Objectives and design of the JT-60 superconducting tokamak

JT-60超伝導トカマクの目的と設計

石田 真一; 阿部 勝憲*; 安藤 晃*; Chujo, T.*; 藤井 常幸; 藤田 隆明; 後藤 誠一*; 花田 和明*; 畑山 明聖*; 日野 友明*; 堀池 寛*; 細金 延幸; 市村 真*; 飯尾 俊二*; 伊藤 智之*; 鎌田 裕; 桂井 誠*; 菊池 満; 狐崎 晶雄; 香山 晃*; 久保 博孝; 栗山 正明; 松川 誠; 松岡 守*; 三浦 幸俊; 三浦 友史; 宮 直之; 水内 亨*; 村上 好樹*; 長崎 百伸*; 二宮 博正; 西野 信博*; 小川 雄一*; 岡野 邦彦*; 小関 隆久; 三枝 幹雄*; 坂本 瑞樹*; 逆井 章; 佐藤 正泰; 嶋田 道也; 嶋田 隆一*; 清水 正亜; 高木 敏行*; 高瀬 雄一*; 竹治 智*; 田辺 哲朗*; 東井 和夫*; 上田 良夫*; 上杉 喜彦*; 牛草 健吉; 若谷 誠宏*; 八木 康之*; 山口 憲司; 山本 巧; 谷津 潔*; 吉川 潔*

Ishida, Shinichi; Abe, Katsunori*; Ando, Akira*; Chujo, T.*; Fujii, Tsuneyuki; Fujita, Takaaki; Goto, Seiichi*; Hanada, Kazuaki*; Hatayama, Akiyoshi*; Hino, Tomoaki*; Horiike, Hiroshi*; Hosogane, Nobuyuki; Ichimura, Makoto*; Iio, Shunji*; Ito, Satoshi*; Kamada, Yutaka; Katsurai, Makoto*; Kikuchi, Mitsuru; Kitsunezaki, Akio; Koyama, Akira*; Kubo, Hirotaka; Kuriyama, Masaaki; Matsukawa, Makoto; Matsuoka, Mamoru*; Miura, Yukitoshi; Miura, Yushi; Miya, Naoyuki; Mizuuchi, Toru*; Murakami, Yoshiki*; Nagasaki, Kazunobu*; Ninomiya, Hiromasa; Nishino, Nobuhiro*; Ogawa, Yuichi*; Okano, Kunihiko*; Ozeki, Takahisa; Saigusa, Mikio*; Sakamoto, Mizuki*; Sakasai, Akira; Sato, Masayasu; Shimada, Michiya; Shimada, Ryuichi*; Shimizu, Masatsugu; Takagi, Toshiyuki*; Takase, Yuichi*; Takeji, Satoru*; Tanabe, Tetsuo*; Toi, Kazuo*; Ueda, Yoshio*; Uesugi, Yoshihiko*; Ushigusa, Kenkichi; Wakatani, Masahiro*; Yagi, Yasuyuki*; Yamaguchi, Kenji; Yamamoto, Takumi; Yatsu, Kiyoshi*; Yoshikawa, Kiyoshi*

原型炉の経済性と環境適合性のさらなる向上を図るため、大学等との連携協力によりJT-60を超伝導トカマクへ改修する計画を推進している。目的は、原型炉と同様に強磁性体である低放射化フェライト鋼をプラズマの近くに設置して、高ベータで自発電流割合が高く、高度なダイバータ熱粒子制御を持ち、ディスラプション頻度の少ない定常運転を実現することである。JT-60の既存設備を最大限活用し、新たに導入する超伝導トロイダル及びポロイダル磁場コイルを用いて、主半径2.8m,プラズマ電流4MA,トロイダル磁場3.8Tの高非円形かつ高三角度配位のシングルヌル・プラズマの100秒運転を行う。原型炉の設計例から設定された高い達成目標の実現を目指し、高ベータプラズマ制御,高性能・高自発電流プラズマ制御,ダイバータ熱粒子制御、及びフェライト鋼のプラズマ適合性の実証という重要課題に取り組むことができるよう設計を行った。

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