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報告書

「新たな照射試験炉の建設に向けたワークショップ」報告集; 2020年12月22日$$sim$$23日、東京都,千代田区

材料試験炉部

JAEA-Review 2021-064, 201 Pages, 2022/03

JAEA-Review-2021-064.pdf:22.0MB

JMTR後継としての新たな照射試験炉の建設に向けた検討を進めることを目的とした「JMTR後継炉検討委員会」において、公開の場で広く照射試験への理解を促すとともに、利用ニーズの意見聴取等を目的としたワークショップの開催が提案された。また、ワークショップについては、新たな照射試験炉の在り方等に関する意見交換の場として定期的に開催すること、議論の場を国内に限定せずに開催することも検討するよう提案された。これらの提案を受け、新たな照射試験炉の建設に向けたワークショップを開催した。本ワークショップでは、新たな照射試験炉に対する利用ニーズの明確化を目的とし、軽水炉安全性向上、新型炉・次世代炉開発等の原子力研究開発、材料基礎研究等の科学技術・学術研究、RI製造等の産業利用等に関して、産業界、学術界におけるステークホルダーによる講演とともに、新たな照射試験炉に求められる利用ニーズ、国内における今後の照射機能の在り方、施設運営・供用の在り方等について、パネルディスカッションによる自由な議論が行われた。本報告集は、これらの発表資料等をとりまとめたものである。

報告書

JMTR運転管理活動報告; 2010年度

材料試験炉部

JAEA-Review 2011-054, 30 Pages, 2012/03

JAEA-Review-2011-054.pdf:2.25MB

2007年度から2010年度までの予定でJMTR(Japan Materials Testing Reactor)の一部更新を進め、予定通り更新工事を終了した。原子炉の運転管理では、施設定期検査の受検、施設定期自主検査等の安全を確保するための保守管理、原子炉施設の一部更新を行った。燃料の管理においては、2011年度からのJMTRの再稼働に向けて燃料の製作を行っており、受け入れは、2011年4月の予定である。照射設備の運転管理では、照射施設の施設定期自主検査及び定期点検、照射設備の整備及び一部更新を行った。ホットラボでは、ホットラボ施設の施設定期自主検査、JMTRで照射された材料試料の照射後試験等を行った。放射線管理に関しては、本体施設,照射施設及びホットラボ施設において、保安規定に定める線量限度を十分に下回り、安全に作業を行うことができた。また、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による設備,機器等への被害の状況について調査,確認等を行った。本報告は、2010年度に行ったこれらの活動についてまとめたものである。

報告書

JMTR運転管理活動報告; 2009年度

原子炉施設管理部

JAEA-Review 2010-052, 34 Pages, 2010/11

JAEA-Review-2010-052.pdf:1.84MB

JMTR(Japan Materials Testing Reactor)は、2007年度から2010年度までの予定で改修を行っており、2009年度は、利用運転を行わなかった。原子炉の運転管理では、施設定期検査の受検、施設定期自主検査等の安全を確保するための保守管理,原子炉施設の一部更新を行った。燃料の管理においては、2011年度からの再稼働に向けて燃料の製作を開始した。また、米国DOEとの国際協定に基づいて使用済燃料の対米輸送を行った。照射設備の運転管理では、照射施設の施設定期自主検査及び定期点検,照射設備の整備及び一部更新を行った。ホットラボでは、JMTRで照射された材料試料,燃料試料の照射後試験等を行った。放射線管理に関しては、本体施設,照射施設及びホットラボ施設において、保安規定に定める線量限度を十分に下回り、安全に作業を行うことができた。本報告は、2009年度に行ったこれらの活動についてまとめたものである。

