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論文

Determination of the carbon ion beam irradiation condition for barley

飯牟礼 隆*; 保木 健宏*; 長谷 純宏; 野澤 樹; 鳴海 一成*; 木原 誠*; 大串 憲祐*

JAEA-Review 2013-059, JAEA Takasaki Annual Report 2012, P. 109, 2014/03

To determine ideal condition of ion beam irradiation for barley grain, carbon ion beams with the LET (Linear Energy Transfer) of 127 (C-127) and 275 (C-275) KeV/$$mu$$m, were applied and the variation of the germination rate, initial plant growth, the survival rate by cultivars and by irradiation doses was observed. As a result, no difference was observed among six cultivars tested and the survival rates were gradually decreased as to the irradiation doses. It was suggested from the relationship between the irradiation doses and the survival rate that the ideal irradiation doses at which the survival rate was around 80% were 10 Gy and 4 Gy for C-127 and C-275 irradiation, respectively.

論文

Isolation of a novel UVB-tolerant rice mutant obtained by exposure to carbon-ion beams

高野 成央*; 高橋 祐子*; 山本 充*; 寺西 美佳*; 山口 弘子*; 坂本 綾子; 長谷 純宏; 藤澤 弘子*; Wu, J.*; 松本 隆*; et al.

Journal of Radiation Research, 54(4), p.637 - 648, 2013/07

 被引用回数:13 パーセンタイル:50.15(Biology)

UVB radiation suppresses photosynthesis and protein biosynthesis in plants, which in turn decreases growth and productivity. Here, an ultraviolet-B (UVB)-tolerant rice mutant, ${it utr319}$ (${it UV Tolerant Rice 319}$), was isolated from a mutagenized population derived from 2,500 M1 seeds that were exposed to carbon ions. The ${it utr319}$ mutant was more tolerant to UVB than the wild type. Neither the levels of UVB-induced CPDs, nor the repair of cyclobutane pyrimidine dimers or (6-4) pyrimidine-pyrimidone photodimers was altered in the ${it utr319}$ mutant. Thus, the ${it utr319}$ mutant may be impaired in the production of a previously unidentified factor that confers UVB tolerance. To identify the mutated region in the ${it utr319}$ mutant, microarray-based comparative genomic hybridization analysis was performed. Two adjacent genes on chromosome 7were predicted to represent the mutant allele. Sequence analysis of the chromosome region in ${it utr319}$ revealed a deletion of 45,419 bp. Database analysis indicated that the Os07g0265100 gene, ${it UTR319}$, encodes a putative protein with unknown characteristics or function. In addition, the homologs of UTR319 are conserved only among land plants. Therefore, ${it utr319}$ is a novel UVB-tolerant rice mutant and UTR319 may be crucial for the determination of UVB sensitivity in rice, although the function of UTR319 has not yet been determined.

論文

清酒酵母のイオンビーム育種と試験醸造,2

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2011-043, JAEA Takasaki Annual Report 2010, P. 113, 2012/01

We are trying to obtain high ethyl caproate producing sake yeast by carbon-ion irradiation. Freeze-dried yeast was irradiated with 220 MeV carbon ion beams in a range of dose from 50 to 300 Gy by AVF cyclotron at JAEA. We isolated 1,135 cerulenin resistant mutants of sake yeast "Kyokai-901" and "No.227 (previously generated ion beam mutant strain)". A 57 kg-scale test brewing demonstrated that No.227 has enough fermentation ability like KAZE-2, and further suggested that No.227 is suitable for practical use as a new type of yeast for quality sake because of its sweetness and uniqueness in flavor.

論文

清酒酵母のイオンビーム育種と試験醸造

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2010-065, JAEA Takasaki Annual Report 2009, P. 82, 2011/01

群馬県では現在オリジナルの吟醸用清酒酵母として「群馬KAZE酵母」を既に実用化しているが、消費者の嗜好の変化に対応した新たな酵母の開発をすべく、平成20年度よりイオンビーム照射による変異処理を行い、優良株の選抜を試みている。平成21年度は、変異株の選抜を継続するとともに、それまでに得られた優良株の試験醸造を行い、醸造適性の確認を行った。昨年得られたNo.227株については昨年の試験醸造の結果を考慮した温度管理を行った結果、発酵力も順調で所定の醪日数(32日)で目標成分に達し、カプロン酸エチル生成能も現有のKAZE2号を上回る結果を示した。得られた清酒は昨年同様に特徴あるやわらかな風味を有し、新たな吟醸酵母として期待できる。今後はさらに優良な変異株の取得を目指すとともに、酒造蔵での実用化試験を行っていきたい。

