号機原子炉格納容器貫通部X-6(X-6ペネ)内の堆積物について、含まれる元素、放射性核種濃度、核種組成を把握することを目的に分析を実施した。本分析の対象試料は、スミヤろ紙に付着したX-6ペネ内部の堆積物である。堆積物に含まれる
核種の把握、また、元素や元素の共存の様子を把握するため、非破壊分析として
線スペクトル分析、蛍光X線(XRF)分析、走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線(SEM-EDX)分析を実施した。さらに、堆積物に含まれる放射性核種やその組成を詳細に明らかにするために、堆積物を硝酸及びフッ化水素酸で溶解し、溶解液中の
核種、Sr-90及び
核種の放射能分析を実施した。得られた結果を、2020年にX-6ペネ内の異なる場所で採取された堆積物の分析結果と比較した。非破壊での
線スペクトル分析では、Co-60、Sb-125、Cs-134、Cs-137、Eu-154、Eu-155及びAm-241が検出された。XRF分析では、格納容器内の構造物由来と考えられるFeが主要な元素として検出され、そのほか燃料や燃料被覆管に由来すると考えられる微量のU及びZrが検出された。SEMEDX分析の結果では、堆積物の主要な元素としてOとFeが検出されたことに加え、Uを含む粒子が観察され、UとともにFe、Si、Cr、Ni、Zrが検出された。これらの結果は2020年採取試料と同様の傾向であった。放射能分析では、非破壊測定で検出された
核種(Co-60、Sb-125、Cs-134、Cs-137、Eu-154、Eu-155)に加えて、Sr-90、Pu-238、Pu-239+240、Am-241、Cm-244、U-235、U-238の定量値を得た。これらの結果をもとに、1F事故に由来する汚染の主要な
線放出核種であるCs-137を基準とした放射能比を算出した。さらに、U-238に対する放射能比についても算出し、ORIGENによる2号機の燃料組成の計算値と比較した。
Se concentration in concrete rubbleBanjarnahor, I. M.; Do, V.-K.; 古瀬 貴広; 太田 祐貴; 田中 康介
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 334(7), p.4997 - 5006, 2025/05
被引用回数:2 パーセンタイル:73.73(Chemistry, Analytical)
Se has been conventionally measured via radiometry. However, measuring
Se this way is difficult due to its low specific radioactivity. Moreover, the measurement is time-consuming and susceptible to the radioactive interferences from highly radioactive nuclides (
Sr,
Cs, etc.) coexisting in the samples. ICP-MS/MS is widely known as a powerful technique to quantify difficult-to-measure radionuclides, which can effectively eliminate the interferences using a collision/reaction cell. In this research, a novel HCl-free chemical separation method was developed for separating Se from concrete matrices, followed by the selective measurement of Se concentration via ICP-MS/MS.
Se was purified by stepwise chemical separation using anion exchange resin and activated alumina. The separation condition was optimized and evaluated. The chemical recovery of
85% was achieved.
Se concentration was determined via ICP-MS/MS at m/z = 79 using ammonia gas as the reaction gas, and possible interferences such as those from the
Br isobar and argon gas were effectively mitigated. A method limit of detection of 0.1 Bq g
was achieved for the concrete rubble samples, making it a reliable tool for determining
Se concentrations in concrete rubble collected from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station.