報告書

JMTR運転管理活動報告; 2008年度

原子炉施設管理部

JAEA-Review 2009-019, 30 Pages, 2009/09

JAEA-Review-2009-019.pdf:6.51MB

2008年度は、JMTR(Japan Materials Testing Reactor)改修により停止中のため利用運転は行わなかった。原子炉の運転管理では、施設定期検査の受検,施設定期自主検査等、安全を確保するための保守管理を行った。照射設備の運転管理では、照射施設の施設定期自主検査及び定期点検を行った。ホットラボでは、JMTRで照射された材料試料,燃料試料の照射後試験等を行った。また、施設の保守管理のため施設定期自主検査,建家の補修等を行った。本報告は、2008年度に行ったこれらの活動についてまとめたものである。

報告書

JMTR運転管理活動報告; 2007年度

原子炉施設管理部

JAEA-Review 2008-079, 27 Pages, 2009/03

JAEA-Review-2008-079.pdf:3.09MB

2007年度は、JMTR(Japan Materials Testing Reactor)改修により停止中のため利用運転は行わなかった。原子炉の運転管理では、施設定期検査の受検,施設定期自主検査等、安全を確保するための保守管理を行った。照射設備の運転管理では、照射施設の施設定期自主検査及び定期点検を行った。ホットラボでは、JMTRで照射された試料の照射後試験,RIの搬出等を行った。また、施設の保守管理のため施設定期自主検査等を行った。本報告は、2007年度に行ったこれらの活動についてまとめたものである。

報告書

材料試験炉の活動報告; 2006年度

原子炉施設管理部

JAEA-Review 2008-006, 41 Pages, 2008/03

JAEA-Review-2008-006.pdf:3.35MB

2006年度は、第162サイクルから第165サイクルまでの計3サイクルの利用運転を行い、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,核融合炉ブランケットの開発研究,材料基礎研究,放射性同位元素(RI)の製造・開発等を目的とした照射試験及び照射後試験を実施した。原子炉の運転は、当初計画とおり165サイクルをもっていったん停止し、JMTR改修に向けての準備,施設保全,維持管理が開始された。

報告書

材料試験炉,運転と技術開発 No.20; 2005年度

材料試験炉部

JAEA-Review 2006-035, 60 Pages, 2006/12

JAEA-Review-2006-035.pdf:5.82MB

2005年度(平成17年度)は、第158サイクルから第162サイクルまでの計5サイクルの利用運転を行い、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,核融合炉ブランケットの開発研究,材料基礎研究,放射性同位元素(RI)の製造・開発等を目的とした照射試験及び照射後試験を実施した。第160サイクルに発生した商用電源の停電及び施設定期検査において生じた検査前条件の不備に絡んだ施設定期検査期間の延長により、計画に対して少ない運転実績となった。

報告書

Proceedings of 2005 JAEA-KAERI Joint Seminar on Advanced Irradiation and PIE Technologies

材料試験炉部; 技術開発部

JAEA-Conf 2006-003, 367 Pages, 2006/05

JAEA-Conf-2006-003.pdf:50.6MB

材料試験炉部及び技術開発部は、原子力機構と韓国原子力研究所が結んでいる原子力の平和利用分野における研究協力実施取決めに基づき、大洗研究開発センターにおいて照射試験・照射後試験技術に関する日韓セミナーを2005年11月16日$$sim$$18日に開催した。会議では、原子力機構と韓国原子力研究所のほか、日本の東北大学金属材料研究所,日本核燃料開発(NFD)及びニュークリア・デベロップメント(NDC),韓国の漢陽工科大学,忠南大学及び慶熙大学等から総勢100余名の参加者を得て、照射試験及び照射後試験の現状と将来展望、照射試験及び照射後試験にかかわる技術開発、照射試験データ及び照射後試験データの評価・解析に関する計35件の講演があり、HANAROにおける計装付照射キャプセルの開発,日韓両国の照射後試験施設における試験や技術開発の現状,軽水炉構造材料のIASCC研究のためのJMTR照射キャプセルの開発、高燃焼度燃料の安全性研究にかかわる照射試験・照射後試験技術の開発,常陽の利用計画等、最新の研究や技術開発に関する報告が行われた。今回のセミナーは、照射技術と照射後試験技術の両分野に関して初めて合同で開催したものであり、最新の技術開発とその展望について活発な討論を進めるとともに、両国の参加者が友好的な関係を深める良い機会となった。