論文

イオンビームによる新規清酒酵母の育種と試験醸造

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

放射線と産業, (128), p.43 - 47, 2010/12

清酒酵母の育種は、消費者の嗜好が時代とともに変化していくため非常に多様化しており、新しいタイプの清酒酵母の開発を続け市場ニーズに適応していくことが必要となっている。群馬県立群馬産業技術センターと原子力機構は、平成20年度より、清酒酵母のイオンビーム育種についての共同研究に着手した。本研究では、吟醸酒に使用する香気成分高生産株の取得を主目的とするため、発酵力が良好で吟醸酒での使用実績も多いきょうかい901号酵母を主な親株とし、イオンビームを照射することで、今までとは異なる変異スペクトルの発現を期待した。選抜の指標として、吟醸酒の主な香気成分であるカプロン酸エチルの生成能を重視し、併せて発酵力・酸生産の度合い等を測定することで、実製造に適した変異体を絞り込んだ。その結果、香気成分生成能・発酵力ともに良好な清酒酵母が得られた。

論文

清酒酵母のイオンビーム育種

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 84, 2009/12

本研究では、吟醸酒に使用するためのカプロン酸エチルを主とした香気成分高生産清酒酵母株の取得を主目的とする。そこで、発酵力が良好で吟醸酒での使用実績も多い「きょうかい901号酵母」を親株とし、イオンビーム照射によってさらに優良酵母を得ることを試みた。カプロン酸エチル高生産株を取得するための選択培地は、セルレニンを含む栄養寒天培地を用いた。これに生育したセルレニン耐性変異株を発酵試験に供した。発酵試験は774株について実施し、うち香気生成能が良好な35株について変即二段仕込み改良法で小仕込み試験を行った。最も良好な結果を示した2株については、試験醸造を行った。そのうちの1株の醪におけるカプロン酸エチル生成能は現有の優良酵母「群馬KAZE2号」を上回る結果を示し、得られた清酒は特徴あるやわらかに風味を有した。低温での発酵にも耐えるため、吟醸酵母として期待できる。今後はさらに優良な変異株の取得を目指すとともに、試験醸造を重ねて醸造特性の確認を行う予定である。

論文

Screening of cadmium resistant rice mutants induced by carbon ion irradiation

塚本 崇志*; 中西 啓仁*; 長谷 純宏; 田中 淳; 西澤 直子*; 森 敏*

JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 93, 2007/02

カドミウムは毒性の高い土壌汚染金属であり、根やシュートの生長を阻害し、植物の栄養吸収やホメオスタシスに悪影響を及ぼす。また、穀物への蓄積により、ヒトや家畜の健康に害を及ぼす。本研究では、イオンビーム育種技術によるカドミウム吸収特性変異イネの選抜を行い、従来法では得られていないカドミウム吸収又は移行特性変異株の獲得を目指している。一次選抜として、250又は500ppmのカドミウム濃度に調整した培養土を用いて、イオンビーム変異処理した「日本晴」M1種子から得たM2種子約2500粒を人工気象室内で栽培し、生存した個体を選抜した。その結果、500ppm区で顕著な生育阻害効果が認められた。また、ほかの個体よりも生育の良い変異体を51個体得た。現在、これらの変異体からM3種子を収穫中である。

口頭

イオンビームによる金属元素移行欠損変異体の選抜

塚本 崇志*; 中西 啓仁*; 西澤 直子*; 森 敏*; 長谷 純宏; 田中 淳

no journal, , 

本研究では、イオンビーム育種技術によるカドミウム吸収特性変異イネの選抜を行い、従来法では得られていないカドミウム吸収又は移行特性変異株の獲得を目指している。一次選抜として、250又は500ppmのカドミウム濃度に調整した培養土を用いて、イオンビーム変異処理したM1種子から得たM2種子約2500粒を人工気象室内で栽培し、生存した個体を選抜した。その結果、500ppm区で顕著な生育阻害効果が認められた。また、ほかの個体よりも生育の良い変異体を幾つか得た。

口頭

ITER CS用導体試験サンプルの中性子回折による歪測定計画

辺見 努; 松井 邦浩; 長谷 隆司*; 小泉 徳潔; 高橋 良和; 奥野 清; 鈴木 裕士; Harjo, S.; 相澤 一也; 土屋 佳則*; et al.

no journal, , 

原子力機構はITER中心ソレノイド(CS)用導体の調達を担当する。2009年度からCS導体の調達活動を開始するため、スイスのローザンヌ工科大学プラズマ物理研究センター(CRPP)が所有する実規模導体臨界電流試験装置(SULTAN)を用いて導体性能を実証する必要がある。現在、そのためのサンプル製作を進めている。本報告では、試験サンプルの設計及び製作の前に実施したジョイント試作の結果を報告する。また、導体性能を正確に測定するためには、導体の残留歪を管理することが要求される。これまで、TF導体では、薄肉ジャケットであるため、ジャケットの歪を解放法により測定することができたが、CS導体では、ジャケットが厚くなり、これを適用することが困難である。そこで、中性子回折による歪測定を適用し、超伝導体の歪を直接測定することを検討している。本報告では、この計画についても報告する。