Sn in concrete rubbleDo, V.-K.; 古瀬 貴広; 太田 祐貴; 岩橋 弘之; 廣沢 孝志; 渡辺 将久; 佐藤 宗一
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 331(12), p.5631 - 5640, 2022/12
被引用回数:6 パーセンタイル:55.29(Chemistry, Analytical)
Snは2011年の福島第一原子力発電所事故により環境中に放出された可能性のある長半減期核分裂生成物であり、こうした核種のモニタリングは周辺環境及び放射性廃棄物を適切に管理・処理していくために重要である。本研究では、TEVA resinによるHClフリーな固相抽出分離とICPタンデム質量分析計(ICP-MS/MS)を組み合わせた放射性ガレキ中の
Sn分析手法を提案した。TEVA resinによるコンクリートマトリクスからのSnの回収率は95%以上であった。同重体である
Te及び試料マトリクスに由来する多原子イオンによるスペクトル干渉は、固相抽出による化学分離とICP-MS/MSとの組み合わせにより効果的に低減することができ、Teの除染係数は10
に達した。本手法でのコンクリートマトリクスにおける
Snの方法定量下限値は、12.1pg g
(6.1mBq g
)となり、コンクリートガレキ中の
Snを分析する手法として十分な感度を有することを確認した。
Zr and
Mo in concrete rubbleDo, V.-K.; 古瀬 貴広; 村上 絵理奈; 相田 玲奈; 太田 祐貴; 佐藤 宗一
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 327(1), p.543 - 553, 2021/01
被引用回数:11 パーセンタイル:69.69(Chemistry, Analytical)HClフリーな抽出クロマトグラフィーによるコンクリートマトリクスからのZrおよびMoの逐次分離手法を新たに開発するとともに、リアクションガスにアンモニアを用いたICP-MS/MSにて
Zrおよび
Moを測定した。ICP-MS/MSによる測定条件は、コンクリートマトリクス中Zr, Moの安定同位体のテーリング、並びに
Nbの干渉を抑制できるように最適化した。これら測定干渉の除去能力については、非放射性コンクリートをマトリクスブランクとして測定することで評価した。コンクリートマトリクスにおける本手法の
Zrおよび
Moの方法検出下限値は、それぞれ1.7mBq g
と0.2Bq g
となった。また、Nbの除去係数(除染係数と同様な評価)およびアバンダンス感度はそれぞれ10
オーダーと10
オーダーになり、本手法が極微量の
Zrおよび
Moを評価する分析法として十分な能力を有していることを確認した。以上の結果より、放射能インベントリ評価のためのコンクリートガレキ中
Zr,
Mo迅速分析手法としての本手法の有効性を確認することができた。
田口 茂郎; 山本 昌彦; 古瀬 貴広*; 真崎 祐次*; 久野 剛彦
JAEA-Technology 2018-005, 14 Pages, 2018/06
使用済核燃料から分離回収した硝酸Pu溶液中の不純物金属(Fe, Cr, Ni, Mn, Al, Cd, V, Cu, Si, Zn, Mo, Sn, Ca, Mg, Na, Ag, Pb, B)を誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-OES)により定量するにあたり、アクチニドに対して高い吸着性を有する固相抽出樹脂を用いて、硝酸Pu溶液中のPu, Am及びNpを吸着除去し、不純物金属成分と分離する手法を開発した。本手法では、TRU樹脂を充填したカラムを2段として、1段目のカラムで主にPuとAmを吸着除去し、次にNpの原子価をNp(IV)に調整した後、2段目のTRUカラムに通液し、1段目のカラムから溶出したAm(III)とNp(IV)を吸着除去した。本分離法により、東海再処理施設において分離回収された硝酸Pu溶液(22g/L)2mLを処理した結果、回収液(100mL定容後)中の全
放射能濃度を
5.8Bq/mLまで低減することができた。分離後の試料をICP-OESで測定した結果、測定対象の不純物金属元素を全量回収でき、本法が、硝酸Pu溶液中のICP-OESによる不純物金属分析に先立つPu, Am, Np除去のための分離前処理法として有効であることを確認した。
古瀬 貴広*; 田口 茂郎; 久野 剛彦; 駿河谷 直樹
JAEA-Technology 2016-028, 19 Pages, 2016/12
使用済核燃料の再処理過程を経て得られたMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)粉末は、キャラクタリゼーションのために金属不純物元素の定量分析が必要となる。本分析には、粉末試料を溶解することなく直接定量が可能となる直流アーク放電発光分光法が有用とされるが、検量線を作成する際にマトリックスマッチングなどの問題を克服できる標準物質の選択が最も重要な課題であった。本報告では、試料マトリックスの影響を考慮して既知量の不純物金属を含む八酸化三ウランを標準物質として用いた標準添加法を適用することによって、比較的有意量が試料中に含まれる鉄, クロム, ニッケルの定量を試み、良好な結果が得られることを明らかにした。
古瀬 貴広; 雛 哲郎
鳴海 昭紀*; 盛田 和久*
【課題】加工屑を高い回収率で回収できる集塵ドリル装置を提供する。 【解決手段】ドリル本体10が、先端にドリルチップ11を有するリード部12と、リード部12に連結される連結部15と、リード部12の先端から連結部15の外周面15Aに接続される貫通孔16,17と、を有し、ドリルチップ11が、リード部12より外径が大きく構成され、密閉体20が貫通穴25と、被加工物Mに設置される設置面26と、設置面26の反対側の非設置面27と、貫通穴25と接続する連結孔28と、を有する本体21と、非設置面27に設けられ連結部15と同じ径又は小さい径の孔23Aを有し気密性を有する材質で構成された第1弾性体23と、を有し、ドリル本体10が、孔23Aを貫通して被加工物Mに当接するように構成され、連結孔28とフィルター30が気密性を保持して接続された集塵ドリル装置1を提供する。
