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Kaya, L.*; Vogt, A.*; Reiter, P.*; Siciliano, M.*; 清水 則孝*; 宇都野 穣; Wang, H.-K.*; Gargano, A.*; Coraggio, L.*; Itaco, N.*; et al.
Physical Review C, 100(2), p.024323_1 - 024323_18, 2019/08
被引用回数:13 パーセンタイル:73.32(Physics, Nuclear)Baの高スピン状態を
および
反応によって生成し、そこからの脱励起ガンマ線を観測した。
Baの1942keVのアイソマーの寿命を66.6(20)nsと決定し、
Baの
よりの高スピン状態を見つけた。この結果を殻模型計算と比較し、
Baの
と
の間隔や
と
の間隔が広がるなどの特徴が計算によってよく再現できることがわかった。
Barzakh, A. E.*; Cubiss, J. G.*; Andreyev, A. N.; Seliverstov, M. D.*; Andel, B.*; Antalic, S.*; Ascher, P.*; Atanasov, D.*; Beck, D.*; Biero, J.*; et al.
Physical Review C, 99(5), p.054317_1 - 054317_9, 2019/05
被引用回数:15 パーセンタイル:73.32(Physics, Nuclear)Hyperfine-structure parameters and isotope shifts for the 795-nm atomic transitions in At have been measured at CERN-ISOLDE, using the in-source resonance-ionization spectroscopy technique. Magnetic dipole and electric quadrupole moments, and changes in the nuclear mean-square charge radii, have been deduced. A large inverse odd-even staggering in radii, which may be associated with the presence of octupole collectivity, has been observed. Namely, the radius of the odd-odd isotope
At has been found to be larger than the average.
浅井 雅人
Radioisotopes, 67(6), p.291 - 298, 2018/06
超重核の存在限界や安定性は原子核の殻構造に本質的に依存する。理論的には陽子数114126、中性子数172
184の領域に球形で安定な二重閉殻構造を持つ超重核の存在が予想されているが、その閉殻の位置や強さは理論によって大きく異なり、確立されているとは言い難い。一方で、最近の実験技術の進歩により超重核の殻構造に関する実験データが少しずつ蓄積されており、半減期や質量などの安定性に関する情報だけでなく、核分光学的手法により超重核の基底状態や励起準位の構造を直接的に明らかにしようとする試みも行われつつある。本稿では、それら超重核の殻構造に関する実験的研究の現状を紹介する。
田村 裕和*; 江川 弘行; 長谷川 勝一; 早川 修平; 細見 健二; Hwang, S.; 市川 裕大; 今井 憲一; 佐甲 博之; 佐藤 進; et al.
JPS Conference Proceedings (Internet), 17, p.011004_1 - 011004_11, 2017/07
The present status and future prospects of precision -ray spectroscopy of
hypernuclei are described. A new experiment (J-PARC E13) has been performed at the J-PARC K1.8 line employing a newly-developed germanium (Ge) detector array, Hyperball-J, via the
reaction on
He and
F targets. This is the first study of
-shell and
-shell
hypernuclei with Ge detectors. The
He target spectrum exhibited a
-ray peak of
at
MeV. Compared with the energy (
MeV) of the corresponding transition for the mirror hypernucleus,
, the present result clearly indicates a large charge symmetry breaking (CSB) effect. This decisive data for CSB allows a stringent test of baryon-baryon interaction models. As for the
F target run, a preliminary spectrum shows several
-ray peaks assigned to
transitions. Future plans of
-ray spectroscopy are also discussed.
Belleguic, M.*; Azaiez, F.*; Dombrdi, Zs.*; Sohler, D.*; Lopez-Jimenez, M. J.*; 大塚 孝治*; Saint-Laurent, M. G.*; Sorlin, O.*; Stanoiu, C.*; 宇都野 穣; et al.
