検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 19 件中 1件目~19件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Experimental verification of models assessing Eh evolution induced by corrosion of carbon steel overpack

坂巻 景子; 片岡 理治; 前田 敏克; 飯田 芳久; 鴨志田 美智雄; 山口 徹治; 田中 忠夫

Corrosion Engineering, Science and Technology, 49(6), p.450 - 454, 2014/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Materials Science, Multidisciplinary)

地層処分環境下において人工バリアの一つであるオーバーパックは地下水と接触し、腐食する。処分場閉鎖直後は、酸素が存在するため酸化的雰囲気であるが炭素鋼の腐食等で酸素が消費され還元性雰囲気になると考えられる。酸化還元電位(Eh)の低下は廃棄中に含まれる$$^{79}$$Se等の地球化学的挙動に影響するため、地層処分の安全評価を行う上で重要な評価項目である。本研究では、Eh変動を模擬する炭素鋼腐食試験を行い、その結果を用いてEh変動評価モデルの妥当性を検証した。ベンチマーク計算では最近公表された知見を反映したモデルも用いて、2ケースの計算を行った。それぞれのケースでEhを決定づける酸化還元反応は異なったが、Eh評価結果には大きな差はなくいずれのケースも300日以降において実験値と整合した。

報告書

極微量ウラン影響効果試験(共同研究)

石森 有; 迫田 晃弘; 田中 裕史; 光延 文裕*; 山岡 聖典*; 片岡 隆浩*; 大和 恵子*; 西山 祐一*

JAEA-Research 2013-005, 60 Pages, 2013/06

JAEA-Research-2013-005.pdf:4.49MB

岡山大学と日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターは、低線量放射線域でのラドン吸入に起因する影響効果にかかわる共同研究を実施している。岡山大学病院三朝医療センターは、臨床的な知見に基づく研究課題設定を、岡山大学大学院保健学研究科は研究管理及び生体応答評価を、原子力機構人形峠はラドン吸入試験設備の開発、ラドン濃度の制御、ラドンの体内挙動・線量評価をそれぞれ分担することとした。平成19年度から平成23年度は以下の成果を得た。(1)本研究の課題設定にあたり、低線量域でのラドンの影響効果について文献調査した。(2)大規模な小動物のラドン吸入試験を目的とした国内初の大規模設備を開発した。(3)ラドンによる諸臓器の抗酸化機能の変化を知るうえで最も基本的な条件となる、ラドン濃度と吸入時間の関係について網羅的に検討した。(4)ラドン吸入に臓器中の抗酸化機能を亢進する効果を確認したことから、症状緩和が期待できる酸化障害への効果について疾患モデルマウスによる検討を行い、肝臓などでのアルコール等誘導酸化障害やI型糖尿病に対する抑制効果を確認した。(5)吸入ラドンによる生体応答を定量的に議論するため、吸入ラドンの体内動態を把握し、諸臓器・組織の吸収線量の評価方法について検討した。

論文

Studies on possibility for alleviation of lifestyle diseases by low-dose irradiation or radon inhalation

片岡 隆浩*; 迫田 晃弘*; 吉本 雅章*; 中川 慎也*; 豊田 晃章*; 西山 祐一*; 大和 恵子*; 石森 有; 川辺 睦*; 花元 克巳*; et al.

Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.360 - 363, 2011/07

 被引用回数:5 パーセンタイル:42.62(Environmental Sciences)

これまでの研究では、抗酸化機能の活性化が、生活習慣病に関連するさまざまな酸化障害を軽減する可能性が示された。低線量のX線照射は、スーパーオキシドジスムターゼを活性化させ、虚血-再灌流障害による浮腫を抑制することを確認した。移植による虚血-再灌流障害を軽減するために、臓器摘出直後に低線量X線照射をした移植肝の抗酸化機能の変化を調べた。移植肝が、照射の結果として抗酸化機能を活性化することを確認した。また、ラドン吸入は幾つかの臓器で抗酸化機能を向上させ、そして、マウスの肝臓の、アルコール性酸化障害を軽減する。さらに、最も効果的なラドン吸入条件を決定するために、マウスに四塩化炭素(CCl$$_{4}$$)を投与する前又は後にラドンを吸入させた。ラドン吸入が四塩化炭素による肝障害を軽減し、特に事前の吸入でその効果が大きいことを確認した。低線量照射による抗酸化機能の適度な活性化が、生活習慣病に関連する酸化障害の防止、あるいは軽減に貢献する可能性が高い。