口頭

ITER中心ソレノイド用サンプルの接続部内の電流分布解析

長谷 隆司*; 清水 辰也; 辺見 努; 松井 邦浩; 小泉 徳潔; 高橋 良和; 奥野 清

no journal, , 

国際熱核融合実験炉(ITER)に用いられる40kA@13Tの大容量Nb$$_{3}$$Sn導体の超伝導性能評価試験は、二種類の導体を無酸素銅を介して接続したサンプルを用いて行われる。この試験では、その接続部が外部磁場発生用の超伝導マグネットのボアの近くに配置されるため、11Tの外部磁場発生時に、接続部が0.29$$sim$$8.4Tの広範囲の外部磁場にさらされる。そのため、接続部の無酸素銅の磁気抵抗効果により、大きな電流分布が発生し、導体の正確な評価に支障をきたす可能性がある。その確認と、接続部内の電流分布均一化を目的として、中心ソレノイド(CS)コイル用Nb$$_{3}$$Sn導体を接続する部分を流れる電流の分布を有限要素法により解析した。その結果、残留抵抗比(RRR)が100の無酸素銅を用いた従来の接続構造では、全体の接続抵抗は低くなるものの、異なる位置における最大電流密度と最小電流密度の比が1.65と大きくなり、電流が接続部内で大幅に不均一化することが確認された。これに対し、接続部にRRR=4の銅板を挟んで接続した場合には、全体の接続抵抗値を2n$$Omega$$以下の許容範囲にとどめながら、最大電流密度と最小電流密度の比を1.23に低減できることがわかった。

口頭

イオンビームによる新規清酒酵母の育種

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

本研究では、吟醸酒に使用するためにカプロン酸エチルを主とした香気成分高生産株の取得を主目的とするため、発酵力が良好で吟醸酒での使用実績も多いきょうかい901号酵母を親株とし、変異処理でさらに優良酵母を得ることを試みた。変異処理にはエチルメタンスルフォネート(EMS)を用いることが多いが、今回は炭素イオンビーム照射を行い、薬剤処理とは異なる変異スペクトルの発現を期待した。酵母に炭素イオンビームを照射後、セルレニン耐性変異株を取得し、発酵力及び香気生成能の評価を行った。発酵試験は774株について実施し、うち香気生成能が良好な35株について、変即二段仕込みを改変した方法で小仕込み試験(総米200g)を行った。最も良好な結果を示した3株の変異株のうち、変異株No.231は若干発酵力が弱い傾向があるが、他の2株は親株に劣らない発酵力を有し、カプロン酸エチル生成能も親株に比較して格段に向上していた。

口頭

イオンビームによる新規清酒酵母の育種と試験醸造

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

本研究では、吟醸酒に使用するためのカプロン酸エチルを主とした香気成分高生産清酒酵母株の取得を主目的とする。そこで、発酵力が良好で吟醸酒での使用実績も多い「きょうかい901号酵母」を親株とし、イオンビーム照射によってさらに優良酵母を得ることを試みた。カプロン酸エチル高生産株を取得するための選択培地は、セルレニンを含む栄養寒天培地を用いた。これに生育したセルレニン耐性変異株を発酵試験に供した。発酵試験は774株について実施し、うち香気生成能が良好な35株について変即二段仕込み改良法で小仕込み試験を行った。最も良好な結果を示した2株については、試験醸造を行った。そのうちの1株の醪におけるカプロン酸エチル生成能は現有の優良酵母「群馬KAZE2号」を上回る結果を示し、得られた清酒は特徴あるやわらかに風味を有した。低温での発酵にも耐えるため、吟醸酵母として期待できる。今後はさらに優良な変異株の取得を目指すとともに、試験醸造を重ねて醸造特性の確認を行う予定である。

口頭

イオンビーム誘発UVB耐性及び感受性変異体イネの単離と変異原因遺伝子の解析

高野 成央*; 山本 充*; 高橋 祐子*; 寺西 美佳*; 坂本 綾子; 長谷 純宏; 田中 淳; Wu, J.*; 松本 隆*; 土岐 精一*; et al.