Physical Review C, 72(5), p.054316_1 - 054316_7, 2005/11
被引用回数:42 パーセンタイル:89.45(Physics, Nuclear)原子核の殻構造が不安定核で変化する可能性が指摘されているが、その是非を明らかにするにはいわゆる侵入者状態の励起エネルギーを系統的に調べることが必要である。この論文では、GANIL研究所で不安定核Neの新たな準位を見つけ、その結果を原研らのグループによってなされたモンテカルロ殻模型計算の結果と比較したものである。これらの不安定核を
S
ビームの入射核破砕反応によって生成し、脱励起
線を観測することにより、新しい準位を見つけた。
Neにおいては、観測された準位は
殻を仮定した殻模型計算の結果とよく一致し、低励起状態において侵入者状態は見つからなかった。一方、この実験で新たに見つかった
Neにおける2.24MeVの状態は、旧来の
殻模型で対応するものが存在しないため、侵入者状態が支配的と考えられる。実際、モンテカルロ殻模型計算によって2.2MeV付近にこのような
状態があると予言される。この実験で得られたN=18核における非常に低い
状態の存在は、不安定核においてN=20の殻ギャップが非常に狭まっていなくては説明できず、不安定核で魔法数が消滅するメカニズムの解明に大きな知見を与えるものである。
静間 俊行; 早川 岳人; 御手洗 志郎*; 森川 恒安*; 石井 哲朗
Physical Review C, 71(6), p.067301_1 - 067301_4, 2005/06
被引用回数:7 パーセンタイル:48.56(Physics, Nuclear)深部非弾性散乱反応を用いて、中性子過剰核Wの励起状態を生成した。反応チャンネルの選別のため、ビーム様フラグメントをシリコン検出器を用いて測定した。また、ゲルマニウム検出器を用いて、遅延
線の測定を行った。その結果、
Wにおいて、励起エネルギー411keVに、新たに1.56(28)マイクロ秒の核異性体の観測に成功した。近傍の原子核の準位構造から、この核異性体は、
[615]準粒子配位を持つことがわかった。
静間 俊行; Gan, Z. G.*; 小川 建吾*; 中田 仁*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 早川 岳人; 初川 雄一; 菅原 昌彦*; 宇都野 穣; et al.
European Physical Journal A, 20(2), p.207 - 210, 2004/04
被引用回数:14 パーセンタイル:69.57(Physics, Nuclear)深部非弾性散乱反応によりBaの核異性体の同定に成功した。
線の同時計測データーの解析から、核異性体の励起エネルギーを3357keV、スピン及びパリティを10
と決定した。また、
線の時間相関の分析から、核異性体の半減期として、94
10nsを得た。さらに、殻模型計算から、核異性体に対して、2つの中性子が
軌道をとる配位であることを明らかにした。
静間 俊行; 御手洗 志郎*; Sletten, G.*; Bark, R. A.*; Gjorup, N. L.*; Jensen, H. J.*; Piiparinen, M.*; Wrzesinski, J.*; 清水 良文*
Physical Review C, 69(2), p.024305_1 - 024305_18, 2004/02
被引用回数:16 パーセンタイル:66.15(Physics, Nuclear)Yb(
C,4n)反応を用いて、
Os原子核の高スピン構造の実験的研究を行った。その結果、これまで知られていた1準粒子配位に基づくほとんどの回転帯に対して、より高い励起準位まで観測することに成功した。また、新たに、多準粒子配位に基づく回転帯を発見し、g因子の測定により、ニルソン配位を決定した。さらに、励起エネルギー5008keVに、半減期18ナノ秒を持つ、新しい核異性体の同定に成功した。本論文では、K禁止の度合いについて、量子トンネリング模型と比較分析を行う。
早川 岳人; 藤 暢輔; 大島 真澄; 松田 誠; 初川 雄一; 静間 俊行; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 御手洗 志郎*; Zhang, Y.*; et al.
Physical Review C, 68(6), p.067303_1 - 067303_4, 2003/12
被引用回数:2 パーセンタイル:20.95(Physics, Nuclear)原研のタンデム加速器を用いて12Cビームを加速し、150Nd金属薄膜に照射することで完全核融合反応を起し、158Dyの励起状態を生成した。158Dyの励起状態から放射された線を多重
線検出装置でインビーム
線核分光を行い、158Dyの高スピン状態を観測した。6個の回転バンドと、多数のバンド間の遷移を観測した。新たに発見した2個のバンドは典型的なhigh-Kバンドである。2つのサイドバンドは既に知られていたが、物理的な本質は不明であった。
線の角度分布の測定よりバンド間遷移のスピンを決定し、近傍の原子核とバンドエネルギーを比較することで、この2つのバンドがオクタポールバンドであると結論した。
静間 俊行; 藤 暢輔; 大島 真澄; 菅原 昌彦*; 松田 誠; 早川 岳人; 小泉 光生; 長 明彦; Zhang, Y. H.*; Liu, Z.*
European Physical Journal A, 17(2), p.159 - 165, 2003/06
被引用回数:10 パーセンタイル:54.92(Physics, Nuclear)加速エネルギー500MeVのSeビームを
Reに照射し、非弾性散乱反応により、
Re原子核の励起状態を生成した。放出
線をゲルマニウム検出器により計測した。その結果、
[402]と
[514]の準粒子配位をもつ2つの回転バンドについて、それぞれ、
and
まで観測でき、そのバンド構造は、回転模型により説明できることを明らかにした。また、励起エネルギー1682keVに、新たに半減期114(23)nsの核異性体を発見した。この核異性体の準粒子配位や、崩壊機構について議論する。
早川 岳人; 藤 暢輔; 大島 真澄; 長 明彦; 小泉 光生; 初川 雄一; 宇都野 穣; 片倉 純一; 松田 誠; 森川 恒安*; et al.