論文

The Small-molecule Bcl-2 inhibitor HA14-1 sensitizes cervical cancer cells, but not normal fibroblasts, to heavy-ion radiation

浜田 信行*; 片岡 啓子*; 楚良 桜*; 原 孝光*; 大村 素子*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 中野 隆史*; 小林 泰彦

Radiotherapy and Oncology, 89(2), p.227 - 230, 2008/11

 被引用回数:8 パーセンタイル:31.07(Oncology)

This is the first study to demonstrate that the small-molecule Bcl-2 inhibitor HA14-1 renders human cervical cancer cells and their Bcl-2 over expressing radioresistant counterparts, but not normal fibroblasts, more susceptible to heavy ions. Thus, Bcl-2 may be an attractive target for improving the efficacy of heavy-ion therapy.

口頭

がん細胞の放射線抵抗性は重粒子線照射により消失する

浜田 信行*; 原 孝光*; 片岡 啓子*; 小林 泰彦

no journal, , 

重粒子線は、光子に比べ、殺細胞効果が高く、線量集中性にも優れていることから、がん治療に利用されている。さらに、重粒子線は、血管新生や転移を抑制すること、そして、低酸素細胞やp53変異がんといった放射線抵抗性細胞も高効率に殺傷することが報告されている。がん遺伝子であるBcl-2は、半数近くのがんに高発現している。同じ組織型であっても、Bcl-2を高発現するがんは放射線抵抗性を示すことが知られているが、重粒子線の照射効果はこれまでに明らかにされていない。本シンポジウムでは、Bcl-2を過剰発現させたがん細胞の重粒子線による放射線抵抗性の消失とその機序について発表する。

口頭

Bcl-2過剰発現細胞の放射線抵抗性は重粒子線により消失する

浜田 信行*; 原 孝光*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 片岡 啓子*; 楚良 桜; 鈴木 芳代; 深本 花菜; 横田 裕一郎; 大村 素子*; et al.

no journal, , 

本研究では、Bcl-2を高発現するがん細胞の放射線抵抗性に及ぼす重粒子線の効果を調べた。HeLa細胞に薬剤耐性遺伝子のみを導入したHeLa/neo細胞よりも、Bcl-2を過剰発現させたHeLa/bcl-2細胞は、$$^{60}$$Co$$gamma$$線(0.2keV/$$mu$$m)と16keV/$$mu$$mの重粒子線に抵抗性であったが、76-1610keV/$$mu$$mの重粒子線照射後の生存率は両細胞で一致したことから、Bcl-2過剰発現細胞の放射線抵抗性は高LET重粒子線の照射により消失することがわかった。さらに、炭素線(108keV/$$mu$$m)を照射したHeLa/bcl-2細胞では、HeLa/neo細胞に比べ、アポトーシス誘発率が低下し、G2/M期停止が延長していたことから、Bcl-2はG2/Mチェックポイントに関与している可能性が強く示唆された。

口頭

重粒子線を照射したヒト正常線維芽細胞の子孫細胞に誘発される形態変化の解析

楚良 桜; 浜田 信行*; 原 孝光*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 片岡 啓子*; 鈴木 芳代; 深本 花菜; 横田 裕一郎; 小林 泰彦

no journal, , 

放射線照射子孫細胞には細胞増殖死などが遅延的に誘発されることが知られており、この現象は、放射線誘発遺伝的不安定性と呼ばれている。本研究では、遺伝的不安定性誘発のLET依存性を明らかにするために、$$^{60}$$Co$$gamma$$線(0.2keV/$$mu$$m)あるいは6種の重粒子線(16.2-1610keV/$$mu$$m)を照射したヒト正常線維芽細胞の子孫細胞に誘発される遅延的な効果を調べた。遅延的細胞増殖死の指標として遅延的なコロニー形成能の喪失を解析したところ、1次コロニーと2次コロニーの生存率は、ともに炭素線(108keV/$$mu$$m)の照射によって最も低下することがわかった。また、1次コロニー内に、分化の進行により分裂能が低下した細胞が線量とLETに依存して高頻度に認められた。以上の結果から、照射子孫細胞の分化の促進は、LETに依存してコロニー形成能を遅延的に喪失する機序である可能性が示唆された。

