長寿命プラント照射損傷管理技術に関する研究開発; 照射損傷指標と損傷進行監視技術の研究開発

R&D project on irradiation damage management technology for structural materials of long-life nuclear plant; R&D of irradiation damage indicator and irradiation damage management

若井 栄一  ; 高田 文樹; 高屋 茂  ; 加藤 章一 ; 北澤 真一; 大久保 成彰   ; 鈴土 知明   ; 藤井 貴美夫; 吉武 庸光 ; 加治 芳行  ; 實川 資朗; 松井 義典 ; 山口 正剛   ; 青砥 紀身 ; 野上 修平*; 佐藤 学*; 岩井 岳夫*; 阿部 弘亨*; 福島 文欧*; 土岐沢 耕一*; 長谷川 晃*

Wakai, Eiichi; Takada, Fumiki; Takaya, Shigeru; Kato, Shoichi; Kitazawa, Sin-iti; Okubo, Nariaki; Suzudo, Tomoaki; Fujii, Kimio; Yoshitake, Tsunemitsu; Kaji, Yoshiyuki; Jitsukawa, Shiro; Matsui, Yoshinori; Yamaguchi, Masatake; Aoto, Kazumi; Nogami, Shuhei*; Sato, Manabu*; Iwai, Takeo*; Abe, Hiroaki*; Fukushima, Fumio*; Tokizawa, Koichi*; Hasegawa, Akira*

次世代炉設計の自由度を上げるために新しい評価指標として照射損傷パラメータを検討し、長寿命プラント炉の候補構造材料(SUS304, 316FR, 12Cr(P122)鋼)を対象に照射損傷管理技術を開発することを目的とした。材料強度特性に関する既存データと取得データ,微細組織観察結果及び計算科学による結果を解析したところ、材料強度特性は弾き出し損傷量(dpa)に強く依存して変化するとともに、He量やHe/dpa比にも依存して変化する傾向があることがわかった。また、照射損傷指標の評価に必要な微小試験片用のクリープ試験及びクリープ疲労試験装置の開発を行うとともに、照射損傷進行を適切に把握するための非破壊評価として磁気応答特性の変化及び表面弾性波応答変化を調べ、その有効性を示すことができた。

no abstracts in English