no journal, , 

成層圏オゾン層の破壊に伴うUVB量の増加は、穀物の生産量に影響を及ぼすことが危惧されている。われわれは、植物におけるUVB耐性機構の全容を明らかにするため、UVB抵抗性品種ササニシキに炭素イオンビームを照射し、UVB耐性もしくは感受性を示す変異体の作出を試みた。約6000系統の照射当代から得られた自殖後代に対してRoot bending assay法による選抜とUVB付加条件下での生育検定を行った結果、UVB耐性変異体を2系統、UVB感受性系統を3系統得ることに成功した。このなかでUVB耐性を示すUVTSa-319、UVB感受性を示すUVSSa-1のゲノムDNAを用いてComparative Genomic Hybridization(CGH)解析を行い、各変異体で欠失している染色体部位を同定した。その結果、UVTSa-319ではイネ第7染色体の約45kbが、またUVSSa-1でも同じく第7染色体の52kbがそれぞれ欠失していることが明らかとなった。現在、これら欠失した遺伝子の機能とUVB耐性、もしくは感受性との関連について解析を進めている。

口頭

イオンビームによる新規清酒酵母の育種と試験醸造,2

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

群馬県では現在オリジナルの吟醸用清酒酵母として「群馬KAZE酵母」を既に実用化しているが、消費者の嗜好の変化に対応した新たな酵母の開発をすべく、平成20年度よりイオンビーム照射による変異処理を行い、優良株の選抜を試みている。平成21年度は、変異株の選抜を継続するとともに、それまでに得られた優良株の試験醸造を行い、醸造適性の確認を行った。昨年得られたNo.227株については昨年の試験醸造の結果を考慮した温度管理を行った結果、発酵力も順調で所定の醪日数(32日)で目標成分に達し、カプロン酸エチル生成能も現有のKAZE2号を上回る結果を示した。得られた清酒は昨年同様に特徴あるやわらかな風味を有し、新たな吟醸酵母として期待できる。今後はさらに優良な変異株の取得を目指すとともに、酒造蔵での実用化試験を行っていきたい。

口頭

イオンビームによる新規清酒酵母の育種と試験醸造,3

増淵 隆*; 上山 修*; 佐藤 勝也; 長谷 純宏; 手島 光平; 鳴海 一成; 小野寺 威文

no journal, , 

群馬県ではオリジナルの吟醸用清酒酵母として「群馬KAZE酵母」を既に実用化しているが、消費者の嗜好の変化に対応した新たな酵母の開発をすべく、平成20年度よりイオンビーム照射による変異処理を行い、優良株の選抜を試みている。22年度は、変異株の選抜を継続するとともに、それまでに得られた優良株の試験醸造を行い、醸造適性の確認を行った。選抜の指標は、吟醸酒の主要な香気成分であるカプロン酸エチルの生成能とした。23年度のイオンビーム照射は、きょうかい901号及びNo.227酵母(平成20年度に取得した優良株)を親株として用いた。発酵試験は計1,135株について実施した。良好な香気生成能を示す変異株は、主として100$$sim$$150Gyの照射区分で得られた。発酵試験で良好な7株について、小仕込み試験を行った。そのうち6株は群馬KAZE2号酵母よりも高い香気生成能を示した。これらから官能評価などを考慮したうえで、150Gyの照射区分で得られたNo.1529を有望株として選抜し、試験醸造に供した。No.1529株は非常に高いカプロン酸エチル生成能を示すとともに、酢酸イソアミルをほとんど生成せず、独特の風味を呈した。しかし発酵力が弱く、目標のアルコール度・日本酒度に到達しないまま上槽せざるを得なかった。一方、No.227は昨年の試験と同様に発酵力も順調で、28日目でほぼ目標成分に達し、カプロン酸エチル生成能も良好であった。この株は既に実製造規模の試験も行っており、実用化が期待されている状況にある。

口頭

オオムギ種子に対するイオンビーム照射条件の検討

保木 健宏*; 飯牟礼 隆*; 長谷 純宏; 野澤 樹*; 鳴海 一成*; 木原 誠*; 大串 憲祐*

no journal, , 

オオムギへのイオンビーム照射に関する報告例は少ない。本研究ではビール醸造用オオムギのミュータントパネルの構築、およびビール醸造品質に関与する遺伝子の変異個体取得を目指し、オオムギ種子に対するイオンビーム照射条件を検討することを目的とした。イオンビームとして、エネルギーの異なる2種類の炭素イオン(種子中の平均LET: 127keV/$$mu$$m(C-127)及び275keV/$$mu$$m(C-275))を用いた。イオンビーム照射後の発芽率および生存率等を調査した結果、生存率80%前後の処理区、つまりC-127は10Gy、C-275は4Gyが効率的な変異導入に適切な線量であると考えられた。本研究成果は日本原子力研究開発機構の先端研究施設共用促進事業によるものである。

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