検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

高圧力下におけるLaD$$_2$$の相分離と1重水素化物の形成

Pressure induced phase separation of LaD$$_2$$ and formatiom of monodeuteride LaD

町田 晃彦; 本田 充紀*; 服部 高典   ; 佐野 亜沙美   ; 綿貫 徹; 片山 芳則; 青木 勝敏; 有馬 寛*; 小松 一生*; 大下 英敏*; 大友 季哉*; Kim, D. Y.*

Machida, Akihiko; Honda, Mitsunori*; Hattori, Takanori; Sano, Asami; Watanuki, Tetsu; Katayama, Yoshinori; Aoki, Katsutoshi; Arima, Hiroshi*; Komatsu, Kazuki*; Oshita, Hidetoshi*; Otomo, Toshiya*; Kim, D. Y.*

希土類金属水素化物は2水素化物と3水素化物という化学量論比組成が存在することが知られている。2水素化物は金属的であり3水素化物になると絶縁体になるため、格子間に侵入した水素が構造や電子状態(物性)の変化を誘起すると考えられており、占有サイトの違いによる水素-金属結合状態の変化が顕著に現れると期待される。われわれは典型的な物質であるランタン2水素化物において高圧下放射光X線回折実験を実施し、圧力印加による格子圧縮によりユニットセル体積が約17%異なる二相に相分離を起こすことを観測した。この二相は水素量の異なる相であると推測され、圧力によってサイト間の水素の移動が生じたことになる。特に低濃度相についてはその水素占有サイトや占有率が不明であったが、われわれはランタン2重水素化物において高圧下中性子回折実験を実施した結果、これまでにないNaCl型ランタン1重水素化物LaDが形成されることを明らかにした。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.