U測定方法の検討田中 康之; Do, V.-K.; 元木 良明*; 太田 祐貴; 岩橋 弘之; 黒澤 きよ子*; 古瀬 貴広
no journal, ,
ICP-MS/MSとしてAgilent8900トリプル四重極ICP-MSを用いた
Uの測定方法について検討した。本装置は、測定可能な最大質量電荷比が275であることから、リアクションガスに酸素を用いたマスシフト法を適用することで、
U
O
Oの測定が可能になる。これにより従来の手法と比較して
Uのスペクトル干渉の低減による
Uの高感度測定が可能になると考えられる。そこで、本研究ではICP-MS/MSによる質量電荷比268での
Uの最適な測定条件を検討した内容を報告する。
Do, V.-K.; 太田 祐貴; Banjarnahor, I. M.; 相田 玲奈; 村上 絵理奈; 本間 駿太; 岩橋 弘之; 古瀬 貴広
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)由来の放射性廃棄物分析を行う大熊分析研究センターでは、2022年10月より中・低線量の廃棄物試料を取り扱う第1棟のホット運用が開始され、1F廃棄物の受入れ、分析が開始された。測定対象核種の中で長半減期核種の測定については、従来の放射能測定法では複雑な前処理操作と長時間の測定が必要となる一方、ICP-MS法は感度及び測定時間の面でアドバンテージがある。特にハイエンドモデルであるICP-MS/MSは装置自体が高い分離性能を有しており効果的にスペクトル干渉を低減できることから、前処理における化学分離プロセスの簡略化が可能となり、更なる簡易・迅速化が見込める。本発表では、
Zr,
Mo,
Pd,
Sn,
Seなどの長半減期核種について、1F廃棄物試料への適用を目的としたICP-MS/MSによる分析法の研究開発に関する最近の成果を報告する。
Se in concrete rubble by ICP-MS/MSDo, V.-K.; Banjarnahor, I. M.; 太田 祐貴; 田中 康之; 古瀬 貴広; 田中 康介
no journal, ,
本報告は、コンクリートガレキ試料中の
Seを対象としたHClフリーの誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS/MS)を用いた分析手法の開発結果を報告する。従来の
Seの放射能測定は、液体シンチレーションカウンタ(LSC)測定にて行われる。しかしながら、LSC測定は、時間がかかることに加え、試料中に多く共存する放射性核種(
Sr,
Cs等)からの干渉を受けやすい。この点に関して、ICP-MS/MS測定はその干渉を効果的に除去することができる。本研究では、装置への腐食の高い塩酸を使用せず、コンクリート試料からのSeの回収及び
Seの同重体である
Brを除去可能な前処理方法を開発した。前処理によるSeの回収率は約90%であり、ICP-MS/MSによる
Se測定の最適な条件についても調べた。本手法の方法検出下限値は0.1Bq/gであり、開発した手法は、福島第一原子力発電所で回収されたコンクリートガレキ試料の
Se分析で求められている検出下限値を満たせることを実証した。
古瀬 貴広; Do, V.-K.; 圷 英之; 堀田 拓摩
no journal, ,
平成30年度の大熊分析・研究センターの成果報告として、施設整備及び分析技術開発の状況を報告する。分析技術開発については、自動化システム及びICP-MSを用いた迅速かつ効率的な放射性核種分析方法について報告する。
古瀬 貴広; 太田 祐貴; Do, V.-K.
no journal, ,
日本原子力研究開発機構は、東京電力の福島第一原子力発電所(1F)の廃炉措置に向けて放射性廃棄物および燃料デブリの特性を確認するために、研究開発施設である大熊分析研究センターを整備中である。本発表では、大熊分析研究センターにおいて、中・低レベルの放射性廃棄物試料を分析する分析・研究施設第1棟の概要と整備状況について報告する。
Zr by ICP-QQQ-MS and automated sample preparation instrumentsDo, V.-K.; 古瀬 貴広; 太田 祐貴
no journal, ,
自動化された簡易な化学分離操作とICP-QQQ-MS測定を組み合わせた
Zrの分析手法開発についてその概要を紹介する。
佐藤 宗一; Do, V.-K.; 古瀬 貴広
no journal, ,
As the consequence of the nuclear accident due to The Tohoku Earthquake and tsunamis, a vast area of Fukushima was contaminated by radioactive materials releasing from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (1F). Technical support for environmental restoration of Fukushima and decommissioning of 1F are the most important mission of Japan Atomic Energy Agency (JAEA). In this presentation, we outline Okuma Analysis and Research Center and our mission on technical development for analyzing rubble and wastes from the decommissioning of 1F. Novel analytical methods are being developed at the center for determining difficult to measure nuclides.