口頭

Bystander effect studies using heavy-ion microbeam at JAEA-Takasaki

小林 泰彦; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 古澤 佳也*; Shao, C.*; 浜田 信行*; 和田 成一*; 横田 裕一郎; 柿崎 竹彦*; 深本 花菜; et al.

no journal, , 

We have established a single cell irradiation system, which allows selected cells to be individually hit with defined number of heavy charged particles, using a collimated heavy-ion microbeam apparatus at JAEA-Takasaki. This system has been developed to study radiobiological processes in hit cells and bystander cells exposed to low dose and low dose-rate high-LET radiations, in ways that cannot be achieved using conventional broad-field exposures. Using this system, we have demonstrated heavy-ion induced bystander effects on Chinese hamster ovary cells and normal human foreskin fibroblast AG01522 cells. The outlines of these direct investigation of cell-to-cell communications will be introduced, and the current status of the development of focused heavy-ion microbeam from AVF cyclotron at JAEA-Takasaki will also be discussed.

口頭

${it C. elegans}$の運動抑制に対する$$gamma$$線照射効果

鈴木 芳代; 坂下 哲哉; 舟山 知夫; 深本 花菜; 浜田 信行*; 横田 裕一郎; 片岡 啓子*; 楚良 桜; 辻 敏夫*; 小林 泰彦

no journal, , 

神経系のモデル生物として知られる線虫(${it C. elegans}$)は、温度や化学物質などさまざまな刺激に対して誘引/忌避応答を示す。また、エサの存在下では、エサのない場合の約60%まで運動が低下する(減速応答)。われわれはこれまでの予備的な実験から、$$gamma$$線照射によっても、線虫の運動が低下することを見いだした。そこで、本研究では、「エサの存在」と「照射」が線虫の運動の減速制御に及ぼす効果を検証するため、成虫段階の線虫(野生型)に100-1500Gyの$$^{60}$$Co $$gamma$$線を照射して、エサのある/ない寒天プレート上での照射直後の運動を調べた。運動指標は20秒間に頭を振った回数とし、1試行あたり5個体を計数し、その平均値を用いた。エサのないプレート上での運動は線量依存的に低下し、1500Gyでは非照射個体(対照)の約40%となった。一方、エサのあるプレート上での運動は、いずれの線量でも、照射個体と非照射個体との間に有意な差がなかった。このことから、「エサの存在」と「照射」の2つの運動抑制の要因が、かならずしも加算的な効果とはならない可能性が示唆された。

口頭

重粒子線照射によりBcl-2過剰発現細胞の放射線抵抗性は消失する

浜田 信行*; 原 孝光*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 片岡 啓子*; 楚良 桜; 鈴木 芳代; 深本 花菜; 横田 裕一郎; 大村 素子*; et al.

no journal, , 

重粒子線は、低LET放射線に比べて、生物学的効果が高く、線量分布の集中性にも優れていることから、がん治療に利用されている。本研究では、抗アポトーシス因子として知られているBcl-2を高発現するがん細胞の放射線抵抗性に及ぼす重粒子線の効果を明らかにすることを目的とした。ヒト子宮頸がん由来のHeLa細胞にBcl-2を過剰発現させたHeLa/bcl-2細胞は、薬剤耐性遺伝子のみを導入したHeLa/neo細胞よりも、LET=0.2keV/$$mu$$mの$$^{60}$$Co $$gamma$$線と16keV/$$mu$$mの重粒子線には抵抗性であったが、76-1610keV/$$mu$$mの重粒子線照射後の生存率は両細胞で一致したことから、Bcl-2の高発現に起因する放射線抵抗性は高LET重粒子線の照射により消失することがわかった。さらに、吸収線量あたりの殺傷効果が最も高かった炭素線(108keV/$$mu$$m)を照射したHeLa/bcl-2細胞では、HeLa/neo細胞に比べ、有意なアポトーシス誘発率の低下とともにG2/M期停止の延長が認められたことから、Bcl-2は、抗アポトーシス因子であるだけではなく、細胞周期チェックポイントにも関与している可能性が強く示唆された。