Physical Review C, 67(6), p.064310_1 - 064310_6, 2003/06
被引用回数:18 パーセンタイル:69.33(Physics, Nuclear)原研のタンデム加速器で加速されたSeビームを鉛の金属薄膜に照射した。ビームに用いた
Seは、鉛との多重クーロン励起反応によって高励起状態まで励起された。励起された
Seから脱励起によって放出された
線と、クーロン散乱された
Se粒子を同時計測した。
Seから放出された
線の角度分布,強度を最小二乗フィットコードGOSIAを用いて解析した。その結果、
線の電気遷移確率と励起状態の電気的四重極変形の大きさを得ることができた。その結果を、三軸非対称模型計算と比較して、
Seが三軸非対称になっていることを明らかにした。
早川 岳人; 藤 暢輔; 大島 真澄; 松田 誠; 初川 雄一; 篠原 伸夫; 飯村 秀紀; 静間 俊行; Zhang, Y.*; 菅原 昌彦*; et al.
Physics Letters B, 551(1-2), p.79 - 85, 2003/01
被引用回数:11 パーセンタイル:57.41(Astronomy & Astrophysics)原研のタンデム加速器を用いて加速した136Xeビームを、157Gdの金属薄膜に照射した。157Gdは多重クーロン励起反応によって高スピン状態まで励起された。励起された157Gdから放出された線を多重
線検出装置を用いてインビーム
線核分光の手法で測定を行った。157Gdのサイドバンド及び、サイドバンドと基底状態バンド間の多数のE1遷移の
線を発見した。これらの計測によって157Gdの正と負のパリティを持つ2つのイラストバンドが明確になった。基底状態バンドの励起状態の半減期はわれわれの過去の研究によって測定されていたので、E1遷移強度を導出することができた。この2つのバンド間のE1遷移は原子核の高励起状態で観測される中では相対的に大強度であり、さらに強い角運動量依存性が存在することを発見した。これらは、E1遷移オペレーターに八重極振動の影響を現象論的に加えることで理解できる。
早川 岳人; 藤 暢輔; 大島 真澄; 松田 誠; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 静間 俊行; 御手洗 志郎*; 菅原 昌彦*; et al.
European Physical Journal A, 15(3), p.299 - 302, 2002/11
被引用回数:9 パーセンタイル:47.45(Physics, Nuclear)原研のタンデム加速器を用いて加速した12Cビームを150Nd金属薄膜に照射することで、完全核融合反応を起し、157Dyの励起状態を生成した。157Dyの励起状態から放射された線を多重
線検出装置でインビーム
線核分光を行い、157Dyの高スピン状態を観測した。3つの回転バンドを観測し、それぞれ(32/2-),52/2+,45/2-状態まで測定することができた。これらの回転バンドは、典型的な2組のE2遷移のカスケードから構成されている。特にh11/2の配位を持つバンドでは2つのE2遷移のカスケード間に高スピン状態までM1遷移を観測した。B(M1)/B(E2)比と回転軸の変化を、tilted axis cranking modelの計算結果と比較して、良く一致するこが判明した。
静間 俊行; Stevenson, P. D.*; Walker, P. M.*; 藤 暢輔; 早川 岳人; 大島 真澄; 古野 興平*; 小松原 哲郎*
Physical Review C, 65(6), p.064310_1 - 064310_12, 2002/06
被引用回数:16 パーセンタイル:62.05(Physics, Nuclear)Er(
O,4n)反応を用いて、
Os原子核の高スピン状態の研究を行った。その結果、半減期48ナノ秒,
の核異性体とともに、新しい負パリティ状態の観測に成功した。多準粒子配位の計算から、ニルソン準位による配位を決定した。また、ポテンシャルエネルギー表面の計算結果から、
Os原子核の高スピン負パリティ状態において、3軸非対称変形が現れることがわかった。さらに、
の核異性体の崩壊における
量子数の役割について明らかにした。
静間 俊行; 松浦 勝之*; 藤 暢輔; 早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 松田 誠; 古野 興平*; 佐々木 康之*; 小松原 哲郎*; et al.
Nuclear Physics A, 696(3-4), p.337 - 370, 2001/12
被引用回数:20 パーセンタイル:73.33(Physics, Nuclear)Osの高スピン状態を、170Er(18O,5n)反応を用いて生成した。その結果、5つの回転バンドを新たに観測し、gファクターから準粒子配位を決定した。また、励起状態 5000MeV程度に、2つの核異性体を観測した。その内の1つは、K量子数43/2を有し、基底状態回転帯(K=9/2)へ、K量子数の差17を伴う遷移をしていることが明らかになった。本論文では、量子力学的トンネリグ模型を用いて、この核異性体の崩壊機構を解明する。
早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 篠原 伸夫; 藤 暢輔; 御手洗 志郎*; 静間 俊行; et al.