報告書

材料試験炉,運転と技術開発 No.19; 2004年度

材料試験炉部

JAEA-Review 2006-001, 63 Pages, 2006/02

JAEA-Review-2006-001.pdf:6.32MB

2004年度(平成16年度)は、第152サイクルから第158サイクルまでの計7サイクルの利用運転を行い、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,核融合炉ブランケットの開発研究,材料基礎研究,放射性同位元素(RI)の製造・開発等を目的とした照射試験及び照射後試験を実施した。また、サイクル間作業を合理的に効率よく実施し、JMTR運転開始後、これまでの年間最大運転日数である181日運転を達成した。第155サイクルには、特性試験中のバイパスキー誤操作による自動停止があり、再発防止対策を講じた後運転を再開した。施設の保守・安全管理に関しては、原子炉施設にかかわる定期評価を実施し、今後10年間の長期保全計画を策定した。また、核物質防護の強化にかかわる施設整備を実施し、米国より新燃料を搬入した。照射技術の開発に関しては、IASCC照射下試験のための種々の装置を整備して照射済試験片を用いた照射下試験を開始するとともに、IASCC照射環境下における電気化学的腐食電位測定及び水質評価モデルの検討等を進めた。照射後試験技術の開発に関しては、照射済試料を用いたIASCCき裂進展試験データを採取した。このほか、照射試験及び照射後試験技術の開発に関する韓国原子力研究所(KAERI)との研究協力,ジュールホロビッツ炉に関するフランス原子力庁(CEA)との情報交換を実施した。

報告書

材料試験炉,運転と技術開発 No.18; 2003年度

材料試験炉部

JAERI-Review 2004-029, 100 Pages, 2005/01

JAERI-Review-2004-029.pdf:19.03MB

2003年度(平成15年度)は、第148サイクルから第152サイクルまでの計5サイクルの利用運転を行った。この間、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,核融合炉ブランケットの開発研究,材料基礎研究,放射性同位元素(RI)の製造・開発等を目的とした照射試験及び照射後試験を実施した。今年度、照射実験設備の故障,中性子検出器の故障によりそれぞれ原子炉の計画外停止があり、復旧及び再発防止のための対策等を講じた。照射技術の開発では、原研・原電の共同研究で進めているIASCC照射下試験(照射中にIASCCを再現)の実施に向け、炉外装置の設置及びモックアップキャプセルを使用した試験等を行うとともに、試験時の腐食電位測定のための水質評価モデルの検討等を行った。核融合炉ブランケットに関する研究では、高温で使用可能なトリチウム増殖材料,耐放射線性小型モータの開発等を行った。このほか、国際研究協力協定に基づき、照射試験,照射後試験技術の開発に関する韓国原子力研究所(KAERI)との研究協力,核融合炉ブランケット開発に関するIEA(国際エネルギー機関)国際協力等を実施した。また、所内にJMTR将来計画検討委員会を設置し、大学,産業界,研究機関からの有識者,専門家の参加を得て、JMTRの今後の計画について検討を行った。