口頭

Bcl-2阻害剤HA14-1のがん細胞に対する重粒子線増感効果の検討

片岡 啓子*; 浜田 信行*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 小林 泰彦

no journal, , 

重粒子線は、X線や$$gamma$$線などの低LET放射線に比べて、線量分布の集中性に優れ、生物効果も高いことから、がん治療に利用されている。がん遺伝子であるBcl-2を高発現するがん細胞は、低LET放射線に対して抵抗性を示すが、その放射線感受性は、Bcl-2の阻害剤であるHA14-1の併用により増強されることが報告されている。本研究では、Bcl-2を高発現するがん細胞に対するHA14-1の重粒子線増感効果を検討した。ヒト子宮頸部がん由来のHeLa細胞にネオマイシン耐性遺伝子のみを導入したHeLa/neo細胞に比べ、Bcl-2を過剰発現させたHeLa/bcl-2は、コバルト60$$gamma$$線に抵抗性を示したが、LET=108keV/$$mu$$mの炭素線に対する感受性は両細胞で一致した。さらに、HA14-1を照射前に1時間処理すると、両細胞の炭素線感受性が増強され、HeLa/bcl-2細胞よりもHeLa/neo細胞により強い増感効果があるとの予備的な結果が得られた。この結果は、HA14-1がBcl-2の発現量の低い細胞に対して、より重粒子線感受性を増強する可能性を示唆している。

口頭

重粒子線照射により誘導されるヒト正常線維芽細胞の分化

楚良 桜; 浜田 信行*; 片岡 啓子*; 小林 泰彦; 坂下 哲哉; 舟山 知夫

no journal, , 

低LET放射線に比べて、重粒子線は線量分布の集中性に優れており、殺細胞効果も高いことが知られている。われわれは、放射線により誘発される遅延的細胞増殖死にLET依存性があること、そして、放射線照射子孫細胞への形態学的分化の誘導にLET依存性があることをこれまでに明らかにしてきた。そこで、本研究では、放射線が直接照射された細胞における形態学的分化の誘導と、照射された線量や線質との関係について明らかにすることを目的とし、$$^{60}$$Co $$gamma$$線(LET=0.2keV/$$mu$$m)、又は炭素線(18.3MeV/nucleon, 108keV/$$mu$$m)を照射したヒト正常線維芽細胞における形態学的分化の誘導を解析した。その結果、照射細胞において、分化は線量依存的に誘導され、照射3日後と5日後での分化の誘導に対する$$gamma$$線を基準とした炭素線の生物学的効果比が、約4であることがわかった。

口頭

Bcl-2阻害剤の重粒子線増感効果の検討

片岡 啓子*; 浜田 信行*; 楚良 桜; 小林 泰彦; 坂下 哲哉; 舟山 知夫

no journal, , 

がん遺伝子であるBcl-2を高発現するがん細胞は低LET放射線に対して抵抗性を示すが、その放射線抵抗性は、Bcl-2阻害剤であるHA14-1の併用により低下する。このことから、HA14-1の放射線増感剤としての利用が期待されている。そこで、Bcl-2を高発現するがん細胞に対するHA14-1の重粒子線増感効果の有無を検討した。ヒト子宮頸部がん由来の細胞株HeLaに薬剤耐性遺伝子のみを導入したHeLa/neo細胞と比べ、Bcl-2遺伝子を過剰発現したHeLa/bcl-2細胞はコバルト60の$$gamma$$線に対して抵抗性を示した。しかし、単独では生存率にほとんど影響がない濃度のHA14-1で照射前に1時間処理したHeLa/bcl-2細胞の生存率は、HA14-1で処理していないHeLa/neo細胞の生存率とほぼ一致し、HeLa/bcl-2細胞の$$gamma$$線に対する抵抗性がHA14-1処理で消失することがわかった。一方、LET=108keV/$$mu$$mの炭素線照射では、HA14-1処理を行わなくても両細胞の生存率に差が見られなかったが、HA14-1を照射前に1時間処理することで、両細胞の放射線感受性がさらに増強され、この増感効果はHeLa/bcl-2細胞よりもHeLa/neo細胞により強い増感効果があるとの予備的結果が得られた。この結果は、HA14-1がBcl-2の発現量の低いがん細胞に対して、重粒子線感受性を増強する可能性を示唆している。

