開発試験装置-PCWによるエチレンの放射線重合,2; 運転結果と考察

Radiation-Induced Polymerization of Ethylene with the Pilot Plant-PCW

栗原 寛人; 中島 隼人; 渡辺 博正; 橋羽 秀行; 渡辺 光崇; 山口 康市; 須郷 高信; 諏訪 武; 町 末男; 高坂 佳夫*; 宮永 一清*; 丸山 義雄*; 小田原 弘*; 和田 武*; 泉類 詩郎*; 大田黒 寛治*; 武久 正昭

not registered; Nakajima, Hayato; not registered; not registered; not registered; Yamaguchi, Koichi; not registered; not registered; Machi, Sueo; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; Takehisa, Masaaki

昭和42年8月から2年間にわたり、内容積10lの外部線源型濡壁反応器を有する開発試験装置-PCWを用いて、第3ブタノール水溶液を反応媒体としたエチレンの放射線重合プロセスの開発研究を行なった。この研究の目的は反応器からのポリマーの連続取り出し法および反応器壁へのポリマーの付着の防止方法を確立することにある。ポリマーの速読取出しはポリマーを第3ブタノールのスラリーとして流す方法によって達成された。また、反応器壁上へのポリマーの付着は反応器壁に重液を循環して流す方法によって防止できた。圧力100~400kg/cm、温度30~80Cの範囲で定量的な実験を行なうことができ、反応条件の影響が明らかになった。また、ポリマー付着状況についても明らかにした。

no abstracts in English