報告書

材料試験炉,運転と技術開発 No.17; 2002年度

材料試験炉部

JAERI-Review 2003-041, 89 Pages, 2004/01

JAERI-Review-2003-041.pdf:6.32MB

2002年度(平成14年度)は、第145サイクルから第147サイクルのJMTR(材料試験炉)共同利用運転を行い、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,核融合炉ブランケットの開発研究,材料基礎研究,放射性同位元素(RI)の製造・開発等を目的とした照射試験を実施した。制御棒駆動機構の誤信号発生,一次冷却水漏れにより2度の計画外停止があり、それぞれ復旧及び再発防止のための点検,運転手引や関連設備の改良等を行った。また、炉内構造物であるベリリウム枠の更新等を実施した。JMTRの照射利用に関する技術開発に関しては、中性子及び$$gamma$$線による加熱率の評価方法に関する検討,IASCC照射試験に関する照射温度評価・制御技術の開発を行うとともに、照射後IASCC試験技術の開発を進め、照射下-照射後試験の比較ができる見通しを得た。核融合炉ブランケットに関する研究では、トリチウム増殖材微小球製造のための新規な湿式製造法基本プロセスの確立,部分モジュールインパイル機能試験のための技術開発等を行った。以上のほか、日韓研究協力協定のもとに、照射技術及び照射後試験技術についてそれぞれ韓国原子力研究所(KAERI)と共同セミナーを開催した。本報告書は、これら2002年度のJMTR運転,関連する技術開発等についてまとめたものである。

報告書

「先進原子力機能材料(ベリリウム金属間化合物)に関する研究会」講演資料集

大洗研究所材料試験炉部

JAERI-Review 2003-026, 163 Pages, 2003/09

JAERI-Review-2003-026.pdf:16.05MB

本報告書は、日本原子力研究所主催の「先進原子力機能材料(ベリリウム金属間化合物)に関する研究会」の講演要旨及び講演で使用された発表資料を収録したものである。本研究会は、2003年3月17日に東京の丸の内ビルディングにおいて、金属工学及び核融合炉材料開発に携わる日本の産学官の研究者20名の出席のもとに開催された。ベリリウム金属間化合物は、既存材料であるベリリウム金属が高温・高中性子照射を余儀なくされる発電用核融合炉に使用した場合に課題となる、水蒸気との反応性,トリチウムインベントリ及びスエリングを改善するために原研が開発してきた先進材料である。本研究会は、研究成果や共同研究の可能性等についての議論を通じて、ベリリウム金属間化合物に関する研究の促進を図ることを目的として開催された。本研究会では、ベリリウム金属間化合物(Be$$_{12}$$Ti)を用いた研究成果に関する9件の講演と、「ベリリウム金属間化合物の製造に関する研究」及び「ベリリウム金属間化合物の特性評価と全日本的取組み」と題した2件の総合討論が行われた。本研究会における発表と議論により、ベリリウム金属間化合物の先進原子力機能材料としての有効性が明らかになるとともに、製造技術,材料特性などに関する検討課題が明らかになった。

報告書

材料試験炉,運転と技術開発 No.16; 2001年度

材料試験炉部

JAERI-Review 2003-009, 96 Pages, 2003/03

JAERI-Review-2003-009.pdf:10.93MB

大洗研究所のJMTRは、2001年度(平成13年度)は第139サイクルから第144サイクル(但し、第140サイクルは手動停止により運転中止、第142サイクルは自動停止のため途中で運転打切り)の利用運転を行い、延べ105本のキャプセルと59本の水力ラビットの照射試験、及び各種の照射後試験を実施した。照射試験の目的は、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,軽水炉圧力容器鋼材の照射脆化に関する研究,核融合炉材料の開発研究,RIの製造及び製造技術、等に関するものである。JMTRの照射利用に関する技術開発に関しては、IASCC照射試験のための高度材料環境照射装置の設置と性能試験を行い、また、ホットラボにおいては、照射後試料のIASCC進展試験装置の開発、設置等を行った。また、核融合炉ブランケットに関する照射開発研究に関しては、$$^{6}$$Liのリサイクルに適したトリチウム増殖材微小球製造技術の開発,Be金属間化合物の特性評価、等を行った。本報告書は、これら2001年度のJMTRにおける研究・業務活動をまとめたものである。