口頭

Bcl-2過剰発現細胞の放射線抵抗性は重粒子線照射により消失する

浜田 信行*; 原 孝光*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 片岡 啓子*; 楚良 桜; 大村 素子*; 小林 泰彦

no journal, , 

重粒子線は、低LET放射線に比べて、線量分布の集中性に優れ、生物学的効果も高いことから、がん治療に利用されている。本研究では、Bcl-2を高発現するがん細胞の放射線抵抗性に及ぼす重粒子線の効果を明らかにすることを目的とした。HeLa細胞にBcl-2を過剰発現させたHeLa/bcl-2細胞は、薬剤耐性遺伝子のみを導入したHeLa/neo細胞よりも、$$gamma$$線及び16keV/$$mu$$mの重粒子線には抵抗性を示したが、76-1610keV/$$mu$$mの重粒子線照射後の生存率は両細胞で一致したことから、Bcl-2の高発現に起因する放射線抵抗性は高LET重粒子線により消失することがわかった。さらに、吸収線量あたりの殺傷効果が最も高かった108keV/$$mu$$mの炭素線を照射したHeLa/bcl-2細胞では、HeLa/neo細胞に比べ、有意なアポトーシス誘発率の低下とともにG2/M期停止の延長が認められたことから、Bcl-2は、抗アポトーシス因子であるだけではなく、細胞周期チェックポイントにも関与している可能性が強く示唆された。

口頭

Bcl-2特異的阻害剤HA14-1の重粒子線増感効果の検討

片岡 啓子*; 浜田 信行*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 楚良 桜; 小林 泰彦

no journal, , 

がん遺伝子であるBcl-2を高発現するがん細胞は、X線や$$gamma$$線などの低LET放射線に対して抵抗性を示すが、その放射線感受性は、Bcl-2の特異的阻害剤であるHA14-1の併用により増強されることが報告されている。本研究では、低LET放射線よりも線量分布の集中性に優れ、生物効果も高い重粒子線に対してHA14-1を併用したときの効果を調べることにより、Bcl-2を高発現するがん細胞にHA14-1が有効な重粒子線増感剤となりうるのかを検討した。ヒト子宮頸部がんであるHeLa細胞にネオマイシン耐性遺伝子のみを導入したHeLa/neo細胞に比べ、Bcl-2を過剰発現させたHeLa/bcl-2は、コバルト60の$$gamma$$線に抵抗性を示したが、108keV/$$mu$$mの炭素線に対する感受性は両細胞で一致した。さらに、HA14-1を照射前に1時間処理すると、両細胞の炭素線感受性が増強され、HeLa/bcl-2細胞よりもHeLa/neo細胞により強い増感効果があるとの予備的な結果が得られた。この結果は、HA14-1がBcl-2の発現量の低い細胞に対して、より重粒子線感受性を増強する可能性を示唆している。

口頭

Bcl-2を標的とした重粒子線治療のための基礎的検討

浜田 信行*; 原 孝光*; 片岡 啓子*; 楚良 桜*; 大村 素子*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 横田 裕一郎; 小林 泰彦

no journal, , 

がん遺伝子であるBcl-2は、約半数のがんに高発現しており、Bcl-2を高発現するがんは放射線抵抗性を示すことが知られている。これまでに、Bcl-2を標的とした光子放射線増感剤の研究が展開されているが、重粒子線による殺傷効果は知られていない。そこで、本研究では、Bcl-2を高発現するがん細胞の放射線抵抗性に及ぼす重粒子線の効果と、その放射線抵抗性消失のLET依存性を明らかにすることを目的とした。吸収線量あたりの細胞殺傷効果は炭素線が最も高く、Bcl-2の高発現に起因する放射線抵抗性はLETが76-1610keV/$$mu$$mの重粒子線照射により消失することが明らかとなった。その機序としては、アポトーシス誘発の増強とG2/M期停止の延長が考えられた。以上の結果から、高LET重粒子線は、Bcl-2を高発現する放射線抵抗性がん細胞の治療に有効である可能性が示唆された。さらに、Bcl-2とBaxの相互作用を阻害する低分子Bcl-2阻害剤HA14-1は、Neo細胞とBcl-2細胞の重粒子線感受性を増強するが、ヒト正常線維芽細胞に対しては増感効果が認められないとの予備的な結果を得た。