Zr and
Mo based on solid phase extraction combined with ICP-MS/MS, 2; Spectral interference removal for measurement of
Zr and
Mo by ICP-MS/MSDo, V.-K.; 古瀬 貴広; 村上 絵理奈; 相田 玲奈; 太田 祐貴; 富塚 知博; 佐野 友一; 秋元 友寿*; 遠藤 翼*; 片山 淳; et al.
no journal, ,
本報では、ICP-MS/MS(Agilent 8900)を用いた
Zrと
Moの定量において妨害となる隣接ピークのテーリング及び同重体(
Nb)の影響除去に関する検討結果について報告する。アンモニアガスをリアクションガスとし、ガスと各元素の反応性の違いを利用することで、
Zrと
Moはそれぞれの同重体から分離することが可能となる。本発表ではこの性質を利用した福島第一原子力発電所から採取した環境試料中
Zrと
Moの分析手法について提案する
Zrおよび
Moの同時分析手法の開発,1; NbからのZrとMoの逐次化学分離古瀬 貴広; Do, V.-K.; 相田 玲奈; 太田 祐貴; 村上 絵理奈; 富塚 知博; 佐野 友一; 秋元 友寿*; 遠藤 翼*; 片山 淳; et al.
no journal, ,
放射性廃棄物中の
Zrおよび
Mo分析を従来の放射線計測から簡易・迅速化することを目的に、固相抽出法とICP-MS/MSを組み合わせた分析手法を検討した。本発表では、固相抽出樹脂であるZRレジン用いた試料マトリクス及び質量数が93であるNbからのZr及びMoの逐次化学分離の検討結果について報告する。
Do, V.-K.; 古瀬 貴広; 太田 祐貴; 佐野 友一; 岩橋 弘之; 本間 駿太; 一條 祐里奈; 黒澤 きよ子*; 遠藤 翼*; 元木 良明*; et al.
no journal, ,
本報では、HClフリーのコンクリートマトリクスからのSnの分離・回収手法について報告する。固相抽出前のコンクリート溶解液処理として2つの手法を検討し、その後、TEVAレジンを用いた固相抽出試験を実施した。その結果、本手法によるコンクリートマトリクスからのSnの分離・回収は高い回収率と再現性を示した。本研究では、ICP-MSにより
Snの測定するためのコンクリート瓦礫からのSnの分離手法の検討を行った。
Iと
Clの分析手法の検討太田 祐貴; 黒澤 きよ子*; 元木 良明*; Do, V.-K.; 古瀬 貴広
no journal, ,
福島第一原子力発電所由来の放射性ガレキに対する、逐次的な
Iと
Clの化学分離とICP-MS/MS(
I)及びLSC(
Cl)を組み合わせた簡易な分析手法を検討した結果について報告する。ハロゲン核種である
Iと
Clについて、
Clに比べてスペクトル干渉の影響が少なく、イオン化効率の高い
Iは、ICP-MS/MSにおける干渉低減技術の発展により簡易な前処理での高感度分析が可能となった。一方
Clは従来の
線計測が一般的であり煩雑な前処理が必要である。そこで本研究では、化学的性質の類似する両核種の試料マトリクスからの粗分離を共通化し、その後の分離・精製を各測定手段に適した形で逐次的に行うことで、全体としての前処理の合理化を検討した。
古瀬 貴広; 佐藤 宗一; 渡辺 将久; 廣沢 孝志*; Do, V.-K.; 坂爪 克則; 三本木 満; 田中 康介
no journal, ,
日本原子力研究開発機構大熊分析・研究センター放射性物質・研究施設第1棟(第1棟)では、放射性固体廃棄物の分析を本格的に開始した。本発表では、当該施設の全体概要を述べるとともに、多種多様な放射性固体廃棄物の分析に向けて実施した分析技術開発の内容について概要を報告する。