報告書

材料試験炉,運転と技術開発 No.15; 2000年度

材料試験炉部

JAERI-Review 2002-001, 86 Pages, 2002/02

JAERI-Review-2002-001.pdf:7.18MB

大洗研究所のJMTRは、2000年度(平成12年度)は第133サイクルから第138サイクルの計6サイクル(ただし、132サイクルは計画外停止により運転中止のため、計130日)の利用運転を行い、延べ132本のキャプセルと79本の水力ラビットの照射試験、照射後試験を実施した。照射試験の目的は、軽水炉炉内構造物の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の研究,アクチノイド水素化物燃料の開発研究,核融合炉材料の開発研究,RIの製造及び製造技術等に関するものである。JMTRの照射利用に関する技術開発に関しては、IASCC照射試験のための高度材料環境照射装置の開発・整備,原子炉圧力容器サーベランス試験片再生技術の開発のための中性子照射量均一照射キャプセルの開発,キャプセル照射温度自動制御装置の整備等を行った。また、核融合炉ブランケットに関する照射開発研究に関しては、トリチウム増殖材微小球充填材からのトリチウムの生成・回収特性評価、ITER工学研究のための照射及び照射後試験等を行った。本報告書は、これら2000年度のJMTRにおける研究・業務活動をまとめたものである。

報告書

中性子照射利用セミナー; 2000年3月9日,東海

大洗研究所材料試験炉部; 東海研究所研究炉部; 東海研究所ホット試験室

JAERI-Conf 2001-018, 109 Pages, 2002/01

JAERI-Conf-2001-018.pdf:13.67MB

原研では、所有する研究施設を所内のみでなく所外の研究者にも利用できるよう開放している。種々の利用分野のうち、JMTR,JRR-3,JRR-4の炉内中性子を利用した照射試験や中性子放射化分析,及びホットラボ等での照射後試験については、平成11年度より設置された原研施設利用協議会の下の「炉内中性子照射専門部会」において、利用方法,利用技術,施設整備等の検討を行うこととなった。そこで、本専門部会の活動の一環として、2000年3月9日に日本原子力研究所・東海研究所(先端交流棟大会議室)において「中性子照射利用セミナー」を開催した。発表は各研究分野からのトピックスとして、軽水炉材料,核融合材料,高温材料等の最近の炉内照射試験,及び放射化分析,照射後試験についての最近の研究が紹介された。本セミナーでは研究者相互の情報交換と同時に、施設利用技術に関しても利用者の多くの意見が聞かれたことは原研での技術開発に対するフィードバックの点で極めて有意義であった。本報告書は、セミナーにおける各発表概要と使用されたOHPスライドのコピーを収録したものである。

報告書

材料試験炉-運転と技術開発No.14; 1999年度

材料試験炉部

JAERI-Review 2001-009, 80 Pages, 2001/03

JAERI-Review-2001-009.pdf:5.5MB

1999年(平成11年)度に、JMTRは、第128から第132サイクル計5サイクルの利用運転を行い、延べ138本・サイクルのキャプセルと80本の水カラビットの照射試験,照射後試験を実施した。照射利用の目的は、BWR高燃焼度燃料の出力急昇試験,軽水炉炉内構造材の照射誘起応力腐食割れ研究,アクチノイド水素化物燃料の開発研究,核融合炉材料の開発研究,RI製造及び製造技術開発等であった。また、技術開発として、IASCC照射試験のための高度材料環境照射装置の開発,遠隔操作型高温疲労試験装置の開発,トリチウム増殖材微小球充填体の照射下でのトリチウム生成・回収特性の測定試験等を実施した。本報告書は、これらの研究・業務活動をまとめたものである。

報告書

材料試験炉-運転と技術開発No.13; 1998年度

材料試験炉部

JAERI-Review 2000-007, p.94 - 0, 2000/05

JAERI-Review-2000-007.pdf:4.32MB

1998年度は、5サイクル(約130日)の利用運転を行い、BWR燃料の出力急昇試験、軽水炉炉内構造材の照射誘起応力腐食割れ試験研究のほか、基礎研究及びRI製造等を目的として、延べ134本・サイクルのキャプセルと107本の水力ラビットの照射と照射後試験を行った。技術開発に関しては、炉内$$gamma$$線分布評価、酸素ポテンシャルセンサ、軽水炉環境照射装置、アクチノイド水素化物照射キャプセル、パルス照射のための回転キャプセル、キャプセル温度制御の自動化、微小試験片照射後試験技術、き裂進展長さ測定技術、非破壊的照射脆化診断法の開発を進めた。また、JMTRの稼働率向上のための炉心変更の検討を行った。核融合炉ブランケットに関する研究開発では、トリチウム増殖材と中性子増倍材開発、トリチウム生成・回収特性、プラズマ対向機器熱負荷試験、照射済み構造材の再溶接性試験等を進めた。