口頭

Bcl-2阻害剤による重粒子線感受性の増強

浜田 信行*; 片岡 啓子*; 楚良 桜*; 原 孝光*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 大村 素子*; 小林 泰彦

no journal, , 

重粒子線は、低LET放射線に比べて、線量分布の集中性に優れ、生物学的効果も高いことから、がん治療に利用されているが、これまでに、重粒子線増感剤に関する報告はほとんどない。本研究では、Bcl-2阻害剤であるHA14-1を低毒性の15$$mu$$Mの濃度で1時間処理した後に、炭素線(18.3MeV/u, 108keV/$$mu$$m)を照射し、コロニー形成法を行うことによって、HA14-1の重粒子線増感効果を調べた。その結果、HA14-1は、ヒト子宮頸がんに由来するHeLa細胞、並びに、Bcl-2を過剰発現させたHeLa細胞の感受性を増強するが、ヒト正常線維芽細胞であるAG01522細胞は増感しないことがわかった。このことから、Bcl-2阻害剤は、がん細胞に対して選択的に、重粒子線の殺細胞効果を増強しうる可能性が示唆された。

口頭

Bcl-2を標的とした重粒子線治療のための基礎的検討

浜田 信行*; 原 孝光*; 片岡 啓子*; 楚良 桜*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 横田 裕一郎; 大村 素子*; 小林 泰彦

no journal, , 

抗アポトーシス因子であるがん遺伝子Bcl-2は、ヒトの約半数のがんに高発現しており、Bcl-2高発現がんは光子(X線,$$gamma$$線)や化学療法に抵抗性を示す。本研究では、HeLa細胞にBcl-2を過剰発現させたBcl-2細胞とネオマイシン耐性遺伝子のみを発現させたNeo細胞を用いて、Bcl-2高発現がんに対する重粒子線単独とBcl-2阻害剤併用の効果を検討した。コロニー形成法によって感受性を調べたところ、Bcl-2細胞は$$gamma$$線とヘリウム線に対してNeo細胞よりも抵抗性であったが、重粒子線照射後は両細胞の生存率が一致したことから、重粒子線はBcl-2の高発現に起因するがんの抵抗性を克服する可能性が示唆された。さらに、Bcl-2の細胞膜透過性低分子阻害剤であるHA14-1を低毒性の濃度で照射前に1時間処理すると、Bcl-2細胞とNeo細胞の重粒子線感受性は増強されたが、ヒト正常線維芽細胞であるAG01522細胞の感受性は変化しなかったことから、HA14-1はがん細胞に選択的に作用する重粒子線増感剤となる可能性が示唆された。以上の結果から、Bcl-2は重粒子線治療の標的になると考えられた。

口頭

炭素鋼オーバーパックの腐食によるEh影響評価コードの検証実験

坂巻 景子; 大塚 伊知郎*; 飯田 芳久; 稲田 大介*; 鴨志田 美智雄; 片岡 理治; 山口 徹治; 田中 忠夫

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分システムにおいて、ベントナイト系緩衝材の間隙水は炭素鋼オーバーパックの腐食により還元状態となると考えられている。一方、安全評価上の重要核種の一つであるSe-79は酸化還元電位(Eh)により溶解度が大きく変化するため、ベントナイト間隙水が長期的にどの程度の還元状態に保持されるかを評価することが重要である。本研究では、ベントナイト間隙水のEh変遷評価を行うために、炭素鋼の腐食速度や腐食生成物を考慮した地球化学計算コードを整備した。さらに、炭素鋼とベントナイトを共存させた系でのEh測定実験を行った結果、コードを用いた計算値と良い一致を示したことから、コードの妥当性を確認することができた。

19 件中 1件目~19件目を表示
  • 1