European Physical Journal A, 9(2), p.153 - 156, 2000/10
被引用回数:17 パーセンタイル:65.60(Physics, Nuclear)Gd原子核ではクーロン励起において基底状態回転バンドとパリティーの異なる回転バンドの原因不明の非常に大きな生成が判明している。このメカニズムを探るために、原研タンデムで重イオンを加速して金属薄膜に照射し、完全核融合-蒸発反応を起こし
線核分光実験を行った。そのデータの中に
Smの新しい励起状態のデータが含まれていることが判明した。それまで、
Smの基底状態バンドは21/2
までしか知られていなかったが33/2
まで観測することができた。さらに、N=91のisotoneの
Gdと基底状態バンドと
線のエネルギーが5keV以内で一致しているidentical bandと呼ばれる状態になっていることが判明した。低スピン領域のidentical bandは報告数が少なく貴重である。
浅井 雅人; 阪間 稔*; 塚田 和明; 市川 進一; 羽場 宏光; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 後藤 真一*; 小島 康明*; 大浦 泰嗣*; et al.
AIP Conference Proceedings 561, p.358 - 367, 2000/09
重核・超重核の核構造や安定性は、これまで高感度の線測定によって調べられてきた。しかし
線核分光や
崩壊確率の非常に小さい核種を測定する場合、多数の核反応生成物から目的とする核種を分離する必要がある。本研究では、原研タンデム加速器に付設されたオンライン同位体分離装置を用いて短寿命のAm,Cm同位体を分離し、
及び
線核分光を行った。
Amの原子核質量を決定し、予測値より100-200keV小さいことを明らかにした。またされらの
崩壊は主
遷移であることがわかった。
AmのEC崩壊
線核分光により、
Amの基底状態と核異性体準位の陽子中性子配位を決定し、娘核の励起準位の性質を明らかにした。
岩本 昭; 吉田 忠; 竹内 末広
JAERI-Conf 99-013, p.234 - 0, 2000/01
昭和57年に設置された原研タンデム加速器は、原研のみならず多くの大学、国立研究機関に協力研究等により利用されてきた。平成5年にはタンデムブースターが完成し、豊富なイオン種とともに、重イオンを利用した研究が多くの成果を上げてきた。平成10年度から組織変更に伴い、物質科学研究部に配属されたことを機に、原子核と固体物性関連研究を含めた合同研究会を開催することとした。この研究会を通し、両分野の研究の新展開を図るとともに、新分野の研究立ち上げのきっかけを作れればと期待している。本研究会は、6つのテーマに沿った発表を2日間に渡り開催し、同時にポスターによる詳細な議論をするべく、水戸の会場を借り実施し、延べ180名の参加を得た研究会の報告集である。
早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 御手洗 志郎*; 清水 良文*; 大坪 慎一*; 静間 俊行; et al.
AIP Conference Proceedings 495, p.235 - 236, 1999/12
Gdの高励起状態を作り、
Gdから放出される
線を測定することによって、核構造研究を行った。
Cビームを原研タンデムで加速し、
Ndの金属ターゲットに照射することによって、(
C,
3n)反応により
Gdの高励起状態を作り出した。GEMINIを用いて
線の多重測定を行った。3/2
バンドについては25hのスピンを持つ高励起状態まで初めて観測した。さらに未知の回転バンドを発見した。クランキングシェルモデルと改良したTACモデルで計算を用い、TACでよりよく説明できる。このことは、変形した
Gd原子核が、回転が上がるにつれ、回転軸方向を変える現象があることを示した。
早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 御手洗 志郎*; 清水 良文*; 大坪 慎一*; 静間 俊行; et al.
Nuclear Physics A, 657(1), p.3 - 18, 1999/00
被引用回数:19 パーセンタイル:69.94(Physics, Nuclear)Gdの高励起状態を作り、
Gdから放出される
線を測定することによって、核構造研究を行った。
Cビームを原研タンデムで加速し、
Ndの金属ターゲットに照射することによって、(
C,
3n)反応により
Gdの高励起状態を作り出した。
Gdは中性子数が比較的多いために、このような核反応によって生成する断面積は小さい。そのために、Si-ballを用いた。GEMINIを用いて
線の多重測定を行った。
Gdの回転バンドを3個同定した。3/2
バンドについては高励起状態(25h)まで初めて観測できた。さらに未知の回転状態を発見した。これらの回転状態について、クランキングシェルモデルとTilted Axis Cranking modelで計算を行い、原子核の回転速度が上がるにつれ、回転軸方向が変わる現象があることを示した。