報告書

Proceedings of the 3rd JAERI-KAERI Joint Seminar on Post Irradiation Examination Technology; March 25-26, 1999, JAERI Oarai, Japan

材料試験炉部

JAERI-Conf 99-009, p.393 - 0, 1999/09

JAERI-Conf-99-009.pdf:36.22MB

原研材料試験炉部は、韓国原研核燃料サイクル研究試験チームと、原子力の平和利用分野における研究協力実施取り決め(計画3照射後試験技術の開発)に基づき、照射後試験に関連する情報交換を実施してきた。これらの成果のとりまとめとして第3回日韓セミナーを1999年3月25日から2日間、大洗研で開催した。会議には、原研、韓国原研のほか、漢陽大、JNC、東北大金研施設、NFD、NDC等、総勢84名の参加者を得て、照射後試験の現状と将来計画、照射後試験技術、照射後試験データの評価等に関する計33件の講演があり、高速実験炉用燃料棒の再組立法開発、韓国商用炉破損燃料の原因推定等、最新の報告がなされた。また、次世代の照射後試験に対するナノレベルPIE技術、試験空間や利用に関する柔軟性の確保、さらに施設間の相互協力と国際協力の重要性も指摘された。

報告書

Proceedings of the 6th Asian Symposium on Research Reactors; March 29 - 31, 1999, Sanno-maru Hotel, Mito, Japan

材料試験炉部

JAERI-Conf 99-006, 434 Pages, 1999/08

JAERI-Conf-99-006.pdf:24.28MB

第6回研究炉に関するアジアシンポジウム(ASRR-VI)が、1999年3月29日~31日まで、水戸市の三の丸ホテルで開催された。この会議は、16のセッションとパネル討論で構成され、各国の試験研究炉の現状と計画、運転経験、燃料管理、原子炉の改造、照射設備、照射研究、炉特性評価、計測技術及び中性子ビーム利用について合計58件の論文が発表され、「試験・研究炉利用の新しい動向」についてパネル討論が行われた。発表者は計183人(国外33人、国内150人)、参加者の国別では、中国、韓国、インドネシア、タイ、バングラデシュ、ベトナム、台湾、ベルギー、フランス、米国及び日本であった。また、国際原子力機関(IAEA)からの参加もあった。本論文集は、全発表論文及びパネル討論の記録を収録したものである。

報告書

材料試験炉-運転と技術開発,No.12; 1997年度

材料試験炉部

JAERI-Review 99-006, 79 Pages, 1999/03

JAERI-Review-99-006.pdf:3.72MB

1997年度は、軽水炉及び核融合炉の研究開発、燃料・材料の基礎研究及びRI生産等の照射利用のために120,121及び123サイクルの合計3サイクル運転を行った。照射利用の技術に関して、照射場評価として照射試料位置における中性子スペクトル評価精度を向上させるための開発を進めた。一方、照射技術に関しては照射試料の垂直移動、再照射、応力負荷が行える照射キャプセルの開発を行うとともに、要素技術としての燃料棒用酸素ポテンシャルセンサ等の開発を行った。照射後試験技術に関して、交流電位差法を用いたき裂長さ測定技術及び遠隔操作による微小試験片加工技術の開発を行った。核融合開発に関しては、ブランケット照射挙動及び関連材料に関する照射研究を進めた。本報告書は、1997年度中にJMTRにおける運転、照射試験、技術開発の概要をまとめたものである。

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